今日は何色?

保護猫、ななも7歳。
大人になり落ち着いてきましたけど、まだまだ遊ぶの大好きです。

日本へ到着から隔離期間のこと。

2021-08-25 14:59:38 | マニラからななと帰国

8月19日に帰国してから今日で6日目。

なんとなく疲れが取れてきた気がします。

 

何から書こうかなと思ったのですが、やはり日本に帰国してから隔離期間のことを先に

書くのが良いかなと思います。今後、海外から帰国される方の参考になるかもしれませんので。

 

私は成田空港に3時半頃到着しました。

搭乗したJAL機は、多くの方が日本を経由して他の国へ行かれる方だそうで、

日本に入国する方が全員そろい次第、スタッフさんの誘導で入国前検査などの会場へ移動します。

最初に到着したところは、健康チェック。

フィリピンからの入国者は、到着日翌日から全員が3日の隔離があるので特に何も聞かれませんでしたが、

私たちの後に来たアメリカからの便の乗客には、どこの州、国から来たのか聞いていました。

 

健康チェックというのは、フライト72時間以内のPCR検査結果を見せて、質問に答えるだけです。

PCR検査結果ですが、日本の場合日本語版が必要です。多分どの方もそうだと思いますが、

英語版と日本語版をセットにして持ち歩いていたのでは?

英語版がこちら。

日本語版がこれ。

日本入国の際にはこれが大事です。

その結果こちらが渡されます。

紙で隠しているところには検査が終わったあとに待つ椅子の番号が書かれています。

この後、検査やらアプリがちゃんと起動するかとか、メールアドレス登録とかいろいろやります。

対応するスタッフさんは日本人とは限らず、日本語を流ちょうに話す外国人が対応しています。

 

検査結果が出るまでが長く、と言っても1時間くらいかなあ。

それまで待機なんですけど、私たちはななのことが心配でした。

この時間がもったいない・・・なんて言っちゃいけないけどもったいなかったです。

 

あ、そうだこれを書いておかなくちゃ。

・アプリのダウンロードについて。

アプリは2種類。私たちはマニラを出国する前にダウンロードしました。

「COCOA」と呼ばれる接触確認アプリ

「MySOS」というアプリ。

iPhoneの人はこの2つですが、androidの場合は位置情報アプリが必要になります。

COCOAは、海外では開くことができず、日本に入国すると開けるようになります

でも、ほぼ使わないな。

基本は「MySOS」だけ使ってる感じです。

 

日本では「健康・医療質問票」の提出を求められるので、出国前に回答しその後出てくる

QRコードをスクショしておいた方が良いです。求められたときにすぐ出せるようにしておくことを

お勧めします。

 

検査結果が出るとようやく入国です。このとき、18時頃。2時間半でとりあえず入国に関する

検査などは終わりました。これは早い方だったかな、もしかしたら。

顔認証システムののち、スタンプをもらい荷物を取りに。

動物検疫のワンちゃんが荷物のにおいをかいで何も入っていないことを確認してくれました。

動物ピースとかでよく見るわんちゃんたち。

違法の物を持ち込まれないよう頑張っていました。

その後、動物検疫のスタッフさんに猫を預けていることを伝え、検疫所へ案内していただきました。

 

動物検疫は臨時でターンテーブル近くに設けられています。

フィリピンから猫の入国については、また後程詳しく書く予定ですのでここでは割愛。

 

私たちは本帰国なので、別送品が船便・航空便ともにあります。

なので、別送品申告書は2枚書く必要があり、1枚は別送品申告書を税関に出します。

この際、本帰国だからなのか、2人で8箱手荷物で持ってきたからか不明ですが、1つだけ

大きなスーツケースを開けてほしいと言われました。

よりによって一番大きなスーツケース・・・。これ、私がパッキングしたのでぐちゃぐちゃ

だったんです(;'∀')蓋が閉まらないほどパンパンで…。開けたら閉めるの大変なやつ・・・。

でも、開けるしかありませんので開けました。

ま、開けられても問題はありません、ぐちゃぐちゃなだけで・・・あとやたらとキャットフードが

入っているだけで。

キャットフードは、船便や航空便に入れることができなかったんです。缶詰は良かったんだけど。

 

