CNCフライス盤もどきでPCBの加工をする動画を見ていたところ、CADとしてはKiCadを使うと良いらしいので、ちょっと試してみました。
インストールする前に、KiCadで何ができるのか調べてみると、①回路図入力、②デザインルールチェック、③(シミュレータで使うための)ネットリスト出力、④BOM(部品表)出力④PCB設計、⑤3Dビューワー、⑥ガーバーデータ出力、⑦ドリルファイル出力・・・などと非常に多機能で、年間の使用料がうん十万円もするようなCADと変わらない機能を持っているようです。
多機能というのは、それだけ使いこなすのが難しいということを覚悟する必要がありそうですが、無料なのでダメ元でチャレンジしてみることにしました。
私はこれまでに、BSch3VやLTspiceなどを使ったことがありますが、本格的なPCB CADを試すのは初めてです。
KiCadを使ってみてビックリしたのは、部品のライブラリーが豊富なことです。PCB CADなので、フットプリントなどを含めて部品を登録(ライブラリー化)する機能は当然備わっているのですが、ありふれた部品で簡単な回路のPCBを製作するには既存のライブラリーだけでも十分に使えそうだと感じました。
ガーバーデータやドリルデータがちゃんと使えるかどうかは、今日一日のトライだけではわかりませんが、3Dビューワーで見た感じではGOODです。
以下に、回路図、PCB配線、3Dビューワーの画面表示をコピペしたものを示します。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます