今作っているキャンピングカーには、屋外用の流し台を積む予定です。流し台があれば、キャンピング車の構造要件で必須とされている水道設備や洗面台および炊事設備として利用可能ですし、実際にキャンプした時には流し台はとても便利に使えます。車に屋外用の殺風景な流し台を積むのは良いのですが、壁を付けるなどの細工をする時、ネジが取付られるようにしたいものです。そこで登場するのがエビナット（ブラインドナット）です。15年前にハイエースをキャンピング車に改造した時にも、一部にエビナットを使いました。その時には、ちょっとナッターを使いました。できることなら不要な出費は抑えたいので、ちょっとナッターを使ってみましたが力が弱くなったのか、六角レンチを回すのに苦労して手が痛くなりました。そこで、仕方なくハンドナッターセットを購入しました。
ハンドナッターを使うと、握り締めるだけで簡単にエビナットを固定できました。梃（レバレッジ）の原理は素晴らしい！ハンドナッターのお陰で、エビナットは簡単に取り付けることができましたが、ステンレスパイプにドリルで穴を明けるのには大変苦労しました。実際、何本もドリルの刃を折りました。やっぱりステンレス用のドリルの方が良いみたいでした。エビナットを入れるためにステッピングドリル（通称タケノコ）で穴を大きくしましたが、コレも使っている内に馬鹿になったのか歯が摩耗したのか、喰いつきが悪くなってしまいました。素人が慣れないことをしているのですから仕方がありません。
