Blue Blanket

留学、永住、看護学博士取得、そして今は医学系翻訳者。暑さと虫嫌いの酒飲み女が、熱帯のケアンズでどう生きる!?

シドニー紀行最終回:シドニーの1日は長かった

2010-02-11 | 日々のこと
7日目、午後早いフライトでブリスベンに戻ります。

午前中時間があったので、フライトの時間から逆算してフェリーで行けるところに行ってみよう、ということで一番近いRose Bayというところで下船




フェリー乗り場周辺を歩きますが・・・何もない・・・カフェすらない・・・



反対方向に向かうと、大きな公園が



この公園の片隅に小さいカフェがあったので、バナナケーキのシナモントーストとカプチーノで朝食

このカフェ、なぜか赤ちゃん連れの若いママでいっぱい
・・・私の推理では、”フェリーでセントラルに通勤するだんなさんを車でフェリー乗り場まで送ってきて、その帰りにママ友とモーニングティーを楽しむママたち”という感じかなー


水辺には観光用の小型飛行機が待機



本日のお昼寝Treeはこの木に決定


寝転んで見上げるとこんな感じ



1時間ほどゆっくりしてセントラルに戻り、軽い昼食&ビールの後空港へ。
時差(Daylight Saving)もあるので午後2時半にはブリスベンに帰り着いたのでした


余談ですが、Daylight Savingのおかげでシドニーは夜7時でもまだ明るく、そのせいか「まだ早いじゃん」という気になってホテルに戻る気がしないんですねー
1日がとっても長くて、いろんなことがたくさんできる気がする・・・・
これって観光業界にも効果大じゃない???


彼の友人シドニー大集合のおかげで思ったより忙しい旅行となりました(そのせいでちょいとケンカもしたり)


最後に、載せきれなかった写真をいくつか。

金曜日にチャイナタウンを通りかかったらマーケットやってましたー


屋台で食べた小龍包(一口サイズの肉まん?)、ちょっと変わっていて底がカリッとしていて美味しかったです


このプレジャーボートでクルージングしました~


今頃はケアンズで誰かが乗っていることでしょう


前回のリベンジとばかりに正面から渾身の一枚



Circular Quayに、こんな大きな客船が停泊していました。画面に入りきらない・・・


横から見るとこんな感じ。こんな客船で旅してみたいものです



Sydneyにもやっぱりありました、橋に登っちゃおうツアー



最後に、今回の旅のお供は伊坂幸太郎の「アヒルと鴨のコインロッカー」でした。

伊坂幸太郎の小説の中で2番目に好きな本です(ちなみに1番は「オーデュポンの祈り」)


ブリスベンにもましていろんな人(いろんな国籍、ファッション、変な人!などなど)がいて、シドニーはなかなか刺激的な街でした

1つだけ残念だったのが、スケジュールと天候の関係でBlue Mountainsに行かれなかったこと。
高原の避暑地といった感じのBlue Mountainsで、ブッシュウォーキングやワイナリーめぐりをしたかったなあ~

