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ゲス川谷、19歳タレントと半同棲!一方ベッキーは“ヌード披露”で「新しい●を探そう」

2016-09-29 16:55:38 | 芸能・スポーツ
ゲス川谷、19歳タレントと半同棲!一方ベッキーは“ヌード披露”で「新しい●を探そう」


2016年9月29日 13時0分

恋愛jp

ベッキーさん(32)との不倫騒動でメディアを賑わした、「ゲスの極み乙女。」の川谷絵音さん(27)に新恋人がいることが発覚 しました。
お相手はタレントとして活躍する、ほのかりんさん(19)。
ティーン誌のモデルを経て、現在はNHK・Eテレの人気番組「Rの法則」でレギュラーを務めています。

2人は半同棲状態にあり、それぞれの所属事務所も交際を認めるコメントを発表。
しかし川谷さんといえば、今年5月に離婚が成立したばかり……。
まるで不倫騒動などなかったかのように過ごす彼の姿に、非難が集中しています。

出典:Becky ベッキー(becky_dayo)(Instagram)

●新恋人発覚の川谷。ゲスぶりは相変わらず……!

ベッキーさんとの不倫ですっかり“ゲス認定” された川谷さん。
しかし芸能活動への影響はベッキーさんに比べると少なく、むしろ楽曲の世界観をアピールするのに役立ったのでは?との指摘もあるほど。

私生活もダメージを受けている様子はうかがえず、9月24日には熱愛が報じられている女性を含めたグループで、1泊2日の温泉旅行を楽しむ など満喫している模様。

しかしネットでは、窮地に追いやられたベッキーさんをよそに、やりたい放題な状態の川谷さんをバッシングする声が相次いでいます。

『私全然関係ないけど何か腹立ってきた』

『売名行為なのか、本当に好きなのか。この女の子はベッキー事件を知らないのか?』

『ここまで節操なしだと、ベッキーも上手くそそのかされたのかと同情すら湧くわ』

『名も売れたし新しい彼女もできて川谷絵音は絶好調だな。まるでベッキーは踏み台にされたみたい』

『気持ち悪い……!なんでこの男モテるの?』

世間では川谷さんの女癖の悪さを批判する声が多数あがっています。
またベッキーさんに対する同情の気持ち をあらわす人や、売名行為では? とのコメントも。

●ベッキーは“背中ヌード”でイメージチェンジ!?

一方、騒動以後、休業に追い込まれたベッキーさんですが、29日発行の日本経済新聞朝刊にて“背中ヌード” を披露し、話題になっています。
今回、出版社・宝島社の企業広告モデルに起用されたベッキーさん。

上半身に何も身につけていない状態で撮影された写真が掲載され、「あたらしい服を、さがそう」というメッセージが添えられています。
またトレードマークのロングヘアをばっさりとカットし、以前よりボーイッシュな印象に……。

関係者は『メッセージに合った表情や動きを追求し、ベッキーさんとも相談を重ねて撮影をおこない、数あるカットの中からベストな1枚を選んでいます』と話し、ベッキーさんのありのままの姿をとらえたと言います。

芸能界への復帰は絶望的と言われ、米国に語学留学する との噂も飛び出しているベッキーさん。
そのような状況での“背中ヌード”披露にネットでは様々な声があがっています。

『あのいい子キャラのベッキー脱ぐなんて、不倫前は誰も思いもしなかったよね』

『失恋で髪切ったのね』

『もう何しても「馬鹿な女」にしか見えないね。どうしても芸能界にいたいなら矢口真里みたいに開き直って嫌われながら被害者の気持ち考えずに暴露キャラでいくしかないね』

『あたらしい服を、探そう……。あたらしい男を、探そうの間違いであることを謹んで訂正してくれ』

『そこまでして芸能界にしがみつきたいんだ。そのうち坂口杏里みたいにセクシー女優デビューするかもね』

不倫騒動以前には想像もしなかった姿に、驚きを隠せない模様。
広告のキャッチコピーを用いて、『あたらしい男を、探そう』 と揶揄するコメントも……。
なかには芸能界での居場所を取り戻すために、そのうちセクシー女優デビューする可能性がある との声もありました。

高畑淳子、主演舞台初日は大成功! 息子・裕太の強姦致傷容疑逮捕でも大損害を免れたワケ

2016-09-29 16:53:31 | 芸能・スポーツ
高畑淳子、主演舞台初日は大成功! 息子・裕太の強姦致傷容疑逮捕でも大損害を免れたワケ


2016年9月29日 11時0分

日刊サイゾー


 8月23日に強姦致傷容疑で逮捕されたが、9月9日に不起訴処分となった高畑裕太の母で女優・高畑淳子主演の舞台『雪まろげ』が24日、東京・北千住のシアター1010で開幕した。

 各スポーツ紙などによると、昼公演は満席、夜公演もほぼ満席。どちらの公演でも、カーテンコールではスタンディングオベーションが巻き起こり、高畑は「ありがとうございました」と涙ながらにあいさつ。客席からは「頑張れ!」などと、高畑に対する歓声が飛んだという。

「主催者である東宝は、マスコミ用の客席を用意し、事前に撮影した舞台写真も提供。そのため、各マスコミは『女優魂を見せた』など、おおむね好意的な報道だった 。事件のおかげで、高畑や共演者はまったくプロモーション活動を行えなかったが、この報道が絶大なプロモーションになり、12月初めの地方公演まで各地の公演は満席になりそうだというから、予定通り公演を行って大成功だった」(演劇関係者)

 示談の内幕を報じた「週刊文春」(文藝春秋)によると、被害者の女性は裕太が行為を終えた後、元暴力団関係者の知人男性に相談。この男性が介入し、警察に通報した。裕太を逮捕させた上で、前面に立って示談交渉を進め、示談金1,500万円で告訴を取り下げたというが、水面下での高畑の対応が功を奏し、予定通り舞台を行うことができたというのだ。

