日,暮らし

明日は明日の風が吹く。

雨の静かな午後

2009-06-10 | 日々の生活
結局,最終的には自分の考え方というか,取りようだとは思うのだけど,なんだかもう何もかも投げ捨てて,どこかへ行きたい気分に,たまになる。梅雨入りしたので,雨が降っているが,この雨で,畑に植えた(家庭菜園がちょぴっとある)オクラやズッキーニ(今年植えてみた)が喜んでいるだろうなぁ・・と思いつつ,しかし雨か・・と思う私がいる。

先日見たサラリーマンNEOで,奥さんが旦那さんに「それはあなたの常識でしょう」と詰め寄るところに,大きくうなずく私・・・。そうそう,何もかもそれは自分の常識。子どもが,○○ちゃんも持っているから欲しいというのと,でも,どこかで通じている気もする。何がって,常識の範囲を広げるという行為か。

ウェブの世界は,人の常識を確認する場所かもしれない。変な言い方だけど,20代の若者が40代の人間を見て思うことと,60代の人間を見て思うことと・・。で,また思うに,20代の若者は,自分が20年たつと40代になり,40年たつと60代になるんだという想像力は欠けているなと思うことはあるな。

まあ,空気を読んで,気を遣って世間を生きよと言っているわけではなくて,それが若いということだよなと,なま暖かく眺めている。我が身を省みても・・・だ

家族でも,気を遣って,温かく見守るだけがよいのではないだろう。最後,帰ってくる場所としての家族の存在があれば,時と場合によったら,そのくらいのことでくじけるなよ,と背中を押すことも大事だろうな。自分でも使ってしまいがちにはなるが,存在を受け止めて,気持ちを受け止めて,温かく見守る・・という言葉に,どこか嘘くささを感じてしまう今日この頃の私。かわいそうという言葉は,禁句だ。

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