日本料理「宮本」ブログ

千葉市若葉区富田町で里山料理を提供する日本料理店「宮本」店主の日記

エノキこんにゃく、さつまいも、えびだんご

2011-09-27 22:11:28 | レシピ

エノキとこんにゃく、水菜、ニンジンの煮びたし。エノキ、こんにゃく、ニンジンを油でいためてだし汁をひたひ具材が半分くらい浸るくらいまで注ぎ、薄口醤油とみりん少々で味付け。煮汁が沸いてきたら水菜を入れてさっと加熱し、火を止めてなべ底を流水にあてて急冷します。具材から染みでた水分で煮汁がひたひたになるくらいがちょうどよいです。エノキからでるとろみが何ともいえない美味しいおかずになります。

こちらはさつまいものスダチ煮。下ゆでしたさつまいもを水、砂糖、塩で味付けして、一緒に皮をぐるっと剥いたスダチをいれてゆらゆらと煮含めます。冷蔵庫で一晩冷やしてスダチの酸味をさつまいもにしみこませます。レモンを使ったレシピは良くあるのですが、宮本では旬のスダチをぜいたくに使います。

お次はエビ団子。上品に言うとエビ真丈。エビのすり身(芝エビの殻をむいて作るのが一般的。ブラックタイガーでもいいです。)にすりおろしたヤマイモと片栗粉をつなぎにして、塩、砂糖少々で味付け。宮本では玉子は入れません。なぜかというと・・・なんででしょう?自分でもなぜこのレシピなのか良く分かりません。多分玉子に油を少しずつ入れながら作る、玉子の素を作るのがめんどうだからかな?普通料理屋さんではつなぎに玉子の素を使ったレシピで作るはずです。エビ真丈。だから手抜きレシピの宮本ではエビ団子。どっちが美味しいでしょうか?わかりません。人それぞれですから・・・