「被害者の知人男性は、まず高畑の事務所に示談を求めて猛烈なプレッシャーをかけたという。そこで、高畑サイドは、ロス疑惑で三浦和義さん(故人)を無罪にするなど、らつ腕の弘中惇一郎弁護士の事務所に一任。焦った男性は、かなり高額を吹っかけたようだが、弁護士事務所が粘り強く交渉した結果、1,500万円で落ち着いたようだ。裕太逮捕から3日後、8月26日の会見で高畑は『被害者とされる方』『舞台に立つことが贖罪』などと発言し、示談中であることを暗ににおわせた。東宝も、高畑の事務所から示談で収まりそうなことを聞き、舞台上演にゴーサイン。裕太の仕事の賠償金も発生したが、もし、舞台が中止になろうものなら、高畑は億単位の賠償金を支払うハメになっていただろう」(週刊誌記者)

 裕太の不祥事による高すぎる“授業料”を支払った高畑だが、対応を間違わなかったことで大損害で免れたようだ。

ヤフー導入検討 「週休3日制」で会社員は幸せになれるか

2016-09-29 16:52:21 | ニュースまとめ・総合
ヤフー導入検討 「週休3日制」で会社員は幸せになれるか



2016年9月29日 10時26分

日刊ゲンダイDIGITAL
 IT大手のヤフーが週休3日制の導入を検討していることが明らかになった。対象は5800人の全社員。実現すれば、恐らく日本の大手企業で初めてのケースとなる。

 それだけに、「土日以外に何曜日が休みになるのか」「休みが増えた分だけ給料が減らされるのではないか」「就業日の残業が増えてしまうのではないか」などといった疑問が浮かぶ。

 それに対して同社は、「今はまだ、社長の宮坂が社員の前で導入の検討を話した段階。詳細は決まっておりません」(広報室)と言うばかり。ただし、今回の話は、より社員が働きやすくなるようにと考えられてのことで、「社員に不利益になる制度にはならないでしょう」(同)とのこと。それを知っているからなのか、社内はおおむね歓迎ムードらしい。

 一橋大特任教授の西山昭彦氏(経営学)も、「週休3日はドイツなどでは珍しくありません。ワークライフバランスを重視して多様な働き方を認めようという社会の流れの中で、大手企業が特化した事例に取り組むのは、実験であってもいいこと」と指摘する。

 もっとも、どんな制度にもプラスとマイナスの両面があるものだ。

 たとえば、映画館、美術館、博物館、スポーツジムなどを頻繁に利用しているサラリーマンにとって、平日休みはうれしいだろう。道路だって混雑していないし、ゴルフの料金も安い。子供は学校に行っているから、専業主婦の奥さんとデートも可能。円楽師匠ではないが、錦糸町あたりに足を延ばして……という使い方もできる。平日が休みじゃないほかの会社で副業だって始められるかもしれない。

 一方で困るのは、「夫の休みが増えると妻がストレスを感じる場合、家でゆっくりすることもできません。『私には休みがないんだから』と言って出かける妻に家事を押し付けられるケースも考えられます。そもそもサラリーマンの中には、休みの日に何をしていいか分からないような人もいます。彼らからすれば、休みが増えるのは苦痛でしかないでしょう」(西山昭彦氏)。

 厚労省の「就労条件総合調査」によると、「完全週休2日制より休日日数が実質的に多い」という企業はたったの6%。その中にも、「もっと働きたい」と願う人はいるのかもしれない。

最高裁判所という「黒い巨塔」~元エリート裁判官が明かす闇の実態 これは日本の縮図だ

2016-09-29 16:50:58 | ニュースまとめ・総合
最高裁判所という「黒い巨塔」~元エリート裁判官が明かす闇の実態 これは日本の縮図



2016年9月29日 12時0分

現代ビジネス


日本の裁判所と裁判のいびつな構造を次々に告発してきた瀬木比呂志さん。元エリート裁判官である彼が、まもなく渾身の小説を上梓する(10月下旬刊)。題して『黒い巨塔 最高裁判所』。一般にはうかがい知ることのできない最高裁の内幕を赤裸々に明かし、ストーリーも読ませる一冊だ。

なぜいま筆をとったのか、瀬木さんに話を聞いた。
■なぜ小説を?

ーー『絶望の裁判所』『ニッポンの裁判』(ともに講談社現代新書)に続く裁判所、司法批判の第3弾が長編の権力小説とは、驚きました。今回、小説という形を選ばれたのはなぜですか。

瀬木 2冊の新書では、日本の司法、ことに裁判所、裁判官、裁判の総合的、構造的、批判的分析を行いました。内容からすると専門書も書けるテーマですが、専門書では読者が本当に限られてしまいます。

瀬木比呂志(せぎ・ひろし) 1954年生まれ。東京大学法学部在学中に司法試験に合格。1979年以降、裁判官として東京地裁、最高裁等に勤務、アメリカ留学。並行して研究、執筆や学会報告を行う。2012年、明治大学法科大学院専任教授に転身。

一般にはあまり知られていませんが、近年、日本の司法は著しく劣化し、裁判官の精神的荒廃はきわめて深刻なレベルに達しています。

三権を構成する司法の機能低下は非常にゆゆしき問題で、民主主義や自由主義の根幹に関わりますから、多くの読者に、広くメッセージを伝えたいと思いました。

また、僕は、過去には筆名で小説や評論も書いてきたので、もう一度、一般書で自分の力を試してみたいという気持ちもありました。

ーーそれにしても、今回の『黒い巨塔 最高裁判所』は重厚な本格小説ですね。『絶望の裁判所』は序章にすぎなかった……。そんな感想をもちました。

瀬木 2冊の新書は、基本が法社会学的、論理的、実証的なものであることからくる制約がありました。また、2冊の新書に続く『リベラルアーツの学び方』や専門書の『民事訴訟の本質と諸相』でも社会批評は行っていますが、それらについても、本のテーマからくる制約がありました。

