第一章 Osanpoの台頭 P7-8
「どうしたのだ?」
ダイヴィッチェは向きなおり立ち上がろうとした。
ドスッ
あまりにも唐突だった。
カトーの手にした戟はダイヴィッチェを貫き、その先端の三日月の刃は背後の祭壇をも破壊した。
「父よ、あなたの器はもはや溢れてしまったのだ。
これより先は我が千年王国へと導こう。」
カトーは左手でダイヴィッチェの頭を握り、次の瞬間トマトを潰すように握りつぶした。
「これよりOsanpoは神には祈らぬ。神を殺すのだ・・」
窓の外はいつの間にか嵐に変わっていた。
***** ****** ****** ****** ****** ******
つづく
***** ****** ****** ****** ****** ******
この物語は実在の人物や団体とは関係ありません
いろいろごめんなさい><
------------------------------------------------
これにて第一巻の完。
私は初めて読ませていただいたとき、最後のセリフ
「これよりOsanpoは神には祈らぬ。神を殺すのだ・・」
で大爆笑しました。
Osanpoさんは、とてつもない強さを誇る神のアバターに挑戦し、次々と討ち果たしていたからです。
神さまは特殊なゾーンではなくフィールドにいて、運がよければ会うことができました。
自分が信仰してる神様のそばへいくと、バフがもらえたものです。
戦闘もフィールドで行われるので、遠目に見学したこともあります。
息詰まる戦闘の中、TMPさんにTell
それをこんな凄みのある言葉でセリフにし、表現するとは。
あまりの素晴らしい発想に声を出して笑ったものです。
-------------------------------
著者解説
この場面ではカトーがダイヴィッチェを殺すのですが、これはハードレイドギルド派だったカトーが、
ダイヴィッチェと意見が合わずGLが変わりOsanpoがどんどんハード路線に向かっていったことと、
神(Avater)を殺しているOsanpoを書きました。
神殺しに向かうOsanpoとその他ノーラスの各国(ギルド)の対立という構図を示し、
そこまでたどり着きませんでしたが大きなシナリオの序章になっていました。(神殺しには意味がありました)
「どうしたのだ?」
ダイヴィッチェは向きなおり立ち上がろうとした。
ドスッ
あまりにも唐突だった。
カトーの手にした戟はダイヴィッチェを貫き、その先端の三日月の刃は背後の祭壇をも破壊した。
「父よ、あなたの器はもはや溢れてしまったのだ。
これより先は我が千年王国へと導こう。」
カトーは左手でダイヴィッチェの頭を握り、次の瞬間トマトを潰すように握りつぶした。
「これよりOsanpoは神には祈らぬ。神を殺すのだ・・」
窓の外はいつの間にか嵐に変わっていた。
***** ****** ****** ****** ****** ******
つづく
***** ****** ****** ****** ****** ******
この物語は実在の人物や団体とは関係ありません
いろいろごめんなさい><
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これにて第一巻の完。
私は初めて読ませていただいたとき、最後のセリフ
「これよりOsanpoは神には祈らぬ。神を殺すのだ・・」
で大爆笑しました。
Osanpoさんは、とてつもない強さを誇る神のアバターに挑戦し、次々と討ち果たしていたからです。
神さまは特殊なゾーンではなくフィールドにいて、運がよければ会うことができました。
自分が信仰してる神様のそばへいくと、バフがもらえたものです。
戦闘もフィールドで行われるので、遠目に見学したこともあります。
それをこんな凄みのある言葉でセリフにし、表現するとは。
あまりの素晴らしい発想に声を出して笑ったものです。
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著者解説
この場面ではカトーがダイヴィッチェを殺すのですが、これはハードレイドギルド派だったカトーが、
ダイヴィッチェと意見が合わずGLが変わりOsanpoがどんどんハード路線に向かっていったことと、
神(Avater)を殺しているOsanpoを書きました。
神殺しに向かうOsanpoとその他ノーラスの各国(ギルド)の対立という構図を示し、
そこまでたどり着きませんでしたが大きなシナリオの序章になっていました。(神殺しには意味がありました)
>>あまりの素晴らしい発想に声を出して笑ったものです。
爆笑されていたとは心外w
僕みたいな変態はリアルとゲームの峻別もつかないものですから、
妙にシリアスに捉えてしまって心をつかまれた一文でありました。
あの頃何をそんなに必死になっていたかというと、
要するに一部のプレイヤーに限られた楽しみ(AvatarとそのDrop)を独占したかったわけですよ。
もちろん他にも攻略自体の面白さや、海外サーバーとの競争とかもあるわけですが、
僕にとってそんなものはモチベーションの内訳においてとても小さなものでした。
Contested Mobとは、他人の感情さえ蔑ろにしてもいいかもしれないというシステムで、
それにまんまと乗っかっちゃった僕はPCの前でずいぶん「悪い顔」しながら遊んでました。
仲良く共有できたら、なんて気持ちは微塵もありませんでしたね。
当時のたくさんのメンバーの中には程度の差はあるでしょうが、おそらくそんな共犯意識を持ちながら、
言葉に出さずとも「嫌われてナンボ」という気持ちでの結び付きもあったはずです。
そんなこんなで結果を残せて、一大叙事詩までしたためて頂けました。
ファンレターもすぐに出しました、「いいぞもっとやれ」って。
いやあ懐かしい。楽しかったなー。
神を倒すことについて笑ったのではなく、あくまでも作品、文章におけるセリフのセンスが良くて、
「やられた!」という感想で笑ったものですので誤解のなきよう。
レイドボスとチンケなNamedでは難易度は比べ物になりませんが、Contested Mobについての考え方はこちらもまったく同感でして、ぐずぐずしてかっさらわれる方がださいのである、という評価でございました。
どちらが先にNamedにたどりつき1発入れるかの、ぬきつぬかれつの興奮はMMOならではの楽しみ方でしたし。
ブログに書くと面倒なことになるので書かなかった、公にできない勝つための手法も(チートとかじゃないです)楽しみました。
小さいところは小さいなりに、いかにRaid以外では大手を出し抜くか、を工夫してた(私じゃないですが)ものです。
ちょー重かったKoSの、Contested Mobを目指してレイドギルドの方たちが競り合い、負けそうになったほうがゾーンの重さも利用して邪魔しているのを、傍から見てたのもいい思い出w