佐川急便営業所を家宅捜索=駐禁身代わりで出頭か―警視庁
時事通信 9月16日(金)9時26分配信
宅配大手「佐川急便」(本社京都市)の運転手が駐車違反の身代わりで知人を出頭させた疑いがあるとして、警視庁は16日、道交法違反と犯人隠避教唆などの疑いで、同社東京営業所(東京都江東区東雲)を家宅捜索した。
捜査関係者によると、運転手は5月ごろ、同営業所のトラックで駐車違反をしたが、知人を身代わりとして警察署に出頭させた疑いが持たれている。知人は普通運転免許しか取得していないのに、トラックの駐車違反で反則切符を切られていたという。
複数の運転手が関与している可能性もあるとみられ、同庁交通捜査課は運転手らから事情を聴いている。