鹿とお散歩 奈良大和路

大好きな鹿・奈良公園・大和路を気ままに歩いた記録です

2013 おん祭 宵宮詣

2013-12-18 20:50:31 | おん祭
12月16日 午後2時からは大和士が流鏑馬児を伴って、若宮様に
御幣を奉り拝礼を行う宵宮詣があります







この後、ご一行は東大寺二月堂近くの手向山八幡宮にお参りされます
ご本殿の前には、懸鳥が寄進されていました



3時からは、田楽座が本殿と若宮様に田楽を奉納します

その後、宵宮祭が執り行われます

若宮様の境内には、紀貫之が
「人はいさ 心は知らず ふるさとは 花ぞ昔の 香に匂ひける」
と歌に詠んだ長谷寺の梅を接木した紅梅があるのです



お旅所は準備完了
今夜、若宮様がここにお遷りになられます



一の鳥居では、大名行列の練習



大宿所も翌日の準備が進んでいました



明日のお渡り式が楽しみです





2013 おん祭 お渡り式の朝

2013-12-18 20:48:58 | おん祭


お祭りの朝はわくわくします。
参道・神様が歩かれた道(遷幸の儀の松明の跡)



お旅所





ちょうど、お渡り式の主人公・日の使いの支度が整いました



飛火野では、馬が足馴らし



馬と鹿
この後、「ピャ!」と大きく警戒鳴きをして、鹿達は逃げていきました。



登大路園地





2013 おん祭 お渡り式

2013-12-18 20:46:39 | おん祭
人が、神様にご挨拶に伺う、お渡り式
2年続けて、松の下式を拝見できたので、お旅所近くで拝見する事に
しました。

お渡り式の前、騎乗される方達が整列されます

十列児(とおつらのちご)お旅所祭で東遊(あずまあそび)を舞います



神女(拝殿八乙女)



馬長児(ばちょうのちご)



行列の出立を見送り、急ぎお旅所前に移動
12時半頃だったので、良い場所は無理かな・・・?

ちょうど、頭屋児(とうやのちご)が肩車されて、松の下に向います



第1番・日の使い

長い千早を引きずり、道を清めます





第3番・細男座



第6番・馬長児



第8番・流鏑馬児



第10番・野太刀



第12番・大名行列



お旅所祭が始まる頃、参道では稚児流鏑馬が始まりました



今年は、一番見たかった、猿楽座・金春の埒明けを見ることが出来たのです!




2013・おん祭 金春の埒明け

2013-12-18 20:42:53 | おん祭
おん祭には「埒(らち)があく」という言葉の語源とされる金春太夫の
所作があります

一説によりますと、その昔、春日大社の祭礼で金春太夫が「埒」(柵)
に囲まれた神輿の前で祝詞を長々と読み上げる習わしがあったそうです。
その際、人々は祝詞が終わってはじめて「埒」の中に入ることが
できたことから、「埒あけ」の言葉が生まれた言われています。

埒門





扇子を使い、結ばれた和紙を解いていきます



埒が開きました!



貴重な、所作を拝見できて感謝いたします