少年野球とともに 

ここには少年野球の監督時代のあれこれを備忘として
書いていたけど、
今後は中国と日本語教育が中心になる見込み。

最後の夏 2/2

2007-07-22 08:07:05 | 高校野球

2回戦の勝負のあやは、初回裏の相手の攻撃。
2死、1、2累からの強烈なサードゴロを体でとめて
サードベースを踏んで無得点でピンチを脱した。
チェンジでボールを投手に返しに行こうとしたその瞬間、
誰もが信じられないことがおきた。
3塁審判の「セーフ」・・なぜ?
審判はタッチプレー要と勘違いしたのか?
べースを踏んだのは周りのだれもが確認しているし、
もちろん健太郎本人が一番わかっている。
ここは審判にジャッジの根拠を確認すべきだったかもしれない。
このジャッジから守備のリズムが崩れたのは事実・・ではないか?
先発工藤は4点取られ、いまだかってない初回降板、
その後、鈴木が6回を必死で投げきり、その間になんとか5点取り、逆転するも、
三番手と四番手が、四球と連打でリードを守れず、大敗を喫した。

悔やんでも悔やみきれない判定だった。
しかし、健太郎も無念さをプレーにぶつけた。
3回にファールフライを追ってベンチ前の柵に激突。
足を引きずりながら最後までプレーを続行し、
左足1本に体重を乗せたまま、
レフトに執念のヒットを放ち、
追加点のホームまで駆けてきた。
試合後、、わかったのだが、その際に筋肉断裂を生じてたらしい。
翌日から松葉杖で、骨折よりたちの悪い、全治2二ヶ月との診断。

今となっては試合結果はしようがないです。
負けたことで 彼らが「3年間、目一杯がんばってきた」ことの価値は下がることはない。
船高の野球のすばらしさはとても言葉に尽くせない.
これからも船高が文武両道の伝統を守っていくことを期待します。
その精神を引き継いでいく限り、ずっと応援していきます。
いい仲間たちとひたむきに、真剣に野球に打ち込めたのは、
監督、部長はじめ、チームメイトやOB。それをささえた親御さんたちや、
周囲の多くの人たちのおかげに他なりません。
心から感謝を申し上げたいです。ありがとうございました。

さて、今度のターゲットは大学受験。
自分たちがやってきた野球に比べれば、受験はそんなに大きなヤマではないと思います。
全員が目標をクリアして、志望校に入ることを信じてます。
人生はこれからだよ・・・がんばれ!

 


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