CNC3018ProVerは、PCB(プリント基板)を切削加工するために購入したのですが、ドリルやエンドミルが手元に揃うまで、木材の端切れに文字などを切削してみたいと思っています。
そのために、ネットを検索したり、いくつかの動画を見て、CNC3018 ProVerで切削加工できるCAMデータを作成するためのツールを探してみました。JW_CADとNCVCという和製ソフトのコンビネーションが日本ではポピュラーなようです。
JW_CADでは、文字の中心線だけで、輪郭(アウトライン)は使えませんが、文字高さ10㎜位なら使えるようですので試してみることにしました。
しかし・・・・ダウンロードして、JWWを起動してみましたが、チンプンカンプンです。使いこなせるようになるまでにかなり時間がかかりそうなので、深みに入るまえに他の方法を模索しました。
DXFファイルを得るのであれば、JW_CADの代わりにGIMPとInkscapeを使う方法もあるようです。GIMPもInkscapeも以前ホームページを作成する時に使ったことがあります。この方法ならば、フォントのアウトライン(輪郭)を抽出することもできそうです。この動画を見ながらInksapeでJH4ADKというテキストを作成して、G-codeを作成してみました。昨日使ったsainsmart.ncと見比べて、ヘッダーやフッターをテキストエディタで追加・修正しました。
Candleで読み込んだG-codeは次のように見えました。
実際に切削加工した写真を示します。
切削している時に、昨日よりも少し音が大きいと感じると同時に加工が少し粗いようでしたので、G-codeファイルを見比べてみたところ、XY方向の移動速度がF400.0と設定されていたので、昨日と比べると倍(昨日はF200)でした。この辺りのパラメータは経験を積んで適当に調整していく必要があると感じました。
なんとか今日中に文字の切削ができたのはマグレのようにも思えるので、Inkscapeの使い方も経験を積んで慣れていく必要がありそうです。
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