そんな過去の隔靴掻痒(かっかそうよう)感を全部清算して、この小説では、自分のもっているもの全部を解放し、最高裁を舞台に、日本における「権力」の普遍的なあり方、「かたち」を描いてみたいと思いました。

いわば、これまでの僕のすべての仕事、民事訴訟法理論を除いた全仕事の総合、統合です。その総合を、いわゆる主流文学の方法に、映画、ロック等のポップな芸術の方法、感覚をも加え、重厚ではあるけれども面白く一気に読めるような作品という形で、成し遂げてみたかったのです。

ーーそういわれてみると、瀬木さんのこれまでの著作すべての要素がこの一作に凝縮されている感がありますね。

瀬木 途中の病気休養をはさんで約1年半、これは本当に大変でした。紆余曲折はありましたが、日本の奥の院といわれる最高裁の秘められた権力メカニズムを描き切った、そういう達成感はありますね。
■裁判所ムラの住人、その実像

ーーこれまでにも、日本の「権力」を描いた小説等は多数ありましたが、この小説は、権力の中枢に長く属していた人でなければ到底書くことのできない、異様なまでの生々しいリアリティーと迫力に満ちていると思います。

最高裁や裁判所をテーマにした作品はこれまでにも多数刊行されていますが、本作を読むと、これまでの作品は何だったのだろうかと感じますね。

瀬木 そこまでおっしゃって頂くと面はゆいですが……。

ーーそれにしても、本書に登場する裁判官たちは、出世に目がくらんでいる官僚的、怪物的な人物が多いですね。日本人の多くは、裁判官はいささか杓子定基で面白みに欠けるが、正義感を持った清廉で誠実な人物だと考えていると思うのです。そのイメージのギャップに驚く読者が多いのではないでしょうか?

瀬木 アメリカでも、連邦最高裁判事はさすがにかなり生臭いですね。でも、たとえば州最高裁等には、廉潔で立派ないわゆる裁判官らしい人も多いです。

日本の場合には、ともかくシステムが戦前と変わらないピラミッド型ヒエラルキーですから、上昇志向の強い裁判官は、大体皆この小説のよくない登場人物たちのようになりますね(笑)。

でも、この小説では、そういう野心家たちをも、彼らなりの行動原理をもった、重みや影のある人物として造形したつもりです。現実の出世主義者なんていうのは、まあ、何というか、人間としては小さく、状況も見えていない愚かな人たちが多いですからね。

その意味では、現実の裁判所の裁判官たちは、出世主義者を含め、この小説の人物たちのようにくっきりとした魅力はないですよ。原子力ムラと同じような裁判所ムラの住人です。

ーーいわゆる悪役たちも、一面的な悪役ではなく、主人公の笹原駿・最高裁民事局付やそのまわりの良心派若手裁判官たちをかすませてしまうくらいの魅力をもっていますね。

ほかにも、この小説には、女性ながら男性以上に権力に執着する裁判官、ストレスから窃盗に手を染めてしまう裁判官、部下を陰湿にイジメ抜くパワハラ裁判官など、様々な裁判官が登場します。そして、多くの裁判官が、どこかで病んでいるように感じました。

瀬木 はい。そこには、「構造的な問題」があるのです。

日本の政治小説や権力小説、僕はあまり読んでいないので、ほんの印象にすぎませんが、読んでみてちょっと不満に感じるのは、悪いやつらと主人公(これも悪かったりよかったりするのですが)は出てくるけれど、権力というメカニズム自体の悪、ことに組織や部分社会全体がゆがんでいる場合の悪、そういう構造的なものが見えてこない場合が多いように感じられることです。それだと、結局、半沢直樹シリーズとおんなじことになっちゃう(笑)。

もちろん、半沢直樹シリーズは意図的に現代のチャンバラ劇をやっていらっしゃるんだと思いますからそれでいいんですが、日本の権力小説は、大まじめに書かれた小説でも、何となくそれに近いものに見えちゃうところがあるような気はします。もっとも、繰り返しますが、多くを読んではいない者のほんの印象にすぎません。
■最高裁長官の絶大な権力

ーー本作には印象的な登場人物が本当に多数登場しますが、その中でも圧倒的な存在感を誇っているのが須田謙造・最高裁長官です。司法の頂点に立つ最高裁長官は功成り名遂げた名誉職のようなポストだという先入観をもっていましたが、絶大な権力を握っているのに驚きました。

彼の描写について、1つ、それもさわりだけ、引用してみます。須田の長官室における会議の序の口で1人の怪物的所長が切り捨てられる場面の一部です。

* * *

須田は、のっそりと立ち上がり、引き締まった筋肉質の上体を揺すりながら、しかし、驚くほど短い時間でテーブルのところまでやってくると、みずからの席にどさりと腰を下ろした。通常の裁判官の定年は65歳、最高裁裁判官の定年は70歳、そして須田はすでに60代半ばだったが、到底その年齢の人間とは思われない機敏さだった。

須田が腰を下ろして初めて、人々は、彼がチューインガムを噛み続けたまま席を立ってきたことに気付いた。静かな長官室に、須田がガムを噛む音だけが鈍く響いていた。

須田は、日本人にはまれながっしりした筋肉質の体躯のために、背の高さはさほどではないにもかかわらず、実際よりも一回り大柄にみえた。

そのような体格と、頬のそげた彫りの深い顔立ち、そして鋭い眼光と毒舌で知られる彼は、局付たちから、陰で、「ゴジラ」と呼ばれていた。確かに、須田の両目のぎょろりとした動かし方と対面する相手の目を伏せさせずにはおかない射すくめるような眼差しは、あの有名な怪獣を連想させた。

須田は、席につくと間もなく、顔を下げることもしないまま口の中のガムを器用に灰皿の真ん中にぷっと吐き出し、一同の顔を順次眺め回すと、切り出した。

「まずは、小さなことから片付けよう。徳島の辻宏和のことだ。

うるさい奴だから、早いところ東京地裁から所長に出して追い払ったが、そろそろ次の異動がみえてくる時期だ。しかし、あいつはやめさせる。少なくとも、今後関東には戻さん、絶対にな」

