どこか想定していながらも、実際に目の当たりにすると驚きます。
【動画】佐賀県高校総体は初の大会中止(佐賀新聞)
https://www.saga-s.co.jp/articles/-/521484
ということで、実施の是非が問われていたインターハイが、中止になってしまいました。
今日教室にきた一部の3年生は、なんでもなさそうな生徒もいれば、
ガッツポーズ気味の生徒もいました(彼のおかれている状況からして、気持ちはわかります)
しかし、非常に悔しい思いをしていたり、何も考えられない状態の生徒も、少なからずいることでしょう。
かくいう私も、高校生の頃は部活に(のみ?)命を懸けているくらいの気分でいました。
そんな状況で最後の大会なくなったから、明日から受験勉強ね、と言われても、
なかなか気分が切り替わるものではない、というのは重々理解できます。
しかし同時に、受験生に与えられた時間は平等にこれからも経過していくのですから、
次の動き出しを素早く行ったほうが有利なのも変わりません。
正直なところ、真剣に部活に向かっていればいるほど、気持ちの整理はつきにくくなるものでしょう。
実際、今でも最後の試合の悔しい思いは、私自身、記憶の片隅にくすぶり続けています。
20年弱経った今ですら、です。
ですので、吹っ切るとか切り替えるとかではないんだと思います。
心に何かしらのしこりを抱えたままでなお、前に向かって進むしかないのが、ほんとうだと思います。
心残りを言い訳にせず、きちんとやるべきことと向かい合うこと、
そして、心残りを次のステージでのエネルギーに変えていくこと。
なんとか心のバランスを取りながら、これから勉強に向かっていくことが、求められます。
微力ながら、道筋を立てるのに協力させていただきますので、
高3生の皆さんが一緒に1歩ずつ前進してくれればと思います。
大塚