習志野市民フォーラム

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船橋オートレース廃止

2014年08月14日 | 日記
南船橋にある「船橋オートレース場」が来年度を持って閉鎖されることになりました。
売上高はピークの744億円(90年度)から昨年度は103億円まで落ち込んだそうです。
同様に船橋競馬、千葉競輪、松戸競輪も厳しい環境にあるとのことで、自治体への
繰入金も僅かまでに落ち込んでいるとのことです。

(以下8.13朝日新聞千葉版より)


「船橋オートレース場」は全国6つのレース場の中で最も古く、全国初のオートレース場として1950年(昭和25年)開場し
64年の歴史があります。
主催は千葉県と船橋市で土地は三井不動産商業マネジメント(開場当時の土地所有者は朝日土地興業)の所有で、
施設管理は株式会社よみうりランドです。
開業当時は付近には何もなく、当時は数少ない娯楽の一つとして多くのオートレースファンが詰めかけましたが、近年は
周辺に大型店舗やマンションが立ち並び、オートレース場の一角だけが船橋競馬場も含め浮いた存在になってしまったようです。
又近隣の若松団地からもオートレースの爆音で度々苦情が出ていたそうです。
ギャンブルそのものを否定するつもりもありませんし、施設で生計を立てている人の生活は保障されなければなりません。

しかし10年前に開場した習志野市にある「ボートピア習志野」も開業時から不振が続き、ピークの売り上げ161億円
(2007.10~2008.9の1年間)から直近の86億円(2013.4~2014.3の1年間)と約半分まで落ち込んでいます。
新たにギャンブル場を開設し自治体の収入にしようという発想自体が既に破綻しているのではないでしょうか。

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