Blue Blanket

留学、永住、看護学博士取得、そして今は医学系翻訳者。暑さと虫嫌いの酒飲み女が、熱帯のケアンズでどう生きる!?

Merry Christmas & Happy New Year !!

2009-12-30 | 日々のこと
またもやご無沙汰しました

ものすごく忙しかったわけでもなく、でもいろんなことが重なって近況を書く心境になかったというのが本当のところです。

まずは癌疑惑
今年始めに受けた子宮癌検診。結果は特に問題なく、年に1度の検診でよいでしょうとクリニックのドクターからのお言葉。
すっかり安心していたところ、Queensland Healthから突然お手紙が・・・

内容は「前回の子宮癌検診で異常があったのになぜ再検査や精密検査をしていないのか。今すぐ検査が必要。もしもドクターの指示でまだ検査を受けていないなら、早急にドクターと相談し直す必要があります」

かいつまんでもこのとおり深刻な内容・・・

しかも悪いことにこの手紙、まず北部(僻地)のコミュニティで勤務するパートナーの元に届きました
なぜなら私の郵便転送期限は切れていたので、前の住所の郵便物はすべて彼の元に転送されていたのです
私以上に心配でいたたまれなくなる彼・・・

仮にもナースの端くれ、この内容が何を意味するか想像できてしまうし、もしクリニックのミスで手遅れになっていたならいったいどう責任取ってくれるんだい・・・と情けない思いでいっぱいになりつつ再検査を予約。

数日後の再検査ではおなかにしこりがあるので超音波検査を、とのこと。

医療従事者の常で、どうしたって悪い方向へと考えがちなので、もう生きた心地がしませんでしたわい


運良くすぐに予約が取れ、近くの病院で超音波検査を受け、その結果・・・・・・・




単なる子宮筋腫でした




まあ、私の年代の女性には特に珍しくもなく。
心配だった細胞診の結果も、年相応の変化で今まで通り年に1度の定期検診でよいとのこと。

それにしても今回の行き違い、いったいなんだったんでしょうか・・・?

QLD healthに電話したところ、前回の細胞変化の度合いでは通常半年に1回の再検査を勧めているとのこと。
しかし、クリニックへ届いた検査所見書には、実際に検査にあたったドクターの判断として年に一度の検診でよいと・・・

どちらも互いの判断基準に不満なようで、間に挟まれた患者はどうすりゃあいいんだよ!?状態・・・

まあ私はナースで知識もあるので、迷わず念のため半年に一回の検査を希望しますがね。
ドクターは「必要ないのに・・・」と不満げでした

パートナーにはいらん心配かけてしまって申し訳なかったなー



さて、癌疑惑は無事に晴れたものの、傷心(!?)の私に更なる悲劇が

クリスマスも近づいたある日、髪を切って身も心も(?)軽くなった私は快調にハイウェイを運転しておりました

あいにく雨が降り始めましたが、もともと超慎重運転の私、スピードも抑え目で前の車との車間距離もバッチリ・・・だったんですが・・・・・


前の車が突然ありえないスピードダウンを・・・
道は空いているのになぜ・・・!?と思いつつブレーキを踏む私・・・
ところが前の車はほとんど停まる勢いでスピードダウン・・・右に車線変更できるか?いや、右斜線は車が詰まってる・・・

それならまだこのまま突っ込むしかないか、かなりスピード落ちたし・・・と我ながらけっこう冷静に、でも停まりきれずに前の車に「ごっつん」とぶつかって停止してしまったんです

結局前の車に何があったのか分からずじまいだったのですが、とにかく車を降りて話さなくちゃ、と思ってシートベルトに手をかけたところで、




後ろからもっのすごい衝撃



ハイ、後ろから激しく追突されました・・・

シートベルトしてても身体が思いっきり浮きました
もしベルト外してたら、間違いなくフロントガラスに突っ込み、良くて血まみれ悪けりゃ・・・・ってとこでした。
衝撃で首に痛みを感じて、その後すぐに吐き気がきて動けなくなり・・・

