たそがれ時にみつけたの～♪

　　　　　　　　　　＜実家の庭ではジャーマンアイリスが咲きました♪＞

　　　　　　　　　　　　　　　
おはようございます～。
いつもの三叉路で久々にご対面～のママ友達。
「うちはね～里帰りしてたのよ～。」
「うちはミュージカル観て来たわ～。」
みなさん、連休を楽しく過ごされたようで会話もはずむ朝である。

「で、ニーナさん家は？」

・・・・んん～どこにも行かなかったわ～。
でもね、ちょっとだけタイムスリップをしてきたの・・・。

　　　　　　　　　　　

私の実家の裏庭には
我が家が転勤で東京を離れるときに建てていった物置小屋がある。

この小屋には当面使いそうにないだろうと思って
引越しの際、置いていったものが眠っている。
かれこれ１３年。
東京にちょくちょく帰ってきていたにもかかわらず、
また、東京に帰ってきて３年も経つというのに、
この物置小屋だけはほとんど開けたことがなかった・・・。

草の生い茂る裏庭にひっそりとたたずむ物置小屋。
ホコリをかぶったその屋根には野良猫たちが集まり・・・・、
ドロドロドロロ～
おぉぉ～サスペンスちっくになってきたが、…なんてことはない。

あまりに何もしなかったこの連休。
この物置小屋の整理をしようと思い立ったのである。

　　　　　　　　　　　

オットと恐る恐る（まだ言ってる！）入り口を開ける。
薄暗い小屋の中には懐かしい文字が書かれた
ダンボールの箱やクリアボックスが１３年前と変わらない場所に
静々と置いてあった。

友人の結婚式の引き出物でいただいた食器類、
着そうで着ないと思った若かりしころの服、
これは当分読まないだろうと思って置いていった本、・・・・etc。

なんで置いていったんだろう～と思うものから
もうこれは古！というものまで、出てくる出てくる！
箱を開け、手にとるたびに１３年前の自分たちを思い出す私たちであった。

そんな中、びっくりするようなものが・・・。


＜ＲＥＭＹ　ＭＥＲＴＩＮ＞
「おぉぉ～こんなものが！」
「さらに１３年熟成されているぞ～！！」（←ココ大事）
たぶん、入れ物が入れ物なので、置いていったのであろう。
夫婦揃って、歓喜の雄叫びをあげてしまった。

そして、そして！


＜陸奥Ａ子のマンガ！＞

私はもう、うれしくてうれしくて！
「こんなところにあったのね～～！」
と、雄叫びならぬ、悲鳴をあげてしまった。

私たち世代に絶大な人気があった陸奥Ａ子のマンガ。

私にとってはオトメ心のバイブルみたいな存在で、
何度も何度も読んでは「恋に恋して」いた頃もあった。
これだけは捨てられない！と、
自ら嫁入り道具にしてしまったほど・・・・。

物置小屋の整理も片付いた黄昏時、
少しだけパラパラっとめくって読んでみる。

読んでてなんだかこっ恥ずかしい私。
でも読みながら１３年前を飛び越えて中学生の私に戻っていた。
あは

こんな休日もあっていいよね。

久々にタイムスリップした物置小屋でのひとときは
西日に照らされた裏庭の緑のように
なんだかとっても眩しい時間だった。



　　　　　　
　最近の陸奥Ａ子さんについてご存知ですか～？
　いつも応援ありがとうございます！よろしくお願いします。