鹿とお散歩 奈良大和路

大好きな鹿・奈良公園・大和路を気ままに歩いた記録です

鷺池の水琴窟

2014-09-24 10:44:54 | 奈良公園
浮見堂のある鷺池の中之島にある水琴窟
何度行っても、その前を素通りしてました。





心地よい音が響きました♪

ここにあるのを、どうして今まで気が付かなかったのか・・・
本当に不思議ですね。
まだまだ、奥深い奈良公園です。

奈良少年刑務所

2014-09-23 08:54:27 | きたまち
奈良少年刑務所の矯正展に行ってきました
刑務作業で作られた良質の品が本当に安く手に入ります。

竣工は明治41年
設計は、山下 啓次郎(ジャズピアニストの山下洋輔氏の祖父)

ひと際目を引く、ロマネスク様式の正門



門の裏側





本館





この写真だけ見ていると、女子大の建物かと勘違いするほどですが・・・
高~い塀や有刺鉄線、監視カメラなどを見ると、確かにここは刑務所なんだと
実感します







100年以上経て、現役で使い続けられているという事にも驚きます
文化財指定を受けて無いこの建物を、建て替えようという動きもあるとか・・・
利便性だけを追求して、新しい建物を造っても、100年後にはボロボロ・・
本当に大切な物を見極めて下さい!

特に欲しいものが無くても毎年ここに来るのは、この美しい建物が好きだから!
利便性だけを考えず、古き良きものを保存してほしいです。

(施設の見学も出来ます)




奈良博・庭園、茶室、関野ホール

2014-09-20 23:52:40 | 美術館
奈良国立博物館・本館「なら仏像館」が改修工事の為
休館中です

その代り・・・普段は非公開の庭園・お茶室「八窓庵」・仏教美術研究センター(関野ホール)
青銅器館が特別無料開放されています



庭園入り口(係りの方が案内してくださいます)
この露地門(ろじもん)はの屋根は、杉皮を竹で押さえるだけの葺き方で
大和葺き(奈良葺き)と呼ばれているそうです



お茶室「八窓庵」
興福寺の大乗院にあった茶室(江戸時代中期)

(あ、この方は博物館の方ではありません・・・)



庭園から仏教美術センターへ続く門が解放されています
参道に出なくても良いのですね。



明治35年竣工の建物
この前を歩く度、平等院・鳳凰堂に似てるな・・・と思うのです





閲覧室
仏教美術に関連する各資料の保存、閲覧が行なわれています
独特の形の梁が魅力です





この飾り・・・宝珠のようです



開放期間
平成26年9月17日~10月22日
平成26年11月13日~12月7日
月曜日休館
9時半~16時

正倉院展の期間は休館なのですね。

角きり・準備中

2014-09-19 23:30:53 | 鹿
きれいに芝が生えそろった鹿苑・角切場



「角きり」に出る雄鹿・・・
外に出たそう・・・



「角きり」は雄鹿の体力をとても消耗します。
(命を落とす鹿も居ます)
その為、体が大きく体力のある逞しい雄が選ばれるのです
(見栄えも良いし)
でもこんな雄は既に縄張りを持っていたはず。
この間に他の雄に縄張りを取られているわけです。

・・・と人間は考えるのですが、「角きり」に出る程の雄は
元の縄張りに戻っても、また取り返す事が出来るのだそうです。

実は、たれ耳さんも数年前までは、「角きり」でその雄姿を披露していました。
つまり、それほどの雄鹿だという事。
たれ耳ファンとしては、お役御免になってホッとしてます!!

「角きり」での怪我が原因で耳が垂れた・・・という噂もあるのですが
両方同じように垂れてるので、これが原因とは考えにくい。
公園に同じ耳の小鹿が居ないから、生まれつきでは無い事だけしか
わかりませんネ。

たれ耳さん・・角切られちゃった

2014-09-18 21:03:26 | 鹿
たれ耳さん、采女祭が終わって、繁殖期の縄張りに戻ってました。
(おでこ、まだおハゲになってない)





いつも同じ場所に、堂々と鎮座してます。
鹿に詳しい方の話では、たれ耳さんがいつも座る場所はこの辺りのボス鹿の
座所なんだそうです。
その場所に立ってみるとその理由がわかります。
周囲を見渡すのに好都合
ライバルが近づいてもすぐわかるのです
(睨みを利かしてるのですね)

今年はたれ耳さん、角を切るのに手こずったとか。
気配を察して、とても逃げ足が速かったそうです。
意外に俊敏なんですね!


荒池近くにも、耳が垂れた鹿が居ました
この鹿は耳を怪我をして、治療が終わってるそうです