SOHO@軽井沢

仕事の話はほとんど出てきませんが、軽井沢でSOHO生活してます。

月夜の積雪

2009年11月03日 22時28分54秒 | 日常
11/2夜、早くも初雪。
夜中、天窓から差し込む明かりで、雪がやんで月が出ているのに気がついた。



昼間のような写真になったが、満月の明かりだけで撮ったもの。



こんどは露出補正をかけて肉眼で見た感じに近づけてみた。



翌朝の同じ場所。



黄葉にかかる雪の美しいことよ。

庭の野菜たち

2009年10月01日 19時52分57秒 | 日常
秋も深まってきた9月の中旬。



秋晴れの日だった。

庭に植えたダイコンの種はここまで育ち



タマネギも芽が出てきた。



最初に植えたのは白菜の種だったが、これは



1ヶ月経っても全然大きくならず、むしろ日々小さくなっている感じ。
これはもうダメかな。
肥料食いと言われる白菜に肥料をやらなかったのが失敗か。
林を切り開いた場所なので、腐葉土の効果に期待して最初の野菜は肥料なしで行こうと思ったが、無理だったのだろうか。

ダイコンは旺盛に成長し、間引きして葉っぱをサラダにしたり、炒めたりして食べている。
その他、カブとホウレンソウを植えてみたりした。
収穫できるといいのだが。



自生しているマユミの実も赤く色づいてきた。
おいしそうな色だが、これは食べられない(のかな)。

『ゆっくり愉しむ奈良仏像巡りベストガイド』

2009年09月25日 19時45分28秒 | 日常


少し前に見本紙が届いてました。

アマゾンにも登録されたし、まもなく店頭にも並ぶと思います。
見かけたら立ち読みでもしてやってくださいませ。

これで物書き活動もひとくぎり。
と思っていたが、今月末に発売予定の某雑誌に京都の仏像案内について原稿を書いていたりする。



薪ストーブ慣らし焚き

2009年09月12日 16時19分57秒 | 日常
我が家の主暖房装置は薪ストーブだ。薪ストーブというのは案外デリケートなもので、最初はあまり温度を上げないよう注意しつつ火を入れ、慣らし焚きをする必要がある。
本当は家を建ててくれた師匠が来て、焚き方の指導をしてくれる予定だったのだが、お子さんが新型インフルエンザにかかったため、うつさないようにと延期になった。
しかし、寒い日が続くし、マニュアルを見てみると自分たちだけでもできそうな気がして、待ちきれず焚いてみることにした。

庭には家を建てるために伐採した木の小枝を大量に置いてもらってある。その小枝を我が薪ストーブ、ヨツールF400に入れ、丸めた新聞紙に火を付ける。小枝が盛大に炎を上げたところをみはからってニセアカシヤの薪を投入。しかし、やってみて薪はそう簡単に火が付かないことがよくわかった。付いたと思ってもしばらくすると消えてしまい、また付け直すということを繰り返し、どうにか最初の薪を燃やし尽くした。

日を改めて何度かやっているうちにコツがつかめてきた。
いまある薪は敷地に生えていたアカマツと山から持ってきたニセアカシヤだが、アカマツの方が圧倒的に火が付きやすい。最初に小さめのアカマツの薪を入れ、それに火が付いたらニセアカシヤを投入するのがいいようだ。

温度が上がってくると薪から上がる炎が青白くなってくる。あるとき、見ていると薪から上がっていた青い炎が一瞬消え、次の瞬間に炉の上部でゆらゆらとゆらめいたことがあった。
これがヨツールユーザの言うオーロラの炎か。

このヨツールF400はクリーンバーンという方式が採用されている。燃やした薪から出るガスには木に含まれるタールなどまだ燃える成分が含まれているが、それを炉の上部で燃焼(2次燃焼)させることによって、排気ガスをクリーンにし、燃焼効率を高めるというのがクリーンバーン式の仕組みだ。2次燃焼に必要な熱源は下で燃えている薪であり、炉の上部に2次燃焼のための部屋があればいいだけなので、構造はきわめてシンプルになるという特徴がある。
その炉の上部での2次燃焼が作り出すのが、オーロラの炎だ。(と理解しているが違ってたりして)

本格的な冬が楽しみだ。


写真はオーロラの炎ではありません。

BBQ

2009年09月08日 19時59分45秒 | 日常
アウトドア系とは縁遠い生き方をしていたが、自然の中に住むようになると、自分の中にある太古の遺伝子が息を吹き返してくるのか、外で火を使った調理をしたくなってくるらしい(笑)。



生の野菜をそのまま炭火で焼いて食べるというのは、好きではないので、スライスしたじゃがいもに挽肉を乗せ、チリペッパーをかけてアルミホイルで包んで焼いたのを作ってみた(ツレが)。なお、このレシピの出典は『アウトドアクッキング大事典』

隣では鮎を焼き、



鳥肉を網の上で焼いて、バルサミコ酢でからめたり(レシピは同じく『アウトドアクッキング大事典』



焼きそばを作り、
そして、最後のシメは焼きマシュマロ。



燃えるマシュマロ。。。

次はダッチオーブンに挑戦か。
しかし、わざわざ庭で鍋料理をする必要があるんだろうか。それなら室内のガスレンジで調理すればいいのでは、という気もするし。

黄色優位の庭?