折口事務総長は軽く、責任者の水沼人事局長は深くうなずいた。

須田の人事は、昔から、基準がよくわからず、恣意的だというので有名だった。須田自身が強烈な個性の持ち主だったから、個性の強い人物、あくの強い人物は、彼と衝突して嫌われることが多かった。

それでも、長きにわたった人事局長時代には、失敗すれば須田自身の身が危うくなりかねない状況で冷徹な判断を重ね、ぎりぎりの勝負を行っていたから、周囲の者も須田の大筋の意向は読み取れたが、彼の地位が安定し、「無人の野を行くが如し」と評されるようになった事務総長時代以降になると、個人的な好き嫌いに基づく人事が目立つようになった。

ともかく一度でも正面から須田の意に逆らったり、須田からみて許しがたいと思われる行動を取った人物に意趣返しをする傾向が強いことは明らかで、たとえば、事務総局課長になることを勧められたにもかかわらず地元を離れたくないからとの理由でこれを辞退した有力な裁判官が、最後に十数年間も地元高裁の裁判長ポストに塩漬けにされ、その間に何人もの後輩に先を越されて、うちの一人などはその高裁の長官になってしまったという例があった。後輩長官の下で働くことになったその裁判長のみじめさは、誰にでも容易に想像がついた。

* * *

ーー高官たちを前にチューインガムを噛んだまま会議の席につく最高裁長官……。実に強烈ですね。これは、創作では描けないでしょう? モデル人物がいるに違いないと深読みしています(笑)。

瀬木 これは創作です。想像されるのは御自由ですが(笑)。

こういう人物がいたかどうかは別として、日本の最高裁長官は、極端なことをいえばこうしたこともできる究極の権力者だとは、少なくともいえるでしょうね。

瀬木 オバマ大統領がブッシュ大統領以上の大々的な盗聴を世界中で行わせていたのをスノーデンという1人の若者が暴いたことを思い出して下さい。あれだって、創作以上に信じられない事実でした。

アメリカの諜報機構は、あなたの電話やメール、スカイプだってやすやすと盗聴できるのです。ヨーロッパ一の権力者であるドイツ首相メルケルでさえもやられたのですからね。

つまり、もはや、現実が近未来ディストピアSFを追い越してしまったのが、今の世界です。

そういう世界における国家、社会、人々のあり方をも、司法という舞台を通じて描くことが、この小説の目的の1つでした。
■閉じられた世界の絶対的支配者

ーー最高裁長官の力の源泉となっているのが事務総局等を通じての裁判官支配ですね。概略を説明して頂けますか?

瀬木 それでは、よりリアルに、僕も、小説の一部を引いてみましょう。少し長いので、適宜飛ばして読んで頂いても結構です。

* * *

最高裁判所は、15名の最高裁判所裁判官から構成される裁判部門と、40から50名の裁判官すなわち、事務総長、局長、課長、局付及びその10倍程度の裁判所職員から構成される司法行政部門とから成り立っている。

別組織である司法研修所等の教育機関と最高裁本体の中にある大きな図書館も、広い意味では最高裁の司法行政部門の一部だ。

司法行政部門は、最高裁判所裁判官会議の統轄下にあるが、裁判官会議は、最高裁からみての下級裁判所、すなわち、高裁、地家裁の場合ほどではないにしてもやはり形骸化しており、実際には、最高裁長官とその意を受けた事務総長とが、全司法行政を取り仕切っているといってよい。

さらに、最高裁長官は、裁判部門の補助官、スタッフであり、やはりエリートコースとされている30名ほどの最高裁判所調査官についても、そのトップに位置する首席調査官を通じて影響を及ぼすことが可能である。

つまり、最高裁長官は、大法廷事件の裁判長となるのみならず、支配や統治の根幹に関わる裁判を含む重要な裁判全般についても、首席、上席という調査官のヒエラルキー、決裁制度を通じて、コントロールしようと思えばすることができるのだ。

日本の組織におけるトップの権力は、通常は、かなりの程度に限られた、派閥、タテ社会組織のボスとしてのそれである。首相を始めとする政治家たちは、下支えを行う黒子集団である官僚組織にその権力の実質をかなりの程度に奪われている。一方、霞ヶ関の官僚トップである事務次官たちも、常に、官僚OB、企業、業界団体等の圧力を受けるほか、政治家たちの横やりやプレッシャーにもさらされている。

しかし、最高裁判所長官は、三権の長の一人として、直接的には、誰の支配も受けていない。裁判所の中には彼に並ぶ存在はいないし、外部からの圧力も、少なくとも、目にみえるような形では存在しない。

そのことを考えるならば、三権の中では比較的小さく地味であるとはいえ、これだけの権力が実質的にただ一人の人間に集中していることはおそらくほかに例がなく、また、現在の最高裁長官である須田謙造のような強烈な独裁者的人物が日本の組織のトップにまで昇り詰めることも、あまり例がないだろう。

ある意味で、裁判所の組織は、その法的な仕組みや外見とは異なり、戦前日本の組織からピラミッド型ヒエラルキーの上意下達(かたつ)体制を最も色濃く引き継いだものであり、その頂点が戦前の司法省から戦後の最高裁にすげ替えられただけだともいえた。

異なるところは、戦後、三権の一翼として、裁判所の地位が飛躍的に向上し、裁判官を志す若者の能力も、少なくともその上層部分については、行政のトップと並ぶレヴェルにまで高くなっていたという点にすぎなかった。

つまり、最高裁判所長官を頂点として新任の判事補まで、相撲の番付のように連綿と続く微細な序列によるピラミッドという形、先進諸国にはあまり例のないシステム自体は戦前と何ら変わらなかったのであり、ただ、それを支配、統制する機関が、戦前の司法省から、戦後の最高裁事務総局、その上にある最高裁長官と事務総長に取って代わっただけのことだった。

