JR西日本
北陸線・湖西線の一部直流化
新快速、敦賀まで直通運転
JR西日本は23日、北陸線、湖西線の一部区間の直流電化開業に伴い、10月21日に大阪方面からの新快速を敦賀まで直通運転するなどダイヤ改正を実施すると発表した。
大阪上京都-敦賀間
所要時間21分短縮
ダイヤ改正の概要は、朝通勤時間帯に新快速を敦賀発3本(北陸線経由2本、湖西線経由1本)、近江塩津発1本(北陸線経由)をそれぞれ運転。いずれも京都着7時台後半から8時台前半、大阪着8時台となる。また、木ノ本発米原行き普通2本を敦賀発に変更する。
データイムは、現在1時間当たり1本の湖西線の新快速(近江今津、永原発着)を敦賀発着、1
時間当たり2本の長浜発着を近江塩津発着に変
更。近江塩津では両線の新快速を同一ホームで乗り継ぎできるようにする。
夕通勤時間帯は、17-20時台に大阪・京都方面から敦賀へ直通新快速を1時間当たり1本運転するほか、長浜着の新快速に接続する普通を長浜-敦賀間で1時間当たり1本運転する。
平均所要時間(データイム、湖西線経由)は、京都-敦賀が1時間31分、大阪-敦賀が2時間1分とそれぞれ21分短縮となる。北陸線長浜-敦賀間(38・2㌔)と湖西線永原-近江塩津間(5・8㌔)の計44・0㌔。交流2万ボルトから直流1500ボルトに変更する。2003年(平成15年)10月着工。
工事は、直流変電所4カ所を新設し、既存変電所3カ所を改修。交直流切替設備を新設。敦賀、木ノ本、虎姫など9駅でホームこう上など設備改良、敦賀、近江今津、直江塩津、長浜の4駅の構内配線変更を行う。総事業費約162億円(車両費約50億円含む)。うち地元負担分144億円。
今までは電流の切り替えの関係から、大阪、京都方面から敦賀、福井方面の利便性が悪かったのね。途中で必ず乗り換えなければ敦賀に行けなかったんだよね。これで多少は良くなったと思うわね。しかし工事費がめちゃくちゃ高いよね。それも地元負担金が相当だね。これではもっと地元の人達の利用が必要よね。これ程お金が掛かるんじゃ、他の地域での切り替え工事は難しいような気がするよね。