Blog満賊亭

少欲知足をモットーに日々の満足を追求していくブログ

旅先で読む本

2013年10月23日 | 国内
旅先で読む本は格別なもの。
今回はイスタンブールに1週間も滞在できる休暇をいただいたので、少し毛色の違う本を持っていこうと思うのだが…さて、どうしよう。明日本屋で探してみようかな。

お江戸の勉強会でご一緒させてもらった先生のエッセイがでているのでスコタイ遺跡に続き今回も歴史通を持参^^


トルコにちなんだ本でもよいが、イスタンブールの前に12時間だけ立ち寄るフランスにちなんだ本も持っていきたい。

となると、池波フリークとしては絶対はずせないのが

「ドンレミイの雨」
鬼平犯科帳や藤枝梅安といった時代小説ばかりが池波作品ではなく、実は池波先生、大のフランス好き。本著では奥様と南仏やベルギーなどで過ごした旅行記が、先生のスケッチした絵画とともにまとめられたエッセイ。
パリへ行くたびに入りびたっていた古き良き居酒屋B・O・Fの物語や、旅先で飲み食いされたワインや南仏料理の記録とともに、一緒に旅に連れて行った奥さんとの会話(だいたいが、ぞんざいな物言い)が織り交ぜてあり、池波先生のぼくとつな人柄や、奥さんとの夫婦仲感じることができる、お気に入りのエッセイとなっている。

街の移り変わる速度は日本と同等かそれ以上のフランスだから、おそらくエッセイに登場するお店の大半は残されていないと思うけど、大好きな作品なので時間があれば訪れてみたいかな?

美味しいフランス料理のお店にも出かけてみたいが、イスタンブールでのトルコ料理に備えてパリではがっつかず、穀菜人で過ごそうかしらん?(実はフランス語にビビッている)

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