最高裁事務総局は、大きく、人事局、経理局、総務局、秘書課、広報課の純粋行政系、行政機関でいうところの官房系セクションと、民事局、行政局、刑事局、家庭局の事件系セクションとに分かれている。

各局には、1名の局長、2名以上の課長、そして、経理局を除き、局長、課長の下で働く2名から5名程度の局付がいる。これらの役職は、人事局、経理局の課長の一部を除けば裁判官によって占められている。

この組織には、数の上からいえば裁判官よりもずっと多くの裁判所書記官、また、事務官すなわちまだ書記官試験に合格していない主として若手の職員も働いていたが、実際に権限、決定権、発言権をもっているのは、裁判官たちだけだった。

* * *

ーーある意味で、絶大な純粋権力なのですね。

瀬木 はい。小説の中にも会話で出てくるジョージ・オーウェルの『一九八四年』にも似た、閉じられた世界の絶対的支配者ということです。
■これは日本の縮図だ

ーーこの小説で描かれている最高裁判所の描写については、瀬木さんが最高裁に在職していた当時の実体験を1つのヒントにされているのではないかと思いますが、現在の最高裁も、これと似たような状況にあると見てよいのでしょうか?

瀬木 大筋はこんなものだろうと思います。

時代が変わっていくらかましになった部分もあるでしょうが、『絶望の裁判所』等にも書いたように、2000年代に刑事系が司法制度改革を利用して実権を握った時代以降、全般に、より悪くなっている部分も大きいと思います。差し引き、雰囲気は、この小説に描かれているものとそれほど極端な差はないでしょう。

もっとも、これは小説ですから、描写は虚構ですし、リアリティーを確保するためにそんな虚構をより濃密に凝縮しているという部分はもちろんあります。

でも、おそらく、司法界以外、たとえばビジネスパースンや行政官の世界、あるいはジャーナリズムの世界でも、この小説によく似た経験を実際にされた方は多いはずです。そういう意味では、日本の縮図、あるいは、日本のエリートの世界の縮図をリアルに描いたつもりです。

「文春砲」より恐れられるお笑い芸人 芸能レポーターが明かす

2016-09-29 15:02:11 | 芸能・スポーツ
「文春砲」より恐れられるお笑い芸人 芸能レポーターが明かす



2016年9月29日 11時1分

トピックニュース

28日放送の「余談大賞2016」(TBS系)で、「文春砲」より恐れられているとされるお笑い芸人が明らかになった。

番組では、2016年に世間を騒がせたニュースに隠された「余談」を当事者や関係者が発表した。その中で「週刊文春」がスクープを連発したことに対して、芸能レポーター歴30年の長谷川まさ子氏が「余談」を語った。

長谷川氏は、取材する側であるはずの芸能レポーターも「週刊文春」に怯えていると明かした。かつては週刊誌がゴシップを報じ、当事者に取材するのが芸能レポーターの役割だったが、今は「週刊文春」が動画を撮ってデジタル媒体で配信するため、自分たちの役目がなくなっているのだとか。

しかし長谷川氏は、そんな「文春砲」よりも恐ろしい存在がスタジオにいると明かす。それはMCを務める東野幸治だ、というのだ。長谷川氏は、まず東野のゴシップ好きを指摘。

さらに長谷川氏によると、最近の東野は「週刊誌の編集長と食事会をして、直にネタを仕入れている」という。スタジオが騒然とする中、東野は大慌てで「違う! 違う!」と否定しつつ、真相は「1年に1回、とある女性誌の編集長と食事会してるだけなんです」と弁解していた。

だが、出演者たちは納得できないようで、今年「文春砲」のターゲットになったとにかく明るい安村は「(食事会を)してるんじゃないか!」「オイ聞いてないぞ、そんなのは!」と追及。困った東野は「長谷川さん、言って良いことと悪いこと、あるやろ?」とツッコんでいた。

山口組「武器庫」から散弾銃など押収、直参「竹中組」組長ら3人逮捕 兵庫県警

2016-09-29 15:00:35 | ニュースまとめ・総合
山口組「武器庫」から散弾銃など押収、直参「竹中組」組長ら3人逮捕 兵庫県警


2016年9月29日 12時57分

産経新聞


 兵庫県姫路市内の民家に拳銃や散弾銃を隠し持っていたとして、兵庫県警薬物銃器対策課などは29日、銃刀法違反(加重所持)容疑で、指定暴力団山口組直系「竹中組」組長、安東美樹容疑者(61)と同組関係者2人の計3人を逮捕した。

 別の同組関係者2人についても同容疑で逮捕状を取っており、容疑が固まり次第、逮捕する方針。

 県警は、民家から拳銃と散弾銃などを押収。民家が組織の「武器庫」として使用されていたとみて捜査している。

 指定暴力団山口組が分裂し、離脱した直系組長らが指定暴力団神戸山口組を結成した昨年8月以降、武器庫が見つかるのは初とみられる。警察庁は今年3月、両団体が「対立抗争状態」にあると認定しており、県警は抗争事件に備えていた可能性もあるとみて、入手ルートや上部団体の関与などについて調べる。

 捜査関係者によると、3人の逮捕容疑は今年7月、同市内の民家で、拳銃数丁と散弾銃1丁、実弾を所持したとしている。

 安東容疑者は、山口組で「直参」と呼ばれる直系組長の一人。

 竹中組は、山口組の竹中正久・4代目組長の出身母体だった組織で、いったん途絶えていたが、昨年、両団体がそれぞれ「竹中組」の名称を復活させていた。

医師にとって一番困るのは「症状をはっきり話せない患者」

2016-09-29 14:59:23 | 珍事件・事故・その他・コラム
医師にとって一番困るのは「症状をはっきり話せない患者」


2016年9月29日 7時0分

NEWSポストセブン

 3時間待ちの3分診療──これが、日本の病院の常識なのだという。「わずか3分の診療時間で、いかに医師に病状を伝えるかは、患者の会話術次第」と話すのは、松戸神経内科と東京高輪病院に勤務する現役医師・高橋宏和さん。つまり、3分間で病状をしっかり伝えられないと、“損する患者”になりかねないというわけだ。