税関が終わり、出口から出ると隔離ホテル用バスへ誘導する外国人スタッフが待っていて「別送品有りますか?」と。

まあ私たちは日通さんの海外引越用段ボールを持っていたので、どう見ても本帰国者。

別送品申告書をJALABCカウンターへ出す必要があります。それがわかっているので、そちらに案内してくれました。

でも、その前にななを母に託す必要があります。

今回、母一人では心配でどうしようかと思っていたら、「私行くよ」と名乗り出てくれた高校の同級生が来てくれました。

それと、母の友人でななを保護して育ててくれたトリマーさんも来てくれたので、

ななと、ななの物ばかり入れたスーツケースに、ななの好きな珪藻土が入った袋を渡せました。

これについてもまた後程。

母たちと別れて、待つこと1時間・・・。何の説明もないままただ待たされます。

 

個別に聞きに行っている人もいましたけど、一体何時間待たされるんだろう?

私たちが動物検疫で手続きしているころから待っている方が多かったので、1時間半ほど待たされた方が

多くいたと思います。

「いったいどうなってるのよ~」とさすがにイラっとし始めたところ、やっとバスに案内されました。

バス停には「1時間に1本」と書いあり、待った理由がよくわかりました。

だけどその説明、早くしてほしかったです。バスへ案内してくれるスタッフは外国人。彼らは悪くないのですが、

やはりどういう流れなのか説明してほしかったです。そういう指示は上からされてないんでしょうね。

 

数日前に成田に到着した方から「アパホテル潮見で隔離」と聞いていたので、「うそでしょ~?」と思っていたのですが、

嘘ではありませんでした。

バスに乗ったら「到着まで1時間半ほどかかります」と言われ、「お手洗いに行きたい方は今のうちに」と。

「マジで潮見か?」と思ったけど潮見まで1時間半もかからないし・・・横浜まで行っちゃうんじゃないか?

と恐ろしくもなりましたが、やっぱり潮見でした。新木場で高速を降りたときにはホッとしましたよ。

 

アパホテル潮見に到着し、バスの前の方に座った方から順番にチェックイン。

全ての荷物は、スタッフさんが出してロビーに並べてくれたようです。

私たちは結局40分近くバスの中で待機し、チェックインを済ませました。

簡単に説明を受け、滞在のしおりと鍵と体温計をもらい部屋に入ります。

 

この時、私のスーツケースの1つが転んでいることに気づき、

おかしいなあ・・・と思い確認するとタイヤが破損し、ゴムが沢山落ちていました。

空港でもターンテーブルから、スタッフさんが出して並べてくれていましたが、この時は異常ありませんでした。

自分たちで荷物を持ち、バスに乗り込むときも異常なし。

多分、並べたときか他の方がご自身の荷物を取る時に、ぶつかったりしたのか倒したのか、壊れた可能性が

あり、これについてはスタッフさんと話をして、担当部署に連絡するとのことでした。

 

荷物がたくさんある私たちは、スタッフさんが手伝ってくれて部屋に入ります。

多くのスタッフさんがテキパキと働いていて、かなり慣れているなあと感じました。

それと優しい。

「何かあればすぐコールセンターに電話してくださいね。お水が足りないとか、言ってくれれば持って

きますからね」と、汗だくで重たいものを持ってきて、疲れているだろうにどうしてそんな笑顔できるの?と

思うほどです。

 

15時半頃に着陸し、ホテルの部屋に入ったのは21時過ぎです。

話には聞いていたけど、ホテルに入るのに到着から5時間~5時間半かかるって・・・。

しょうがないんだけど、腑に落ちない。

 

この日のお夕食はこちらでした。

豪華なお弁当です。

冷たくても美味しい日本のお弁当。ごちそうさまでしたm(__)m

 

仕方がないのですがお部屋は狭いです。アパさん、この狭い部屋にこの大きめベッドは

要らないよ~。

加湿器も空気清浄機も、ポットもあるし、ゴミ箱2つ(燃える・燃えない)バスルームにもなかなか大きなゴミ箱、

ここまで要らないと思う。

この部屋の広さに40インチのテレビは大きすぎるし、テーブルはそこまで大きくないし。

スーツケース2つ、段ボール2つ、PCバッグ、自分のバッグがある私にはしんどい狭さだった~。

足の踏み場もないってやつです。

まあ、フィリピンでは隔離する場合、自己負担です。だから自分の好きなホテルを選べます。

でも、日本はフィリピン人もビックリの全て無料。ホテル代・食事代無料ですから文句は言えませんね。

 

