3DA0RU eSwatini DXpedition

　ロシアのチームが南アフリカの小国であるエスワティニ（スワジランドから2018年に名称を変更したらしい）からオンエアしています。21MHz CW, 24MHz FT8, 28MHz FT8でQSOできました。この内24MHz帯はバンドニューでした。

　DXクラスターでは、24MHzも28MHzもF/Hとの情報でしたが、送受信のデータをよく見ていると、FT8 DXpeditionモード（通称F/H=Fox/Houndモード）ではなく、MSHVによる多重QSOだと判明したので、TX1をスキップして通常モードで呼びました。暫く見ていると3DA0RUの送信周波数で呼んでいる局はなく、この周波数はクリアだったので、そこで何度が呼ぶと応答がありました。この方法で最初24911kHzでQSOし、後に同じ方法で28096kHzでQSOできました。

　相手が送信している周波数で送信しても、QRMを与えているわけではないのでなんら問題はなく、有効な方法だと私は思っています。

　現在も行われているS9OK Sao Tome Principe DXpeditionでも、主にMSHVで運用されています。おそらく、F/HモードではTx1が必須なので、QSO時間が余分にかかることを嫌っているのかもしれません。