Blog満賊亭

少欲知足をモットーに日々の満足を追求していくブログ

異国でめし~る

2010年12月09日 | 異国でめし~る
日本人は他の国のパッカーに比べ、現地のものを平気で食うらしい。


数年前、タイのアユタヤで出会ったドイツ人のポールは
ゲストハウスの夫妻(夫=アメリカ人、妻=タイ人)に招待されて出かけたお祭りの会場で
おごってもらった食べ物をことごとく拒否。
場の気まずさを回避すべく、なんだか解らん肉を日本人特有のISO笑いをうかべながら
ポールの分まで頬張り、その後下痢に悩まされる。

「よくわからないものを食うなよ」

ポールには自己管理のなさを指摘されたが、その後中国に渡り、
口にあうものがない上言葉も通じない弱り顔のファラン(白人)は気の毒に思う反面、

「アジア蔑視のツケじゃ」

と思わなくもない。


■アユタヤフェスティバル


■多分、このなかのどれかの肉にあたった


■ブッダツリーとポール(手前)・・・調子のいいドイツ人だった




中国南部ではパンを目にする機会が少なく、ファランたちはことごとく塞ぎ込んでいるのだ。
長江下りの船内で同室となったオーストリア人のマイケルなぞは、
4日間の船旅の間、ずっとカップラーメンとピーナッツしか食っていない。

「包子を食えばいいじゃん、これパンだぜ?」

「それ、臭いからいい・・・」

ふ~ん・・・つまんないの。


海外でチャレンジする未知なる飯は、時にHPを消耗する機会もあるが、基本楽しいものである。
ゲーリービージーなど恐れるなかれ!
時に美味しく時にデンジャラスな異国のめしは、
その土地の生活や文化を肌で伺い知ることができるバロメーターである。

今まで出会ったことのない色、不思議な匂い、そして表現しがたい味との出会いはきっと人生を豊かにし、そして日本食の美味しさを再認識させてくれる(笑)



海外料理への感心を思いっきり高めてくれたのが、今回の画像の本。
たけだみりこ著の「異国のめしーる」は漫画を使って面白おかしく海外料理の作り方を紹介している。
料理の絵がすべてがゆるいタッチの漫画なので、
なんとなく
「はじめ人間ギャートルズの原始肉」を味わってみたいような感覚を抱かせてくれる本である。

『異国でめし~る』のカテゴリではそういった土地土地の不思議な食べ物を振り返ってみたい。


■タイとカンボジアの国境付近にて バッタ・クモ・昆虫の幼虫の佃煮・・・

■中国蘇州名物

■タイ カオサンのパッタイ

■フィリピン カラマンシーと海老のガーリックいため

■タイスキ

■アユタヤのみやげ物市場

■マカオの広東料理

■フィリピンの魚


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