鉄道車両アラカルト

今まで全国鉄道の旅をして、いろんな車輌を見ました。そんな車輌たちをまとめてみました。

JR東海 静岡地区を中心にダイヤ改正

2007年03月29日 | JR東海

JR東海

静岡地区の在来線中心にダイヤ改正

 JR東海は18日、静岡地区の在来線を中心とするダイヤ改正を実施した。静岡地区では東海道線の列車増発が行われ、名古屋地区では同線東刈谷-刈谷間の新駅「野田新町(のだしんまち)」が誕生した。

 今回は、昨年10月に名古屋地区の在来線で実施したダイヤ改正に次ぐもの。新製の313系電車を静岡地区に103両、名古屋地区に29両を投入したのに伴って実施した。
 静岡地区では主に、東海道線の沼津、静岡、浜松各都市圏輸送で昼間帯の利便性向上を図った。片道1時間当たりの列車本数は、沼津圏で従来の4本が5、6本に、静岡圏で5、6本がすべて6本に、浜松圏で4本が4、5本にそれぞれ増え、新幹線との接続も一層良くなった。

 新駅の野田新町は、東京駅起点で339・7㌔、東刈谷駅から1・6㌔、刈谷駅から1・9㌔の愛知県刈谷市野田新町に設置された。地元からの請願駅で、総工費は約28億円。南北自由通路に併設された橋上駅舎、2面2線の相対式ホームを持つほか、自由通路とホームに計4基のエレベーターなどの施設がある。

 駅周辺には住宅や工場が立地しており、現在も土地区画整理事業が進行中。当面は1日に約3000人の乗降客が見込まれている。平日には上下128本の普通列車が停車する。

 完成式典は16日午後、榎並邦夫刈谷市長、後藤晴男JR東海取締役・東海鉄道事業本部長ら関係者が出席して同駅北口広場で行われ、テープカットやくす玉開花、自由通路の渡り初めなどを行った。

 ダイヤ改正ではこのほか、静岡地区の「ホームライナー」増発、特急「しなの」のは金山駅停車増、快速「ムーンライトながら」の時刻変更、特急「東海」の廃止などが行われた。

今回のダイヤ改正でショックなのは特急「東海」の廃止。この列車って結構歴史が古いんだよね。なんかまた一つ時代が変わったって感じ。
新駅の野田新町駅が出来る事は以前このブログでも紹介したと思うけど、人の流れによって新駅が出来たり逆に人が乗らなくなると廃止になったりするのはやはり仕方のないというか、当たり前のことなんだよね。


仙台空港鉄道 仙台空港アクセス線開業

2007年03月29日 | 私鉄(関東・東北・北海道)

仙台空港アクセス線開業

 JR名取-仙台空港間7・1㌔の新線、仙台空港アクセス線(運営・仙台空港鉄道)が18日に開業し、記念の出発式が仙台空港駅で行われた。アクセス線の列車は、JR東日本との相互乗り入れにより仙台-仙台空港の間(17・5㌔)で運転され、空港へのアクセス性が格段に高まった。

 セレモニーは9時10分から、八木功仙台空港鉄道社長、村井嘉浩宮城県知事、佐伯洋東北運輸局長、梅原克彦仙台市長、井口経明岩沼市長、佐々木一十郎名取市長、JR東日本の橋口誠之副社長、田浦芳孝仙台支社長などが出席して行われ、冒頭、八木社長は「社員一丸となって事業運営に取り組み、仙台空港と臨空都市の発展に貢献できる鉄道にしたい」と決意表明。

 来賓のあいさつで、村井知事は「空港およびアクセス線のPRに努め、県外からもより多くの人に利用していただけるようにしたい」、橋口副社長は「仙台空港鉄道とともに、安全、快適な鉄道を目指して努力していく」とそれぞれ述べた。

 テープカット、くす玉開花の後、菊地昇仙台空港駅長が合図をすると、記念のヘッドマークを付けた列車が走り出した。

 アクセス線は、高架形式の単線(一部トンネルなどを含む)で沿線駅は杜せきのした、美田園、仙台空港の3駅。列車はJR仙台-仙台空港間で運転され、所要時間は快速約17分、普通約25分。これまでバスを利用した場合は約40分かかっていた。1日の運転本数は上下各40本。

 同日は、JR東日本が主催する仙台空港アクセス線開業記念セレモニーも仙台駅ホームで6時40分から行われ、橋口副社長、田浦支社長、村井知
事、八木社長、梅原市長、佐伯局長らによるテープカット、くす玉開花が行われた。

仙台地区で鳴り物入りの新線開業。今のところ滑り出しは上々みたいね。斬新なスタイルの新型電車も利用者には好評みたいですよ。もちろん空港利用者は結構利用してるみたい。ここは他の私鉄と違って利用客が望めそうだから今後もJRと二人三脚でがんばってもらいたいですね。