ブリスベンは昨夜から久々の大雨
です。
雨音がすごくて、昨夜は眠れませんでした・・・
なのに、今朝は7時からラボ・アシスタント(Laboratory Assistant)のお仕事。
まだ暗い6時過ぎ、大雨の降り続く中を大学に行きました
疲れた・・・・・
このお仕事、看護学部の実習室(いくつかあります)で行われる実習準備をお手伝いします。
実習がたて込んで忙しい時や、専門的で複雑な準備の時に必要とされるので、いつも大学にいて時間の融通が利く博士課程の生徒が請け負うことが多いのです。
一番楽しいのが、ドール(実習用のお人形)たちの準備
実習のシナリオに沿って、患者さんの状態を再現します。
例えば、
「バイク事故3日後。頭部挫傷、意識なし。どこそこに何箇所の骨折&創傷、胸腔ドレーンから血性排液○cc、尿道カテーテルから茶褐色尿○cc、点滴は何と何がどの速度で、etc.etc.」
こーんなのをできるだけホンモノっぽく作るわけです。
排液や尿や、う○こまでも「うっげ、ホンモノ!?
」と見間違うほどリアルに作ります。
そのために、ヨーグルト、ピーナッツバター、カスタード、色のついたジュースなどなど利用します
錠剤やカプセルが必要な時も、薬剤辞典を調べて、色や形や大きさができるだけ近いミントタブレット
やキャンディー
を用意します。
だから、週十種類のスイーツが常備されてます
・・・わたしが看護学生だった20年前にはこんなのなかったなあ・・・
今の日本の看護大学もこういう実習してるのかなあ・・・
その他には、医療機器のメンテや準備、消耗品のリサイクル(実際の患者に使うわけではないのでリサイクル可能)などなど。
ちなみに、今日は1年生の救急蘇生の授業用にお人形と救急物品の準備、心電図の授業用に心電図計や必要物品の準備。
あと、リサイクル用の尿道カテーテル(
)を50本ほどパッキングしました
最新の医療器具を覚えられたり医療英語の勉強になって、楽しくて、さらにお給料ももらえて、一石二鳥以上のオイシイお仕事です