お楽しみは次回に、ということで、シドニー紀行はこれでおしまい

シドニー紀行その4:フィッシュマーケットは最高~!だった

2010-02-10 | 日々のこと
シドニー5日目は日曜日。
この日は、翌日からシドニーのメイクアップスクールに入学する彼の姪がブリスベンからやってきました

ステイ先が決まっていない彼女、シェアハウスを確保するまでホテル住まいになるので、節約のために私達のホテルに一緒にステイすることにしていたのです。

ホテルの部屋をグレードアップしてお引っ越し、朝シドニーに着いた彼女は荷物を置くとさっそくシェアハウス探しに出かけて行きました


私達はフェリーでのんびりManly Beachへ

こんな景色を眺めつつフェリーで約30分


Manlyに到着


陸側から見たフェリー乗り場



Manlyはオシャレな町




5分も歩くとビーチが見えてきます





ちょうどこの日、ボートのレースが開催されていました


こーんなボートを


長ーくて大きいオールで漕ぎます


写真ではわかりづらいですが、大波を乗り越える時はほぼ90度の角度に。ひっくり返らないのが不思議・・・というか、ひっくり返っちゃうことも



ガールズ部門もあるそうで、待機しているおねえちゃんたち



ここでまたまた彼のボート仲間に会い、まったりした後ホテルに戻って姪っこと合流、タイレストランでおいしいディナーをいただきました


6日目は、念願のフィッシュマーケットに行ってきました

先日はクルーザーの上から見た青い建物


中はこんなお店がずらりずらり


牡蠣の種類もハンパない・・・



お店のお兄ちゃんにいろいろ説明してもらって好みの牡蠣を1ダース買い込み、サーモンのお刺身をスライスしてもらい、外のテラスへ。

牡蠣&サーモン刺身&きりりと冷えた辛口白ワイン&すっきりロゼでご満悦



そう、このフィッシュマーケット内にはボトルショップ(酒屋さん)もあるんです~

そりゃあ、新鮮なシーフードと来たらきりりと冷えたワインはつきものですがなー
使い捨てですがグラスも売ってます(1個20セント)。



これはエビの串焼きとチーズロールパン。パン屋さんもあります。



写真撮り忘れましたが、彼は山ほどのボイルエビとロールパンをわしわしと


食べ残しを狙って虎視眈々と待つカモメ。残さないよ~



さて、ここで超ご機嫌の私に反して、彼がお疲れモード
疲れると機嫌が悪くなるヤツなので、ここは放っておいて午後は別行動にすることに


フィッシュマーケット近くのトリム(路面電車)乗り場に一人で向かい、まずはセントラルステーションに行くことに。

なぜか無人だったトリム乗り場



さて、セントラルステーションでタイムテーブルを眺めつつどこに行こうかな・・・・と思案するも、ディナーまでに往復して帰って来れる、ちょうどよい行き先がなかなか見つからず。

面倒になったので、お気に入りのBondi Beachにもう一度行くことにしました。


天気がよいので眺めもサイコー


本日のお昼寝ポイントはここに決定


本日のお昼寝Tree。この木陰でまったり読書&昼寝



その後はビーチを散歩して、超特大ミルクシェークでお腹いっぱいになり、リフレッシュしてホテルに帰ったのでした


次回でやっと最終回~

シドニー紀行その3:ライフセーバーはやっぱりかっこよかった

2010-02-08 | 日々のこと
シドニー4日目は、まずRocksのサタデーマーケット(土曜市場)へ
Rocksはシドニーの海の玄関、Circular Quayのすぐ横にあります。

昔、イギリスから島流しにされた囚人を収容していたため、今でも古ーい建物がたくさんあり、なんとなく昔のヨーロッパと言った雰囲気が残っています。








マーケット好きな私としてはシドニーのいろんなマーケットに行ってみたかったのですが、
車がないし、時間もあまりないのでRocksだけでガマン。

観光客向けとは聞いていましたが、うーん、確かにあんまりおもしろくないかも・・・

「ひえー、こんなもの売ってる!」とか「なんじゃ、コレ?」とかいう驚きはなくて、ごくお上品なマーケットでした。




雨模様のせいもあってか、人もまばら・・・


こちらの通りはちょっとにぎわってました。


マーケットをひやかした後は、Bondi Beachに向かいました。
オーストラリアでは、「Bondi Rescue(ボンダイ・レスキュー)」という、このビーチで活躍するライフセーバーのドキュメンタリー番組が人気なのです
私もかかさず見ているので、実際に行けるのをとても楽しみにしていました

いますいます、テレビでおなじみのライフセーバーさん達が・・・






もちろんビーチもキレイ








何か宣伝している様子のおねえちゃんに連れられてビーチを練り歩く「いちご」が・・・



そしてBondi Beachに別荘を持つブリスベンの友人がこれまたたまたまシドニーに滞在していたので、一緒にお食事


夜は、例のボート仲間が集結してまたまたPartyとのこと
ボート仲間さんたちみんないい人なんだけど、会話のテンポがすごく速いのと、スラングがメチャクチャ多いのと、私が知らない話題がほとんどなので、聞いてるだけでも疲れるというのが本音・・・・

