ランギロア 南の島の写真館は10月で閉店しました。

タヒチ、ランギロア島 島の小さな写真館は店じまいです。

ミニ・プラネットの作り方

2012-10-11 | グリラマ(360度パノラマ写真)
ぽっかり浮かんだミニ・プラネットの作り方です。
これは、360度パノラマの表示の仕方でこう見えるだけなんです。
せっかくなんで簡単に最初から説明で~~~す。
まず、元のデータを撮影してきます。

水平、30度ずつ12枚、+45度で12枚、-45度で12枚の合計36枚。
ホースマンを改造したパノラマ雲台で撮影します。これを使うと後のPCでの処理がとっても楽になります。


この無料アプリで、360度パノラマデータを作ってもらいます。


できたデータ(既に三脚&おやじが消された物になってます。)がこれです。正距円筒法で出来ているそうで・・・・・難しい事は????
このままでは、ちっとも面白くありません、これをグリグリできる様にしてくれるのが、
「http://www.ryubin.com/panolab/panosphereconv/index.html」ここで無料で配布してくれているフラッシュです。
iPAD,iPHONEなんかでは見られないので、これとは別のアプリでやってます。こちらはキューブデータ対応なので、
「Pano2QTVR Gui」と言うソフトの無料で出来る「正距円筒~Cube」変換を使います。

で、出来たCubeデータがこれです。
これは優れ物です。特に天地の「地」のデータからフォトショップなら簡単に三脚の部分を消したりが簡単にできます。
一番右のデータは既に三脚とおやじの影も消した物です。
正距円筒のデータの修正は難しいですね、特に天地の辺りは凄く歪んでいるので・・・・・
修正したCubeデータを正距円筒データにも戻せるのでこの無料ソフトは凄く便利です。

Huginで作った正距円筒データから、Cubeデータを作り「地」のデータを修正、これを正距円筒データに戻して
必要な部分だけ、元正距円筒データにレイヤーで被せてあげればOKなんです。
有料ソフトが一本でできるところを二本の無料ソフトでやってます。
有料ソフトは処理時間もとても早いです、おやじのPCでは3分の1の時間でできます。

ここまでが、一本のグリラマの作業です。結構いろいろ作業がありますが、おやじはこの手の事が大好きなので
まったく苦になりません。
一発で簡単に出来るレンズなんてのもあるそうですが・・・・今のところ画質ではまだまだなそうで、おやじの
楽しい仕事も続きそうです。でもこのレンズならパノラマビデオが撮れるので動きのある物なんかには最高ですね。

で、ミニ・プラネット・・・・ソフトからも作れますが、WEB用なのでピクセルは必要ないし。
以下の作業はPC用です。

グリラマの画面です。

下にあるコントロールアイコンのこれを選択

一番右までスライド・・・・

カーソルを画像の中に持っていくと、カーソルが上下左右の矢印になります。これを下にずず~~って

は~~~い。ミニ・プラネットの完成!!

もっと持っていくと、天地が裏返って・・・・こんな事にもなります。

スクリーンコピーをすれば、WEB用にそのまま使えます。
グリラマのデータはPCなら全てミニ・プラネットにすぐ出来ますのでまだやってなかった人はこれでも遊んでみて
くださいね。

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