もやし農家悲鳴…値上げ可能性に「二郎どうなる?」
R25 3/23(木) 7:05配信
元々、モヤシは扱いやすいとかで我も我もと農家が増加した結果、今度も売るのに我も我もと安売り合戦した挙句の今日じゃないの?
「もやし生産者の窮状にご理解を!」という呼びかけからも、事態の深刻さがうかがえる ※この画像はサイトのスクリーンショットです(「もやし生産者協会」公式サイトより)
3月9日にもやし生産者協会が、もやし生産者の現実と経営環境の実態を告白した。15日にその内容が同協会HPで公開されると、もやしの値上げの可能性を示唆するような深刻さに、ネットは騒然となった。
協会によれば、もやしの小売価格は、2005年に比べて2017年1月時点で約10%下落したにもかかわらず、原料の緑豆価格は約3倍になっているという。もやし生産者は長年にわたり持ちこたえてきたが、もはや企業努力の限界を超えており、「健全な経営ができていない状況」にあるという。
実際、もやし業者の廃業が相次いでおり、2009年には全国で230社以上存在した業者が、現在は130社を切っている。協会はこうした深刻な状況に対して「このままでは日本の食卓から『もやし』が消えてしまうかもしれません」とコメント。また、協会理事長の林正二氏は日本農業新聞の取材にこたえ、小売業者に対して「度を超えた値下げ競争をやめ、せめて1袋40円で売ってほしい」と具体的な販売価格にまで言及している。
この値上げ示唆にTwitterでは、
「私はもやし一袋100円でも買いますよぉぉぉぉ」
「値上げ賛成!今までも安すぎると思うのよ…」
「もやしの値上げ賛成してあげましょうよ~私はいつも高い方を買っています」
と賛成する声が投稿されている。
一方で、
「二郎系ヤバない?野菜増せなくなっちゃう」
「二郎系ラーメンどうなっちゃうのさ?」
「もやしが値上げしたら二郎系はどうなってしまうのか」
「合わせて二郎系からも悲鳴が上がってそうですね」(原文ママ)
と、もやしとキャベツを増量できる「ヤサイマシマシ」などのトッピングが有名な「ラーメン二郎」を心配する人たちも。
低価格に裏付けられたもやしの増量サービス。もやしの値上げは、家庭の食卓だけでなく、ジロリアンにも影響しそうだ。