で、今夜だけはちょっと一人でゆっくりすることにしました
彼は出かける直前まで「ちょっとでいいから来たらー?」とか寂しそうにしてましたが、却下

一人であちこち歩き回って、日本食レストランで枝豆やら唐揚げやらつまみ系をテイクアウェイし、酒屋さんで日本酒とワインを調達し、
ホテルで一人でまったり宴会とシャレてみました

旅行ってあちこち欲張って歩き回るから疲れるし、私にとってはちょうどいい中休みとなりました


シドニー紀行その2:オペラハウスはクリーム色だった

2010-02-05 | 日々のこと
シドニー2日目、お天気は残念ながら曇り時々雨です。

ちょっとゆっくりめにホテルを出て、チャイナタウン周辺をお散歩。
昼前に、Darling Harbourで彼の旧友Cappaに約3年ぶりに再会。
実は、3年前にCappaがブリスベンに2週間ほど来ていたとき、ウチに滞在していたのでした

昼ビールはオージーのお約束
というか、昼前からガンガン飲ませていただきました

午後は海からオペラハウスを見るためにフェリーに乗りました

雨模様のSydney Harbour Bridgeとその向こうのオペラハウス



観光客の他にフェリーを通勤に使う人々も多いらしく、フェリーはかなり大型

こんな大きなフェリーが、視界に3隻も4隻も入るほどたくさん運行しています。


2日目の夜は、彼が昔フレンチのシェフ(いったいいくつ職業が!?)をしていたときの師匠、在豪40年近いという日本人シェフのショウさんと、約5年ぶりの再会
私は初対面だったのですが、ものすごく気さくで、かわいらしくて、素敵なオジサマです

彼が「とにかくよく笑う人だよ」と言っていたのですが、本当に豪快に笑い、また笑顔が素敵なんです~
お歳よりもずーっと若く見えるのは、きっとよく笑うからなんだろうな~と納得

3人でベトナミーズレストランで楽しくディナーをいただきました




シドニー3日目。

やっと、少しずつお天気が回復してきました

まず午前中は、早めの昼食をかねてショウさんがおいしい飲茶に連れて行ってくれました。
電車でChatswoodに行き、さっそく飲茶へ

もう何もかもがおいしくて、午前中だと言うのにありえないほどたくさん食べてしまいました
最後のマンゴープリンを食した時は、別腹とはいえお腹がはち切れるかと思いました



そして午後は、3人目のボート仲間、Milsy(ニックネーム)のプレジャーボートで3時間ほどクルージングに

実はこのMilsyさん、最近どでかい船を購入しまして、プレジャーボートは売りに出したところケアンズで買い手がつき、この日を最後に陸揚げしてケアンズに搬送することになっていたのでした。
その陸揚げ地まで、私達のためにDarling HarbourやAnzac Bridgeなど要所要所を押さえつつクルーズしてくれたのです。


Sydney Harbour Bridge周辺からセントラルを眺める



今日はオペラハウスもくっきり


以前は後ろ姿しか見られなかったオペラハウス。
私は純白の建物だと思ってたのですが、近くで見るとクリーム色なんですね


すごく近くから



海側から見たDarling Harbour


もう何度も来たのに違う景色に見えます



大きな船が無数に行き来する中、私が気に入ったのがこのちっちゃなWater Taxi


巨大ボートの合間を縫うようにちょこちょこ走り回る姿がカワイイ


やがてAnzac Bridgeが見えてきました。



一番長いワイヤーは100m以上らしいです。てっぺんの国旗がまたオシャレ。



ブルーの建物、フィッシュマーケットも見えてきました。


ここは、私がシドニーで一番行きたかった場所。
最終日に行ってきたので、後ほどご報告しまーす


シドニー郊外をひた走るボート



橋の向こうが目的地



実は目的地の地名を忘れてしまったのですが、確か5th Pointとかそんな感じだったような・・・
ここで船を陸揚げした後、電話でTaxiを呼んだのですがさすがシドニーと言えどもオーストラリア、ちっとも来やしない

