今頃落葉掻き

　昨秋は、土砂崩れの後始末が忙しくて、落葉掻きはパスしました。春になって、イースト菌や納豆菌で堆肥を作る実験をするために、落葉を集めてみたら、意外と簡単に集まったので、今頃になって落葉掻きをしてみました。
　やるとなったら、フル装備で効率よくやらねばなりません。軽トラにコンパネ二枚を軽く固定して、いざ出発。午前中は、道端の落葉を10m間隔位で集めてまわり、午後から車でブドウ園に運びました。軽トラで合計8杯分集めました。
　落葉が今頃まであるんだったら、秋に集めるよりも効率が良いことに気付きました。秋に落葉掻きをしたら、一旦、集積場に集めて春までに保管し、5月になったらブドウ園に運んでブドウ棚の下に敷き詰める作業をするので、運ぶという作業が二度手間なのです。
　落葉を集めてブドウ棚の下に敷くことが、どれだけブドウの品質向上に役立っているのかという点も気になりつつ、作業しました。昔の人は、田んぼに落葉を入れていましたが、近頃そんなことをする人はこのあたりにはいません。有機農法といえば、そうなんですが、粒状の肥料も散布しているし・・・落葉を敷いても草は生えるし・・・他にどんな良いことがあるんでしょうか？