2011.9.11
同時多発テロからちょうど10年
東日本大震災からちょうど6か月
今日、友人と都内へでかけ、
通りかかりに、ユニセフ主催の東日本大震災に関する写真展が開催されており、
思わず足を止めて見入ってしまった。
写真を見ていて、あらためて甚大な震災であったことを強く思い知らされた。
一瞬にして、町が無くなり、愛しい人を失い・・・
自分事として想像すると、心がしめつけられ、涙が滲んできた。
原発で、自分の家があっても帰ることができない
なんて切ないことだろうか
被災地のこどもたち
これから成長していくにつれて心に負った傷は大丈夫だろうか
家族が行方不明となり、ひとりぼっちになった4歳の女の子が
「ままへ手紙を書く」と1文字1文字、1時間近くかけて手紙を書き、
そのまま疲れて寝てしまった・・・という写真を見て
泣けてきた
「ままへ。いきているといいね。おげんきですか」。
4歳・・・ってうちのねこたろうと同じ歳ではないか。
こんなに幼い子が、一瞬にして家族を失い独りになるって・・・
泣けてきた。
こうした子供たちの成長を見守っていかなければいけないよな~。
直接見守ることはできなくても、
例えば「あしなが基金」とか、今後の成長や教育を支える何かに
少しばかり協力することくらいしかできないけれど・・・
また、福島県の子供たちのスクリーニングが行われている写真の説明文に
「福島県では原発周辺の子ども約1150人のうち45%が甲状腺に被爆していたことが明らかになった」
とあって、胸がしめつけられた。
放射線被害のこれからの影響はどうなっていくのだろうか?
今後将来への不安、懸念。
特に、被災地の子供たちへの懸念。
忘れないで、遠くから見守ってあげないと・・・
3.11は終わっていないんだ
むしろ復興までのこれからが大事なんだ
忘れないで助け合うことが大事なんだ・・・
日常ボケしていた私の心に、再び強い意識として刻まれた。
遠くの方にこのように思って頂けるのは
とてもありがたく感謝します。
福島の子供たちは、『どうせ死ぬんでしょ』『がんになるんでしょ』などと口にするようになって来ました。
大人が外で遊ばないように良く手を洗うように
我が子を守りたい一心で皆言うのですが、子供も限界なんですよね。
どうかこの問題が風化することのないよう願うばかりです。
ましてや当事者である福島県民さんたちの切なさ、やるせなさといったらどうなんでしょう。
除染のことも含め、早く復興する手立てはないものか・・・
素人の私は、想いを馳せるだけで、実際には何もできずにいるのが現状です。
でもmapiさんの願うように、この問題を風化させないよう私も意識していこうと思います。
復興まで、長期化するかもしれませんが、支援の気持ちが途絶えることなく、ありたいです。