もちつきうさぎ

ぺったんぺったん、もっちもち!
ハートのおもちつきでスマイル満開なエッセイブログ。

お弁当よもやま話

2007-06-15 | 母親ネタ
次男の幼稚園で広報の役員をやっていたことがある。
「幼稚園ママも楽しくすごそうよ!」という
スローガンのもと、新聞づくりに励んでいた。

そんなある日、新聞の目玉として
お弁当座談会」なるものを企画した。

参加者を募ったところ
お弁当歴10年以上のママさんから
今年からはじめました!という新米ママさん。
実にさまざまな人が集まり楽しい座談会となった。

2時間以上にもわたった座談会のテープを起こしてみると
「幼稚園児らしいかわいいお弁当」
「簡単にできるテクニック」などの
会話に終始していることに気づく。

さらによくよく起こしたものを読んでみると
「なんとか早く食べられるお弁当」
「子どもが喜んでくれるお弁当」
によせる切ない母心があちこちに・・・。

ただその方向性は・・・・だった。

早く食べてもらいたいがために、喜んでもらいたいがために、
・きらいなものは入れない
・かみやすく小さく刻む
・好きなものを多く入れる
・ゼリーなどで場所を埋める
・スプーンでたべるものにする・・・・etc。

いざ、編集の段になって疑問に感じはじめる私。
「この企画の主役は体裁のいいママなのか?」

そこで、園の先生にインタビューすることにした。

先生はこうおっしゃった。
「お弁当の時間は心身共に豊かな時間であってほしい
 と願っています。ぜひ、お母様方には
 子どもの成長を促す手間をかけ、不必要な手間はかけない工夫
 をお願いします。」

さすが!よくわかってらっしゃる!と思った。
まさに編集側のマトを得た答えが返ってきたのであった。

あらぬ方向にまとまりそうだった座談会の編集を
先生のお言葉がピシャリと締めてくださった。


今、中三になる長男のお弁当をつくっている私。
もちろん、おはしの使い方や好き嫌いは
ある程度卒業している中学生のお弁当である。
だけど、だからこそ、
いわゆる「見栄え」はほどほどに「のびざかりの栄養」を
考えてつくるよう心がけている。

先生、ありがとうございます。
今もそのお言葉は私のお弁当の中でいきています。

今日のナニヌネノビタ!弁当

・鶏のから揚げ
・卵焼き
・ひじきの煮物(ひじき、にんじん、油揚げ)
・ほうれん草とシラスの炒め物(ほうれん草、シラス、大葉)
・ピーマンとパプリカの炒め物(ピーマン、赤、黄パプリカ)
・ミニトマト
・黒ゴマと梅干ごはん




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Comments (2)
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