日本料理「宮本」ブログ

千葉市若葉区富田町で里山料理を提供する日本料理店「宮本」店主の日記

がんもどきを作ります。

2011-06-22 23:30:07 | レシピ

鍋に沸かした水のなかにめんどうふを入れ、くずして再び沸いたらざるにあけて水切りします。粗熱が取れたらミキサーで滑らかにします。

ボウルに移し、塩、砂糖、山芋をすり下ろしたもの、片栗粉を入れ、混ぜます。パン生地より少し柔らかいくらいが良いでしょう。味付けは控え目にします。

適当な大きさに切ったクッキングペーパーの上に良く冷やした豆腐生地(冷やした方が扱いやすい)を広げ、海老と薄皮まで剥いた空豆、茹でて皮をむいたジャガイモを包みます。

120度くらいの油にクッキングペーパーごと入れて、徐々に温度を上げる感じできつね色に揚げましょう。ペーパーは揚げてる途中で端っこを引っ張ると綺麗にはがれます。大根おろしと山葵を乗せて、出し、薄口醤油、味醂で少し甘めに汁を作り、上からかけて頂きます。揚げたてのがんもどきはとても美味しい物ですので是非チャレンジしてみて下さい。中の具は季節の物で何でも良いですが、豆や芋など穀物類が入ると美味しいと思います。

クッキングペーパーに包んで揚げる方法は、宮本のオリジナルなので人に教える際には、宮本のブログで見た。もしくは直接教わったと宣伝することも忘れずにお願いします。自分ではオリジナルと思っていても世の中は広い・・・似たような事をやっている人は沢山いると思いますが・・・

さて、今日も気になるセシウム情報ですが、千葉市のホームページを見ると・・・出てました検査結果。だけど6月19日にわずか3品目?しかもすでに流通してる野菜を検査?

本気で市内の子供たちをセシウムの内部被曝から守ろうという気があるんですか?今売られている野菜を検査するのはいいんですが、これから収穫する野菜は検査しなくて良いのでしょうか。お茶の例でもわかるように、野菜に対するセシウムの汚染は、均一ではない。ため込みやすい品目にある日突然ドカッと出てきます。

千葉市は生産者を守るためにも、収穫前の畑に行って検査品目を選ぶ必要があります。キャベツや小松菜を調べている場合ではないでしょう。これから収穫を迎えるジャガイモや、露地物のトマト、ナス、胡瓜、はぐら瓜、西瓜、トウモロコシなどを重点的に毎日20品目くらいは調べるべきです。収穫はまだ先ですが、さつま芋、落花生、大豆、米についても、収穫前に5回は検査すべきでしょう。流通されてから出荷停止になればそれだけ生産者のダメージも大きい。収穫前にセシウムの汚染がわかればそれなりに対処できるはず。お役所得意の先送りではなく、ここは先手必勝で動いてもらいたいものです。

千葉県のホームページにも行って来ましたが、似たような物です。本気で消費者と生産者を守る気がありません。夏野菜についても検査してるみたいですが、ハウス物で一足早く流通しているものばかり。今畑で収穫を迎える野菜を調べてください。森田健作殿。多少のセシウムが出ても得意のパフォーマンスで、Tシャツ短パンで胡瓜かじって大丈夫!なんてやるんじゃないでしょうね・・・