「いちばん困る上に、多いのが、症状の経過をはっきり話せない患者さん。調子が悪いから病院に来たのに、いつから悪くなったか覚えていない、わかっていない人がいます。同じ腹痛でも、それが昨日からなのか、先週からなのか、1か月前からなのかで診断が変わってくる。症状もさることながら、“経過”が重要なんです」(高橋さん)

 そのほか、「白くて丸い薬をのんでいる」と言うだけで薬の名前がわからない、ということもよくあるそう。

 患者からもらう情報が医師の判断の大きな根拠になる。その根本があやふやでは、きちんとした診断はできない。

 また、なんでも医師に決めてもらおうとする患者も多いという。

「どう治療をするかは、それぞれの人生観や事情で変わってきます。例えば、抗がん剤を使えば寿命が3か月延びる場合、それで孫の顔が見られるなら、多少の副作用があっても使おうと思うかもしれません。しかし、副作用に苦しんでまで生きたくないなら使わない、ということになる。このどちらを選ぶかまで、医師に決めさせようとする。医師は医学的な意見は言えますが、最終的にどうするか決めるのは患者さんであるべき。それが決まらないと治療も進められません」(高橋さん)

 アメリカの病院で臨床に携わる医師・上野直人さんは、いい医療を受けるためには患者自身が自分の病気のことをよく知るべき、と釘をさす。

「最初の診察で医師が病気について説明し、次に来た時にその内容を聞いてみると、全くわかっていない患者さんが多い。本人が病気を理解していないと、治療はうまくいきません」

 特に、致命的な病の場合、病気を理解することが、とても重要になる。

「今は研究が進み、治療法の選択肢が増えています。しかし、すべての治療法が絶対的というわけではなく、またすべての医師が名医でもありません。だから、全部お任せにするのはとても危険。アメリカの一部の患者さんは病気のことをよく勉強していますが、日本では患者さんが医師任せの傾向にあり、自分で勉強しようという意識が低いと感じます」(上野さん)

 自分の病状を明確に話すこと、そして病気について勉強することが、「得する患者」への第一歩なのだ。

「蓮舫」新代表が抱える難題…舌禍体質、灰色交際、衆院鞍替え、夫婦生活

2016-09-29 14:57:39 | ニュースまとめ・総合
「蓮舫」新代表が抱える難題…舌禍体質、灰色交際、衆院鞍替え、夫婦生活



2016年9月29日 7時20分

デイリー新潮


 政治手腕より“選挙の顔”としての起用で、このたび民進党の新代表に就任した蓮舫氏(48)。若くしてトップに至らしめたのは実力より人気だが、その源の一つは舌鋒の鋭さであろう。

 2年前、国会で当時の松島みどり法相を、たかが「うちわ」の配布で辞任に追い詰めたのが、その最たる例と言える。

 民主党時代に同僚だった元議員は言う。

「彼女は“グレートコミュニケーター”。動物的な勘で、瞬時に思いついたことを印象的に、テレビ的に発言する能力は天才的です。蓮舫さんはキャスター時代、テレビの音を消し、その画面の光景を自分の言葉で実況する練習をしていたそうです。同じ頃大学で勉強していた僕らと差が付くのは当然ですよね」
民進党の新代表に就任した蓮舫氏(48)

 しかし、その能力が、逆に彼女に舌禍をもたらしてきたのもまた事実である。
■“軽さ”

 政治部デスクの話。

「事業仕分けの際の“2位じゃだめなんですか”発言で叩かれたのを筆頭に、今回の代表選に関しても、岡田克也前代表のことを“本当につまらない男”と言ったり、討論会で涙ぐんだ玉木雄一郎議員に“男が泣くな!”と言ってみたり。これは男性が“女はおしとやかにしていろ!”と言ったに等しく、逆に蓮舫さんがそう言われたら、それこそ首を取るまで責めたてたでしょう。彼女の発言は党内で“溜めがない”と評されている。どう受け取られるかを考えず、とにかく見出しになる言葉ばかりを次々発しているだけなのです」

 要は、言葉が“軽い”というワケだ。そして、その“軽さ”は、彼女の人格の本質的なものとも見て取れるのだという。

「蓮舫さんの言葉を聞いていると、呑み会の時のノリと一緒だなと思いますよ」

 と、彼女と親しい党関係者。

「彼女の呑み会は、彼女が司会の『踊る!さんま御殿!!』のよう。“お前、その服、〇〇じゃないか~”といった具合に、目に付いたものを突っ込んでいじる独演会です。タバコをプカプカ吸い、ワイン1本を空ける豪快さで、先輩に当たる人の頭をワイングラスでポンポンと叩いているのを見たことがありますし、カラオケでは、ブラウスにチェックのスカートの女子高生コスプレで、プリンセスプリンセスの『ダイアモンド』を歌っていたこともありました」

 きっと一緒に呑むには愉快な方なのだろう。

 しかし、総理の座を狙うにしては、いささか幼く、品格や権威を疑わせるふるまいなのは間違いない。

 そして、こうした“軽さ”が“甘さ”にも結び付くことは想像に難くなく、

「それが現れたのが、大臣時代に追及された“前科持ち”社長との交友です」

 と、先のデスクが続ける。

「覚醒剤使用で逮捕された不動産会社の元社長と、執行猶予期間中に青森のねぶた祭りに行ったり、食事をしていたことが国会で質問された。彼女を政界に誘った、手塚仁雄(よしお)・元首相補佐官の紹介ですが、その人物の素性を調べずに付き合ってしまうことの危険性に無頓着だったのです」

 実は、代表選の最中、党内には「怪文書」が出回っていた。そこには、二重国籍の件に加え、この灰色交際についても記され、今後の“火種”となることが示唆されていたのだという。
■重鎮をどかせるか

