Blog満賊亭

少欲知足をモットーに日々の満足を追求していくブログ

京都のお豆腐@北野天満宮

2013年09月27日 | 国内
10月2日って・・・豆腐の日になるのかな?
ググってみる・・・あっやっぱり(笑)
日本人って言葉遊び大好きね。

閑話休題。先日、彦根・京都を2泊で回ってきたときのお話。
最近、ババ様の介護お疲れ様ツアーと銘をうち、久々に親を連れての旅行。ひとり京都では朝から晩まで歩き倒すのだが、さすがに親とはそうもいかず、車でゆるりと回ってきましたぜ。

さて、京都。
個人的には池波正太郎。そしてお寺巡り。最近はヒンズー教神様の仏教帰依の仏像探しがマイブームなのだが、その気持ちはぐっとこらえ、親の希望するところを案内することとなった。

コースは彦根で1泊。翌朝京都に入り。プランニングはざっとこんな感じ。


09:00 イノダコーヒ本店で朝食
10:00 錦市場散策
11:00 鹿苑寺金閣
12:30 仁和寺
13:30 妙心寺
14:30 昼食(豆腐料理)
15:30 北野天満宮

京都では朝食、昼食の時間をずらすのが鉄則。お昼に並ぶと3時間くらい費やすことになっちゃうので、予約が利かない場合遅い時間の方がお得である。

順調にお寺を回り、程よくおなかがすいたところで昼食をいただく。
選んだお店は北野天満宮近くのお店 TO-FU CAFE FUJINO 北野店

ここは、京とうふ藤野という北野天満宮近くにある有名なお豆腐屋さんの関連のお店。

中のお品はこんな感じ。のぞいただけなのにとっても丁寧な対応の店員さん
「また、おねがいしますぅ」の声がいいやねぇ

実は最近、ここの女将さんが出している豆腐料理本がお気に入りで、京豆腐といえば、湯豆腐、湯葉などのお高い精進料理をイメージしがちだけど、このお豆腐本のレシピが意外と良く、冷奴や湯豆腐だけではない豆腐の魅力を打ち出している。

おいしくてヘルシーな豆腐料理が手軽に作れちゃう。
なかでも、おぼろ豆腐と秋野菜のあんかけや豆腐のみぞれ鍋などは好物なのでこれからの季節に美味しくいただくため、本場の味を調査。


店内はカフェそのもの。お昼時をわざと外したのでまったく並ばずに座ることができる。明るい店内には京ことばの丁寧な店員さん、はんありしてはってよろしゅうございますなぁ。
あの独特の言い回しは何度聞いてもイイ(笑)たぶん、女性の京言葉は最強ではないだろうか^^

お目当ての豆腐のあんかけ
「おとふやさんの最強ダブル丼」人気の生湯葉丼とおぼろ丼がハーフ&ハーフとなっていてお得!@1,000で豆腐料理を堪能できちゃう。
薄味だけど、合間に挟む漬物がアクセントにもなり美味い。おぼろ豆腐もうまいねぇ。



こちらはおばんざいプレートセット@1,200円
メインは「揚げだしとうふのぶぶあられ」「おとうふハンバーグ」「揚げだし湯葉」から選ぶことができる。
こういう盛り付けって結構センスがいるんだよね。湯葉のご飯も美味しそう!

プラス200円でデザートもいただけちゃう。

お豆腐のレアチーズケーキは、ベースが豆腐なのでチーズのコクはないけれど、ラズベリーソースの甘酸っぱさと下の生地の部分にゴマを練りこんであるのがアクセントとなり美味。


豆乳シフォンケーキ。抹茶と中に入った小豆がまた京都らしいやね。
ほかにもスイーツがいっぱい。なかなかおすすめですよ☆

TO-FU CAFE FUJINO 北野店
住所   京都市上京区今小路通御前通西入紙屋川町843-7
電話番号 075-463-1028
営業時間 午前9時~午後6時(季節により変動)
定休日:年中無休
アクセス方法
●市バス 203・51系統「北野天満宮前」停下車(約10分)、徒歩約2分

そして、腹ごなしに北野天満宮へ。

「北野の天神さん」の名前で親しまれている北野天満宮。祀られているのはご存じ、菅原道真。学問の神様として信仰されているので冬場は受験生などの願掛けでにぎわうところだよね。むかーし皆でいったけど、あんまご利益なかったかも^^;←自業自得

ご利益がなかった・・というわけではないが、菅原道真といえば、個人的には学問の神様より「くわばら」の伝承話の方が興味深く思っている。
非凡な才能で宇多天皇に重用され、続く醍醐天皇の世では右大臣にまで昇ったが、中央集権を推し進める道真の政治手法に反発した左大臣の藤原時平にざんそされ大宰府へと左遷され無念のうちに死去する。道真の死後に天変地異が多発したことから、朝廷に恨みを持つ道真が死して天神(雷神)となり怒っているとされている。
面白いのカミナリがなった際に、「くわばら、くわばら」と唱える言い伝え。これは菅原道真の亡霊が雷さまとなり、都に被害をもたらしたが、道真の領地の桑原には雷が落ちなかったと言う伝承から由来している。

ま、そんな話は北野天満宮には見られず、やはり学問関連のものが並ぶ。
参道に並ぶ臥牛像。

牛は天満宮において祭神の使者とされた伝承がある。
「道真の出生年は丑年」「亡くなったのが丑の月の丑の日」「左遷された際に牛に乗って大宰府へ下った」など諸説あるようだが・・・気になったのは、牛の頭。


皆、撫ですぎである。
牛は意外と知能指数が高く、チンパンジーなみと言われるらしいが、牛は牛。撫でても頭は良くならんだろうに牛もさぞかし凹むことであろう。


ま、頭の成長は止まったかもしれないけれど、むにゃむにゃむにゃ…一応お参り。

あ、今年はババ様他界したので、本当は参拝してはいけない・・・んだよね?

おまけ
北野天満宮近くの酒屋の看板。なかなか年季の入ったものだなぁ。

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