そこで、路線バスでセントラルに戻り、夜はやっぱり同じメンバーで飲み続けるといういつものパターンになったのでした


あ、そうそう、余談ですが例のニュージーランド行きのボートの話、Cappaによるとクルーが定員いっぱいのため、彼は断念せざるを得なくなりましたw
「くそー、誰か足の骨でも折らないかなー」と半ば本気でつぶやいてました


4日目以降はまた明日~

シドニー紀行その1:シドニーは都会だった

2010-02-04 | 日々のこと
ただいまー 
シドニー1週間の旅から戻って参りました

思えば、確か私達はタスマニアに行くはずだったような・・・・?

彼が4か月ぶりにシャバ(=人口が1000人以上いる都会)に出て、ケアンズで偶然古いボート仲間Cappa(ニックネーム)に会ったのがブリスベンに戻る直前。
「2月初めにシドニーからニュージーランドににボートトリップするんだよ。欠員が出たら、オマエ乗る?」
というお誘いの「欠員が出たら」の部分を聞かなかったことにし、オメデタイ彼はすっかり乗り気で私との旅行先を無理矢理シドニーに変更したのでした

まあ、前回(2009年9月)のシドニー行きは学会参加のためだったので時間がなく、はじめてのシドニーにも関わらずオペラハウスすら裏側からしか見られなかった私

タスマニアに心を残しつつも、まあそれなりにワクワクしつつシドニーへと旅立ったのでした


第1日目

ブリスベン空港でフライトを待つ間、さっそくCappa経由で彼のシドニー行きを知らされた同じく古いボート仲間(ニックネーム忘れたので仮名Peterとします)から携帯に連絡。
「オレ、今シドニーに住んでんだよー、飲もーぜ
いきなり今夜の予定が決定


ブリスベン空港から離陸、コーヒー飲んでおいしいココナツマフィンをいただいたらあっという間にシドニー

飛行機が着陸して携帯のスイッチを入れて、あれ・・・・・?
うそー、2時間半も飛行機乗ってたっけ???とびっくりした3秒後、思い出しました。
今はDaylight Savingの季節(いわゆる夏時間、ですネ)
時刻はブリスベンのあるQueensland州より1時間早いんです

それにしても、携帯の時間表示が州を超えたら自動的に修正されるとは知りませんでした。ちょっと感動


ホテルにチェックイン後はとりあえず近くのDarling Harborをぶらぶら

古い戦艦や潜水艦





去年は朝の6時過ぎに訪れので人通りもほとんどありませんでしたが、今回は観光客で賑わってました


あっという間に夕方、電車でPeter(仮名)と待ち合わせのNorth Sydneyに向かいます。
写真撮り忘れましたが、シドニーの電車は2階建てでした
ちょうど夕方のラッシュ時ということもありましたが、セントラル駅の混み具合はまるで東京のようでした・・・ 

さらに、エスカレーターで立つ人は左に寄り、右は歩いて上る人用に空けて並んでいるのを見て、オーストラリアなのにこんな光景がと、びっくりするやら悲しいやら・・・・・

こんなのオージーじゃない、イヤだああああ~(泣

と心の中で叫んでみても、この人ごみじゃあ立ちすくむこともできず、ただただ人の波に流されたワタクシでした

電車から、はじめて正面(斜め前?)からの”生オペラハウス”が見えましたが、雨模様でちょっと残念でした

さて、オシャレなオフィス街North SydneyのパプでPeterとおちあい、オージー式に一人一人が順番にカウンターで全員分の飲み物を買い、昔話に花を咲かせたりしつつ飲みまくります(私は、昔話は聞くばっかりですが・・・若い頃のバカ話ってのは日本人だろうがオージーだろうが、やっぱり面白いもんで
交代での飲み物追加が3回半繰り返された(=日本で言えばビール中ジョッキを1人当たり10~11杯)ところでお開き。

帰りの電車の中で、酔っぱらった私達は先日見たAvatarのモノマネなどしつつ(=アホ)なんとかシドニーセントラルに帰り着きました


長くなっちゃったので続きはまた明日~