Blue Blanket

留学、永住、看護学博士取得、そして今は医学系翻訳者。暑さと虫嫌いの酒飲み女が、熱帯のケアンズでどう生きる!?

実技試験

2009-06-17 | お仕事のこと
今週と来週、うちの大学はテスト期間です
学生さんたちはみんな忙しそう・・・

ナーシングもそれぞれの科目で試験がありますが、
なかでも学生たちを恐怖に陥れているのが実技試験です。

看護学生時代を思い出すなあ~

試験官に「見られている」というだけで、ガッチガチに緊張するんですね~

と感慨に浸ってる暇もなく、ラボの仕事も大忙しです。
昨日と今日は、acute care(救急看護)の実技試験。

5つのベッドにシナリオに沿ったセッティングをし、学生がひとりずつ試験を終えるたびにセッティングのチェック、作り直しなどをします。
わざと終わりそうな点滴つけたりとかね。
意地悪じゃなくて、コレもシナリオのうちですから~


学生さんたちの、試験前の緊張ぶりと落ちたときの取り乱しぶりはスゴイです・・・

試験待ちの学生用に椅子が用意してあるのですが、なぜか廊下の端っこに座り込んでる学生が数人。
「あそこにwaiting用の椅子があるよ」と声をかけたら、
カワイイ男の子が半分震える声で「だって、あそこはラボに近すぎてもっと緊張しちゃうんだよ~」

結果がその場で出るので、落ちてしまった生徒は泣き出してしまったり、いつまでも試験官に食い下がったり
号泣する女の子も数人いました

見ていてほんと切ないです。。。気持ちがわかるだけにね。

でも、これは救急看護の試験。
現場で失敗は許されないのですよ・・・

こちらの大学は厳しいので、落ちたらほぼ留年です。
留年してでも、ちゃんと知識と実技を身に着けてナースデビューしようね、みんな

さあ、これからまた仕事です。
学生さんたちをめいっぱいの笑顔で励ましてきます。

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