だいぶ経ってから救急車が到着、首をカラーで思いっきり固定されたまま板に乗せられ救急車に
首を固定されると周囲を見渡すこともできず、いったい車何台の事故だったのか、前の車は故障だったのか何だったのか、そして私の車はどうなっちゃったのか・・・何も分からないまま救急病院に運ばれてしまいましたとさ

意識はしっかりしていたので、どうやらポリスが現場に来たらしい(会話が聞こえた)ことや、パラメディックの兄さんがなかなかイケメンだったけど注射が下手で点滴2回も失敗されたことなどはよく覚えてるんですねー


あとは病院に運ばれ、レントゲンを撮られ、そのころには吐き気も落ち着いたので徐々に身体を動かせるようになったものの、3時間くらい様子観察のためにEmergency Roomで過ごすハメになりました

寮暮らしとはいえ親しい同居人がいないために病院側は夜中に何かあったら、となかなか家に帰してくれなかったのですが、「だいじょぶ、だいじょぶ」と押し切ってタクシーで帰宅。
何よりすんごい疲れてたので家のベッドで寝たかったんですう~


今も少々頭痛や肩が変な感じは残ってますが、クリスマスシーズンなのでクリニックも休みだし様子見てます。
まあ、今より悪化することはなさそうなので正月空けにもう一回受診して診断書もらう予定です。


んで、数日後、車の保険会社から連絡が・・・査定の結果、車の元々のvalueから考えて修理代の方が高くつく・・・ということであっけなく廃車となりました


というわけで、みんながクリスマスだ正月だと浮かれている中、ひとり計算機はじきながらインターネットで中古車探しをする私


あまりにもショボいクリスマスに、我ながら一人苦笑


あ、でもクリスマス・デイはパートナーの家族と集まったし、翌日は友達とホームパーティーで気分転換はできました
クリスマス・イブは一人でシャンパン1本空けてやさぐれてましたが



とまあ、行き詰まってる研究の他にこーんな出来事が目白押しで、大変でしたあ


来月中旬には、パートナーが休暇を取ってブリスベンに戻ってきます
ゆっくり旅行にでも行くつもりなので、それまでに研究をすすめておかなければ!!!


冬眠(ここでは夏眠!?)はもう終わり、エンジン全開になるようにがんばりまーす


Merry Christmas、は遅れてしまったけど、
みなさん、よいお年を~~

みーんなにとって(私にとっても)素敵な素敵な2010年になりますように

いろいろいろいろ

2009-12-02 | 日々のこと
すっかりご無沙汰しました

この1か月近く、いろいろ忙しかったです~

3か月かけたChapter1つ分、コンセプトから変更=1から書き直し!
しかも新たなコンセプトは未定・・・現在模索中でごんす
哲学の本読みまくっております・・・が全然意味わかんねえっ
もっとわかりやすく書いてくれ・・・


ラボの仕事のボスが、3週間の休暇に
就労時間制限のある、たかがカジュアルワーカーの私を代行にして・・・・・
しかも今は再試験+サマーコースで、1年で一番忙しい時期
その上相棒となるべきカジュアルワーカーがなかなか見つからず、なんと今の相棒はボスの休暇入り1日前に採用された新人くん
就労時間制限ギリギリ+サービス残業でなんとかラボを切り盛りしている状態です


そんな中、嬉しいお知らせが。
修士時代に書いた論文がやっとパブリッシュされました~
今はearly viewということでweb上の公開ですが、来年早々には出版される予定です。
私をご存知の方は、Nursing+私のフルネームをアルファベットでググるとヒットしますよー
もしかしたらアカデミック系のデータベースがあるコンピュータでないと見られないかな?


他にも、しんどいこと中心にいろいろありましたが、忙しすぎて泣いてるヒマもありません

だいぶ息切れしてますが、なんとかパートナーの休暇にあわせて私も休みを少し取れるように、もうすこしがんばり続けます