 新代表の最初の試金石になるのは、10月23日投開票の東京10区と福岡6区の補欠選挙だ。

 しかし、先のデスクによれば、

「いずれも自民党系候補がリードしている。新代表は2連敗のスタートで出鼻をくじかれそうです」

 また、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。

「次いで課題となってくるのが蓮舫代表自身の衆院鞍替えです。民進党の代表というのは、野党の総理候補とならなければいけない存在。しかし、6年間任期が保証された人が解散権を持つ総理を目指すというのは理屈に合いませんから、次の総選挙で衆院に鞍替えをしなくてはならない。その場合、地盤の東京に選挙区を見つける必要がある。現在、民進党の都連で候補に挙がっているのは、海江田万里・元代表の東京1区と菅直人・元総理の東京18区。民主党をダメにした遺産の2つの選挙区に蓮舫さんが出れば、民進党が変ったという大義を示しやすい。党の重鎮の2人をどかす指導力があるかどうかが注目されることでしょう」

 さらには、

「夫婦の生活はうまく行っているんですかね」

 と、余計な心配までするのはさる同僚議員だ。蓮舫氏の夫は、スキンヘッドが特徴的なフリージャーナリスト・村田信之氏。彼女の本名も「村田蓮舫」である。

「でも彼女のことを“村田”と呼ぶとなぜか怒るんです。夫のことを外では“ムラ!”と呼ぶのも気になりますし、彼女のお母さんなどは陰で“あのハゲ!”と呼んでいる。尻に敷いていることは間違いなく、少なくともアツアツという関係には少しも思えません」
■つまらないのは…

 代表の就任挨拶で「民進党を立て直す」と述べた蓮舫氏だが、目の前には、難題が積み重なっているというワケだ。

 彼女を政治の世界に導いた「後見人」的存在のジャーナリスト・田原総一朗氏は、

「今回、二重国籍の問題などが出てきたのはむしろ良かったと思っています。だって今まで蓮舫は“ごめんなさい”と謝るようなことはしてこなかった。でも、この件は明らかに自分の手抜かりだったのですから、それは認めざるを得ない。謝ることが、彼女の“幅”に繋がると思っています」

 と「成長」を期待する。

 しかし、

「ファッションには人格が出る。そこから見ると、蓮舫さんはあまりに合理的で包容力に欠ける性格だと思います」

 と言うのは、ファッション評論家の堀江瑠璃子氏。

「彼女のファッションは、無表情。政治家という職業、主義主張、話し方、髪型、このすべてが、彼女の“清らかな”白いジャケットとぴたりと一致している。しかし、これではファッションではなくユニフォームです。面白みも雰囲気の良し悪しも何もありません。蓮舫さんは遊びやムダを好まない性格だと思いますが、代表となった場合、包容力も必要です。彼女は岡田さんのことを“つまらない男”と言いましたが、私には、むしろ彼女の方が“つまらない女”に見えるのです」

 色の白いは七難隠す。

 しかし、白いスーツに身を包んだ蓮舫新代表も、抱えた難事の数々はもはや隠しようがない。

 担がれた神輿は意外や傷だらけで、対する自民党のお歴々が陰でほくそ笑む姿が目に浮かぶようなのだ。

「蓮舫」新代表が抱える難題…舌禍体質、灰色交際、衆院鞍替え、夫婦生活

2016-09-29 11:43:18 | ニュースまとめ・総合

「蓮舫」新代表が抱える難題…舌禍体質、灰色交際、衆院鞍替え、夫婦生活

デイリー新潮 9月29日(木)7時20分配信

 政治手腕より“選挙の顔”としての起用で、このたび民進党の新代表に就任した蓮舫氏(48)。若くしてトップに至らしめたのは実力より人気だが、その源の一つは舌鋒の鋭さであろう。

 2年前、国会で当時の松島みどり法相を、たかが「うちわ」の配布で辞任に追い詰めたのが、その最たる例と言える。

 民主党時代に同僚だった元議員は言う。

「彼女は“グレートコミュニケーター”。動物的な勘で、瞬時に思いついたことを印象的に、テレビ的に発言する能力は天才的です。蓮舫さんはキャスター時代、テレビの音を消し、その画面の光景を自分の言葉で実況する練習をしていたそうです。同じ頃大学で勉強していた僕らと差が付くのは当然ですよね」

 しかし、その能力が、逆に彼女に舌禍をもたらしてきたのもまた事実である。
■“軽さ”

 政治部デスクの話。

「事業仕分けの際の“2位じゃだめなんですか”発言で叩かれたのを筆頭に、今回の代表選に関しても、岡田克也前代表のことを“本当につまらない男”と言ったり、討論会で涙ぐんだ玉木雄一郎議員に“男が泣くな!”と言ってみたり。これは男性が“女はおしとやかにしていろ!”と言ったに等しく、逆に蓮舫さんがそう言われたら、それこそ首を取るまで責めたてたでしょう。彼女の発言は党内で“溜めがない”と評されている。どう受け取られるかを考えず、とにかく見出しになる言葉ばかりを次々発しているだけなのです」

 要は、言葉が“軽い”というワケだ。そして、その“軽さ”は、彼女の人格の本質的なものとも見て取れるのだという。

「蓮舫さんの言葉を聞いていると、呑み会の時のノリと一緒だなと思いますよ」

 と、彼女と親しい党関係者。

「彼女の呑み会は、彼女が司会の『踊る! さんま御殿!!』のよう。“お前、その服、〇〇じゃないか~”といった具合に、目に付いたものを突っ込んでいじる独演会です。タバコをプカプカ吸い、ワイン1本を空ける豪快さで、先輩に当たる人の頭をワイングラスでポンポンと叩いているのを見たことがありますし、カラオケでは、ブラウスにチェックのスカートの女子高生コスプレで、プリンセスプリンセスの『ダイアモンド』を歌っていたこともありました」

