朝・夜の「のぞみ」充実
●JR東海
期間中、東海道新幹線で2281本、在来線で220本の臨時列車を運転する。特に、新幹線の臨時列車は前年より54本(2%)、定期列車と合わせた運転本数も378本(2%)多く、行楽客やビジネス客の利便を図る。
新幹線の臨時列車のうち「のぞみ」は45本(2%)多い2256本で、うち山陽直通列車は10本(3%)増の302本。今年3月のダイヤ改正で山陽直通の定期列車を増やしており、この定期列車を合わせると山陽直通「のぞみ」は前年より254本(5%)多く、東海道・山陽直通客の利便性を大幅にアップする。 新幹線ではこのほか、早朝や夜間の充実に努めており、東京、新大阪両駅とも朝の6持合と7時台発は定期、臨時合わせてほぼ10分ごとに「のぞみ」を運転、東京発21時3分の新大阪行き「のぞみ」もほぼ毎日走らせる。
在来線では、220本の臨時列車のうち特急は156本で、10月や11月の3連休を中心に「ひだ」16本、「しなの」24本、「南紀」44本などを増発する。このほか、名古屋-塩尻間直通の快速「ナイスホリデー木曽路」を10月と11月の3連休に運転。また、三重県鈴鹿市で開催の「F1日本グランプリ」に合わせて特急「鈴鹿F1」を10月7、8両日に名古屋-鈴鹿サーキット稲生(伊勢鉄道)間で運転するほか、海洋リゾート施設「ラグーナ蒲郡」最寄りの東海道線三河大塚駅に新快速を臨時停車させる措置なども取る。
JR東海は今年の新幹線の臨時列車は昨年より微増ね。でもこれは主にビジネスマンの需要に答えたものね。在来線は他社と同様、行楽客の利便を図ったものだよね。F1に臨時の特急列車が走ってるのは知らなかったよ。