ランギロア 南の島の写真館は10月で閉店しました。

タヒチ、ランギロア島 島の小さな写真館は店じまいです。

今年、一年本当にありがとうございました。

2006-12-31 | Weblog
今、夫婦で何年かぶりの日本での年越しを迎えています。
2006年、いろんな事がありました。そして今まで二人で経験したことの無い形で新年を迎えようとしています。
色々な事を鈍く、硬くなった頭で考えた一年でした。
その中で、良くわかったのは、
かみさんが居なくては「何一つちゃんと」できない44歳の自分が居る事でした。
そして、家族、友人がものすごく遠くにいるのに昔と変りなく自分を家族、友達と思ってくれる事・・・・
そして、ナヴェナヴェを見てくれる人達がいつでも優しく見守っていてくれること
ランギロア島の人も優しく見守ってくれました。
一人ではないという心強さがすべての出発点なんだと思いました。
2007年は、もっともっと、深く一人一人の心に残るサービスをしていきたいです。
サービスというより、自分のできる事を精一杯やってそれで暮らしていければこれ以上の幸せはありません。
人を騙さず、笑顔を絶やさず・・・それがまだできるのがランギロアではないかと信じてがんばります。

皆様にとっても今まで以上に幸多き一年になりますように!!










年の瀬を前にして・・・・

2006-12-18 | Weblog

今日は、日曜日!
とは言っても来週の日曜日はパペーテに移動なので、そのための準備です。

ティプタ村の船着き場が大工事をしていました。
この前、ティプタに行ってから3週間も経っているとは・・・・・
飛行場も工事していてこちらは、後数ヶ月でしょうか?
ランギロアは、あっちこっち直しています。

お店を長期間閉めるので、雑貨屋さんや船着場に案内を置いてきました。
ティプタの人は、お店にくるのにタクシーボート&タクシーを使ってくる人が多いので、
せっかく来てお店が閉まっていては申し訳ないと思って。
後はペンションに案内して終わりです。

最近、お店に来る観光客の人で、「英語話せる?」という人がまた増えてきました。
「インフォメーションセンターは?」「村には何があるの?」とか・・・・・
写真屋ですが、わかる範囲で質問には答えています。
でも何か?????
ピクニックは、どこがお勧め?とかならいいのですが、
ランギロアには、何もない事をわかってない人の質問は凄く答えにくい。
そう言ったお客さんを相手にしていると、ランギロアがバカにされている気がしてきます。
「・・ショッピングセンター~~、雑貨屋さんなるあるけど。でも今は閉まっているよ。」
「・・はあ~~。」(ため息ともつかない返事)
大抵そう言った質問するのは決まった所のお客さんなので、
ボラボラに劣らずに良いところと思ってくる結果なのかなと思ってしまう。
お客さんが勝手に思い込む訳でなく、現地、旅行会社も含めてそう案内しているのだろうと思う。
ホテルのピクニックに行って、ホテルで食事して、ホテルでお土産買って、
全てホテル内で済ませて、ホテルにお金を落とすのが正しい旅行の仕方なのだろうと思います。
私は、ホテルの期待に応えられないので、だから旅行はしません。

最近、旅行者の方への商売を減らしていて良かったと心から思った次第です。
心を込めても価値観が違っては何も伝わらないし、お互い不幸だと思う。
個々のお客さんに合ったサービスは簡単にできない。
ある程度価値観を共有できる中でさらに個々対応するから、お互いに「良かった!」
と言えるサービスが提供できるのだと思う。
良く、「サービスが悪くなった。」と怒っている人がいる。
多分、NavenaveやPHOTO Rairoaも言われているのだと思う。
でも、自分でやってみて良くわかった、半分は自分の責任、そして半分は
お客さんの責任だと。

ご飯の嫌いな人には、どんなに心を込めてカツどんを作っても、真心には
「ありがとう!」と答えてくれても「おいしい!!!」とは言ってはもらえない。
ご飯が嫌いな人は、はじめからパスタ屋さんに行って欲しい。
もちろん、うちは、丼物屋だ!!とはっきり言う事が前提ではあるけれども。

写真は、ゴーギャンパールの年末の打ち上げです。

あれ~~~???

2006-12-10 | Weblog

大変、お久ぶりです。
数日前、愛犬ポセイドンと1人&1匹で44歳の誕生日を迎えた、おやじです。
かみさんは、訳あって暫く日本に滞在する事になりました。後2週間ほどで私も
日本に向かい、お店はちょっと長いお休みになります。

さて、クリスマス前なので実はさほど忙しくはありませんが、何せ1人なので、ガタガタは、しています。
先週末に結婚式がありました。ルレジョセフィーヌのマダムのドゥニーズの娘さんのゼブリンとヒリアです。
ヒリアは、ソバージュの送迎のボートの船長さんをやっていますので知っている人もいるかもですね。(時々別の人にもなりますが)
はじめは、ペンションのパスに面したデッキで事前に二人だけ、家族でと撮影です。
続いて、村役場&プロテスタント教会でそれぞれ結婚式となりました。
実は、プロテスタント教会での撮影は初めてで、
「・・・・あ~この人プロテスタントか、・・」と何となく訳もなく納得してしまいました。
プロテスタント教会はとっても地味(確か偶像崇拝に繋がるのが理由だったような?)です。
でも、途中歌を歌ってくれた女性の方、とても上手かったです。

新郎、新婦ですが、子供がいます。おめでとうと言ったら笑って「・・ちょっと遅いけど。」って言ってました。
ちょろちょろ歩きまわって、その度おばあちゃんのドゥニーズが怖い顔をして撮影しながらも、
気になってしかたありませんでした。
新婦ごしのお母さんの顔を必ず納めるのですが、たいていは、涙ぐんで幸せそうな素敵な表情が撮れるのですが、
今回は大抵怒っていて、いまひとつ結婚に不満があるみたいに見えてしまう。
新郎のヒリアは、前の奥さんとの間に娘&息子がいて、ヒリアのお父さんは、新しい奥さんと暮らしています。で、ドゥニーズは、この前離婚しているし、なかなか複雑な家族関係で、でもこの複雑は意味はありません。こちらでは結果こうなったという感じで、あくまで説明するのが複雑というだけ・・・・

さて、写真ですが、何か変でしょ・・・・新婦が新郎に指輪をしたところです。
わかりました!!とばかりにさっそくコメントしないでね。わからない人にも楽しみを残してあげてください。