 きっと一緒に呑むには愉快な方なのだろう。

 しかし、総理の座を狙うにしては、いささか幼く、品格や権威を疑わせるふるまいなのは間違いない。

 そして、こうした“軽さ”が“甘さ”にも結び付くことは想像に難くなく、

「それが現れたのが、大臣時代に追及された“前科持ち”社長との交友です」

 と、先のデスクが続ける。

「覚醒剤使用で逮捕された不動産会社の元社長と、執行猶予期間中に青森のねぶた祭りに行ったり、食事をしていたことが国会で質問された。彼女を政界に誘った、手塚仁雄(よしお)・元首相補佐官の紹介ですが、その人物の素性を調べずに付き合ってしまうことの危険性に無頓着だったのです」

 実は、代表選の最中、党内には「怪文書」が出回っていた。そこには、二重国籍の件に加え、この灰色交際についても記され、今後の“火種”となることが示唆されていたのだという。


■重鎮をどかせるか

 新代表の最初の試金石になるのは、10月23日投開票の東京10区と福岡6区の補欠選挙だ。

 しかし、先のデスクによれば、

「いずれも自民党系候補がリードしている。新代表は2連敗のスタートで出鼻をくじかれそうです」

 また、政治ジャーナリストの鈴木哲夫氏は言う。

「次いで課題となってくるのが蓮舫代表自身の衆院鞍替えです。民進党の代表というのは、野党の総理候補とならなければいけない存在。しかし、6年間任期が保証された人が解散権を持つ総理を目指すというのは理屈に合いませんから、次の総選挙で衆院に鞍替えをしなくてはならない。その場合、地盤の東京に選挙区を見つける必要がある。現在、民進党の都連で候補に挙がっているのは、海江田万里・元代表の東京1区と菅直人・元総理の東京18区。民主党をダメにした遺産の2つの選挙区に蓮舫さんが出れば、民進党が変ったという大義を示しやすい。党の重鎮の2人をどかす指導力があるかどうかが注目されることでしょう」

 さらには、

「夫婦の生活はうまく行っているんですかね」

 と、余計な心配までするのはさる同僚議員だ。蓮舫氏の夫は、スキンヘッドが特徴的なフリージャーナリスト・村田信之氏。彼女の本名も「村田蓮舫」である。

「でも彼女のことを“村田”と呼ぶとなぜか怒るんです。夫のことを外では“ムラ!”と呼ぶのも気になりますし、彼女のお母さんなどは陰で“あのハゲ!”と呼んでいる。尻に敷いていることは間違いなく、少なくともアツアツという関係には少しも思えません」
■つまらないのは…

 代表の就任挨拶で「民進党を立て直す」と述べた蓮舫氏だが、目の前には、難題が積み重なっているというワケだ。

 彼女を政治の世界に導いた「後見人」的存在のジャーナリスト・田原総一朗氏は、

「今回、二重国籍の問題などが出てきたのはむしろ良かったと思っています。だって今まで蓮舫は“ごめんなさい”と謝るようなことはしてこなかった。でも、この件は明らかに自分の手抜かりだったのですから、それは認めざるを得ない。謝ることが、彼女の“幅”に繋がると思っています」

 と「成長」を期待する。

 しかし、

「ファッションには人格が出る。そこから見ると、蓮舫さんはあまりに合理的で包容力に欠ける性格だと思います」

 と言うのは、ファッション評論家の堀江瑠璃子氏。

「彼女のファッションは、無表情。政治家という職業、主義主張、話し方、髪型、このすべてが、彼女の“清らかな”白いジャケットとぴたりと一致している。しかし、これではファッションではなくユニフォームです。面白みも雰囲気の良し悪しも何もありません。蓮舫さんは遊びやムダを好まない性格だと思いますが、代表となった場合、包容力も必要です。彼女は岡田さんのことを“つまらない男”と言いましたが、私には、むしろ彼女の方が“つまらない女”に見えるのです」

 色の白いは七難隠す。

 しかし、白いスーツに身を包んだ蓮舫新代表も、抱えた難事の数々はもはや隠しようがない。

 担がれた神輿は意外や傷だらけで、対する自民党のお歴々が陰でほくそ笑む姿が目に浮かぶようなのだ。

「特集 二重国籍! 戦犯幹事長! 灰色交際! 衆院鞍替え! 舌禍体質! 補選2連敗! 夫婦生活! 後ろから弾が飛んでくる民進党代表『蓮舫』船出の七難」より

真矢ミキ「私たちは“小池塾”の塾生かも」横文字連発の所信表明に理解

2016-09-29 11:41:19 | 芸能・スポーツ

真矢ミキ「私たちは“小池塾”の塾生かも」横文字連発の所信表明に理解

スポニチアネックス 9月29日(木)10時6分配信


 女優の真矢ミキ(52)が29日、MCを務めるTBS「白熱ライブ ビビット」(月?金曜前8・00)に生出演。28日に東京都の小池百合子知事(64)が臨んだ所信表明演説に触れ「私たちは“小池塾”の塾生なのかも…」と振り返った。

 番組では、小池都知事の所信表明の内容について特集。「ダイバーシティ」「サステイナブル」「メルクマーク」など横文字単語が多かったことを取り上げた。

 “夜回り先生”として知られる水谷修氏(60)が「私はインテリなんですよって感じだった。日本を愛する60代にとってはクサいなと」と感想を述べたが、真矢は「みなさん(単語を)調べるってことをするのでは。(演説を)私も聞きながら調べていた」。続けて「もう私たちはもしかしたら『希望塾』の塾生なのかも…みたいな。あえて生徒の心理をつくというか、有権者の心理をついていた」と、小池氏が設立を予定している政治塾の名前を出し、同氏が横文字を並べた“真意”について言及した。

 この意見にはMCの「TOKIO」の国分太一(42)も「みんな小池塾に入っているということですね」と追随し、さらに「世界へのメッセージというのも考えているのでは」と推測していた。