宮崎ロータリークラブの例会に、講師としてお話してくださった先生なんですが・・・・・・・・・・・
「**美術学校」の理事長さんで、書道家でもあり、写真家でもあり、古代文字研究家でもあるという・・・・・・・・・・・大層、ご立派な方のお話が聞ける! っと、楽しみにして行きました。
しきゃ~~~し、最初に少しだけ・・・・・・・・ビックリしたんです。 それは、その偉い先生のお召し物が・・・・・・・・ちょっとだけユニークだったから・・・・・・・
図を指差しながら、解りやすく話して頂いたけど・・・・・・・・・・話を聞くどころじゃなく、僕の心は・・・・・・・・・・・・その先生の衣装に釘付けだったんです!
題名に変なオジサンの衣装について・・・・と書いたけど、「変なオジサン」ではありませんよ! 変な、「オジサンの衣装」ですからね!
イギリス・・・・・・・・特にスコットランドの孤島に残っている「文字の起源」の研究のために、年に三ヶ月はイギリスに持っている別荘で過ごす!・・・・・・・・・・この先生はそう言われていましたが、「本当かよ? 遊びに行っているだけじゃないの?」・・・・・そう感じたのは、僕だけではないはずだよ!
そうです、衣装を見て、「スコットランドかぶれ」と思ったんです!
で、この格好を見て思ったこと・・・・・・・・・・昔の戦争映画で、イギリス軍の中には・・・・・・この格好をしてバグパイプを吹きながら横一列に並んで戦闘地域の真ん中を、隠れもせずに真直ぐに進んでいって・・・・・・・・敵兵から撃たれて一人ずつ死んでいくけど、最後の一人までバグパイプを吹きながら行進して行く! そんな音楽隊が登場していました。
あれって・・・・・・・・・本当かな? 映画の中だけ? 大きな音を出しながら、真ん中を直立の姿勢で、ゆっくりと歩いていたら・・・・・・・・・・敵兵から狙い撃ちにされるに決まっているよ!
子供の頃から不思議に思っていたけど・・・・・・・・・・・・大人になってからは、こう考えるようになったんだけど・・・・・違うかな?
本当は敵から見えない所で、味方の士気を高めるためにバグパイプを吹いていたんじゃないかな?
日本ではどうなのかな?
赤穂浪士の討ち入りの時だけど・・・・・・・・・・・大石内蔵助は吉良上野介の屋敷の外で、「一打ち 二打ち 三流れ」の山鹿流儀の陣太鼓を叩いて指揮を執っていて、吉良上野介が捕まってから吉良邸に入って行きました。 吉良邸の中に入って、陣太鼓を叩きながら指揮を執っていたら、吉良邸の全員から狙われるはずだよね!
やっぱり、バグパイプを吹きながら、無防備に戦場の真ん中を歩くなんて・・・・・・・・映画が作ったものだよね?
スコットランドのバックパイパーは勇猛果敢な戦士であり、最前線で楽器鳴らして兵を鼓舞することを伝統的に誇りとしています。
機関銃打ちまくりの近代戦の時代になっても彼らはトップでパイプ鳴らしています。ノルマンディー大作戦のときの上陸一番乗りはバックパイパー隊であり、バックパイプの音色とともに英国軍は上陸したわけです。またフォークランド紛争のときも実戦配備されています。
ただ、軍楽隊でこのようなことをしているのは、スコットランドと昔のトルコくらいで、普通の軍楽隊は、なおなお先生の指摘通り、安全なところで楽器鳴らして士気を鼓舞するのが役目です。
かなり前から僕の脳裏に焼きついているシーンは・・・・・・ノルマンディー上陸の「史上最大の作戦」だったのかもしれません!
映画で作ったのではなく、実際にも映画のシーンみたいに最前線で活躍してたんですね!