鉄道車両アラカルト

今まで全国鉄道の旅をして、いろんな車輌を見ました。そんな車輌たちをまとめてみました。

JR東日本 常磐線に防風柵設置。風規制の緩和

2007年03月16日 | JR東日本

JR東日本水戸支社
防風柵の使用開始

常磐線小貝川橋梁運転規制変更

 JR東日本水戸支社は8日から、常磐線小貝川橋梁(藤代-佐貫間)前後の両側区間に防風柵を設置し、使用開始するとともに、運転規制を変更した。風規制による輸送障害対策として設置工事を進めていたもので、運転規制の発令回数が低減できる見込み。

 防風柵の高さは約2㍍(レール面基準)で、穴の開いた鋼板を折り曲げて取り付けている。設置延長は、同橋梁を含む下り線側660㍍、上り線側702㍍。

 防風柵の使用開始により、設置区間の運転規制も変更した。これまでは〝早め規制″として、風速毎秒20㍍以上で時速25㌔以下に速度を規制し、同25㍍以上で運転を中止していたが、設置後は同25㍍以上で運転規制、同30㍍以上で運転中止となっている。

 同支社では既に昨年12月1日から26日にかけて、同線藤代-佐貫間(小貝川橋梁)、水戸-勝田間(那珂川橋梁)、東海-大甕間(久慈川橋梁)、広野-木戸間(北迫川橋梁)、相馬-駒ヶ嶺間(駒ヶ嶺駅構内)の5カ所に「強風警報システム」を導入しており、運転規制時間についても短縮が期待できるとしている。

とうとう常磐線の防風柵が完成。これで強風時の規制がいくらか緩和できるようね。常磐線は遮蔽物の少ないところを通ってるから風の影響を受けやすいけど、その影響でダイヤが乱れる事がしばしばあったから、沿線の利用者にとってはちょっと嬉しい話ですね。


JR東日本 利根川橋梁下り線に防風柵完成

2007年03月16日 | JR東日本

東北線利根川橋梁下り線側に防風柵
JR東日本大宮支社

 JR東日本大宮支社は、宇都宮線(東北線)利根川橋梁(栗橋-古河間)前後の下り線側に防風柵を設置し、10日から使用を開始した。

 防風柵の高さは約2㍍、設置延長は約1500㍍。同区間では昨年12月1日から、「強風警報システム」も導入している。

 同支社では引き続き、同区間の上り線側でも防風柵(延長約1500㍍)の設置工事を進めており、今年6月ごろに完成する予定。防風柵が両側に完成するのに合わせて、運転規制も変更する。

羽越線の事故はまだ記憶に新しいわね。風があんな重い車両を簡単に転覆させるなんて怖いよね。だからこういう対策が必要なんだね。これでいくらかでも風の影響の遅れがなくなるといいね。