2009年08月28日 20時32分42秒 | 日常


庭の真ん中には自生の待宵草(多分)が咲き



前の家から持ってきたピンクと黄色のバラのうち、以前は元気のなかった黄色い方がこちらに植え替えてからはすっかり元気になり、逆にピンクの方がしおれぎみな感じになった。

庭を飛び交うチョウチョウはモンキチョウばかりで、地面に降りたって可憐に尾を上下に振るセキレイはお腹の黄色いキセキレイ(かな?)しか見たことがない。

なぜか花もチョウチョウも鳥も黄色い。
黄色は黄色を呼ぶのか。
不思議だ。

筋肉系変身中?

2009年08月02日 17時34分09秒 | 日常
新居の主暖房は薪ストーブであるため、冬までに薪を用意しなければならない。最初の年だし、薪は買えばいいか、というくらいに考えていたのだが、それはなぜか師匠(家を建ててくれた建築士の人。田舎暮らしの極意を教えてくれる人でもあり、勝手に師匠と呼ばせてもらっている)が許してくれない。
師匠のチェンソーと斧を借り、実地でレクチャーしてもらい、その翌日にマイチェンソーとマイ斧を買った。チェンソーはシンダイワの38ccのもの。


写真は7月中旬に撮ったものだが、いまと全然違う。わずか半月でずいぶんと汚れるものだ。(笑)

まずは家を建てるために倒して、置いておいたアカマツを玉切りし、斧で割る。やる前は、こういう大変な作業は、正直言ってあまりやりたくないと思っていた。しかし、やってみるとこれが案外面白い。全身の力で薪を少しずつ作っていく作業がなんだか楽しいのだ。割りやすい木や割りにくい木の区別、どう斧を入れれば割りやすいかがだんだんわかってきた。
平日は仕事の合間にちょっとやる。仕事をしていても薪割りのことが気になってしかたがないくらいだ。


写真はアカマツの薪。

昨日は師匠のツテで間伐して置いてあったニセアカシヤの木をいただき、さらには別の知人の敷地で伐採した木をいただいてきた。特に冬に伐採したニセアカシヤは面白いくらいに簡単に割れる。ウチのアカマツは節だらけのひねくらた木が多く、こういうのは割るのに苦労するが、そんな苦労が嘘みたいにこちらは素直にパカッと割れる。先月から必死に割っていたアカマツと同じくらいの薪がわずか1日でできてしまった。
ニセアカシヤは図鑑で見るとハリエンジュの別名として載っている。北アメリカ原産で明治初期に渡来したとある。割った中身は黄色っぽく、独特のちょっと甘いにおいが特徴だ。

さて、次は軽トラックを買わないとな。。。

新生活始まる

2009年08月01日 18時54分11秒 | 日常
猛烈に忙しい日々を過ごしている間に、いつしか世間は夏になり、軽井沢を訪れる人も多くなってきた。皆、ぴかぴかに磨かれた車を走らせているが、我が車は泥だらけの汚れたままだ。
泥だらけなのは、軽井沢南方の山中にある引越し先の敷地が泥だらけだからだ。
家ブログは放置したままだが、7月頭にオフィス部分を移し、7月半ばに完全に引っ越した。

ここでは、この時期、夕方になるとひぐらしの合唱が聞こえてくる。
子供の頃は切なくて嫌いだったこの蝉の声も、今は妙に心に滲み入ってくる。
最近は、夕方になると仕事の手を休め、ねっ転がって、木々の背後に夜の帳が下りてくる外の景色を眺めながら、ひぐらしの声を聞くのが毎日の習慣となった。
仕事がどれだけせっぱ詰まっても、ここに来てからは、気持ちがすさむようなこともなくなった。人間、住む場所を選ぶことがどれだけ大切なことか、改めて思い知らされた今日この頃である。


奈良寺社探訪ベストガイド

2009年06月05日 20時19分49秒 | 日常
企画の段階からちょっと関わり、写真を提供し、さらには急遽、原稿書きも手伝うことになった『奈良寺社探訪ベストガイド』



先日、見本紙が届き、アマゾンでも販売が開始された。
アマゾンでは予約販売の段階から順位が付き、出足もそれなりに好調のようだ。
上野では阿修羅人気が沸騰し、来年は平城京遷都1300年祭と奈良が盛り上がっている中、いいタイミングで出たのではないだろうか。

表紙はちょっと三丁目の夕日チック。
なので、勝手に『三丁目の奈良本』と呼ばせてもらっている。
この表紙を本屋さんで見かけたら、ぜひ手に取ってみてください。
内容は奈良のお寺や神社、古墳やおみやげなどを紹介しています。もちろん、ひとやすみできるお店の紹介も。
奈良旅行のお供にお役に立てることと思います。

そして、1年半ほどかけてこつこつと進めている『ゆっくり愉しむ京都仏像巡りベストガイド』の奈良編もいよいよ大詰め。
あともうひと頑張りだ。

春の苦味

2009年05月13日 21時59分51秒 | 日常


謎の生物でも出てきやしないかとびくびくしながら、そらまめのサヤを割る。
中からふわふわっとした白い綿に包まれた豆が現れた。
綿の中で気持ちよさそうに寝ていたところをすまないと思ったが、
ぐつぐつに沸騰した湯でさっと塩ゆでし、あつあつのところを皮を剥いて食う。
この時期にしか味わえない、ほろ苦い春の味覚だ。
それにしても、生命力旺盛な春の野菜にはほろ苦い味が多いような気がする。
生命に苦が伴うのは必然だからか。