荷物に関しては、空港内のJALABCカウンターで送れたようなんですけど、当初ダメだと聞いていたんです。

猫を受け渡しする時も、厚労省の担当の方から「お話をする時間はありません、渡すだけです」と電話で言われて。

だから荷物も送ってる時間はないとおもったんだけどな。

1時間以上バスを待たされるのがわかっていたら送ったのになあ。

 

さて、隔離ホテルでは朝8時までにしおりにあるQRコードを読み取り、現在の健康状況を送信しなければなりません。

体温をはかり、諸症状がないかを毎朝8時までに送信。

これ忘れてると、携帯に「送ってくださーい」の連絡が届くようです。

 

隔離中は一歩も外に出られません。

朝食は8時頃から配布作業がおこなわれるようで、その前にアナウンスがあります。(お昼は12時頃・夕食は18時頃)

全てのお部屋に配布が終わるとまたアナウンスがあり、扉を開けて自分で取ります。

隔離初日の朝ごはんはこちら。

毎食サラダとちょっとしたデザートが付きます。

グレープフルーツを一切れとか、レモンゼリーとか。

それと献立にアレルギー成分表。

部屋に入った後に、アプリでやることがあり、その中に食事の内容についてありました。

・ベジタリアン

・ハラル

とか。

私はベジタリアンにしたのですが、これは意味がなくアパホテル潮見は、全員同じメニューのようです。

成田について「アレルギーはありますか?」とか聞かれたような記憶はあるんですけど、よく覚えていません。

アレルギーがある方、ベジタリアンやハラルをご希望の方は、成田で最初に対応してくれるスタッフに伝えた

方が良さそうです。

 

アパ潮見の御飯は、お好みはあると思いますが美味しいと思います。

サラダにデザートが必ず付くのは嬉しいし、お昼以外はカップのお味噌汁が付きます。

これがほんとに嬉しい。

お味噌汁は豆腐が2回、ほうれん草が2回、ネギが2回でした。

デザートにカステラが出たときは嬉しかったな~。

サラダのドレッシングも青じそだったりゴマやフレンチだったり変化がありました。

ただ、全て食べると絶対太る・・・。

それとお腹がかなりいっぱいなので、大変申し訳ないと思いましたが、ごはんは残しました。

それでも、私にしてはよく食べたなあ。

 

お水は最初に3本部屋にあり、その後毎食500mlが1本届きます。

3種類位あったけど、やっぱりこのお水でしょー。

噂には聞いていたけど、なかなかのインパクトです。

 

隔離3日目、朝7時頃にこの日検査をする人のためのアナウンスが流れます。

「検査キットを扉にかけたので、唾液をとりドアノブにかけるように」と

唾液を取りドアノブにかけて待っていると、廊下でノックする音、声が聞こえます。

私の部屋もノックされ開けてみると、防護服のスタッフが採取した唾液の入れ物に貼っている名前が

正しいか確認されます。

 

早ければ12時頃には出られると最初に聞いていましたが、お昼が配布されてしまいました。

あーお昼を食べずに出たかった・・・。

2時半過ぎに部屋の電話がなり、「陰性でしたので、荷物を持ってロビーに来てください」と。

ようやく出られます。

 

借りていた体温計と部屋の鍵を返し、バスに乗り成田へ向かい、到着後解散です。

長いようで短い隔離が終わりました。

隔離中はとにかく寝てました。旦那さんとは別の部屋にしてもらったので、好きな時に寝て、

好きな時に起きて、自由にしていました。多分旦那さんも同じでしょう。

 

3日の隔離では必要ありませんでしたが、お洗濯をしたい場合は、ホテル内にあるコールセンターに

連絡し予約ができるそうです。

また、お買い物ですがカード決済など現金決済以外の物で決済されて送られるものは、代わりに預かって

届けてくれるそうです。

生もの、当日賞味期限の物はダメだそうです。

お友達がウーバーでモスバーガーを頼もうとしたら、「それはダメです」と言われたと。

 

出国した国によって隔離日数は違いますが、どなたかの参考になれば。