院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

北朝鮮のミサイル発射に対する名古屋鉄道の行動

2017-08-30 05:10:42 | 社会

(名古屋鉄道路線図。ウィキペディアより引用)。

 このブログは基本的に時事ネタは取り扱わない。だから、このたびの北朝鮮のミサイル発射について論評するつもりはない。

 2004年から、わが国では Jアラートという災害瞬時通報システムが造られた。地震、津波、火山などの国民への通報を行う。そこに北朝鮮のミサイル発射も含まれた。(内閣官房国民保護ポータルサイト)。

 昨日の Jアラートの発信で新幹線が全部止まった。私鉄では名鉄がちょうど出勤時間帯に20分間止まった。止まったのは初めてである。北朝鮮のミサイル発射は初めてではないのに・・。(ミサイルがまだ Jアラートの対象になっていなかったのか?)。

 なぜだろうか?なぜ名鉄は電車を止めたのだろうか?

 弾頭を積んでいないミサイルが落下しても、航空機が落下するより地上の被害が大きくなるとは思えない。被害はせいぜい半径数百メートルだろう。それでも他の私鉄に先駆けて名鉄は運休した。

 地方ニュースのインタビューを受けた市民は通勤できなくなり「(ミサイルが)こんなに影響するとは思わなかった」と述べた。じつは、これが名鉄のねらいだったのではないか?

 ただ Jアラートを鳴らすだけでなく、20分間、市民に不便さを体感してもらって、身をもって目を覚まさせるのが目的ではなかったのか?そして目的は達せられた。

 名鉄も知らん顔してニクいことをする。平和ボケした市民に警鐘を鳴らした名鉄の処置に賛成である。(人間は言葉だけではわからないから、体で実感させないと)。

(時事ネタを扱わないと言いながら、これはやはり時事ネタか?そう私が思ったら早急に削除の予定)。

 ※私の俳句(秋)
    秋草を分けて清流掬ひけり


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2 コメント

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素朴な疑問 (シナモン)
2017-09-04 23:15:08
いちおう時事ネタとみられてもしょうがないが、純粋に科学的な検証精神で書いてみたので、どうか削除しないで下さい。

北朝鮮が「ミサイル」を飛ばしたと大騒ぎになっているが、

①核弾頭も通常弾頭も積んでいない(実験なの)だから、ミサイルとは言えないのでは…

②わが国の上空と騒いでいるが、大気圏内ではなく、カーマンラインを超えた無重力の宇宙(大気圏外)だから上空という概念は当てはまらないのでは…世間は上空の定義を際限なく拡げて、自分勝手な論を展開している。

③発射地点と襟裳岬は水平距離が約1500km。その時「ミサイル」は地上から500km-550km。つまりスペースシャトルよりも高い無重力宇宙だ。地上から100km以上が宇宙だから、底辺が1500km、高さが500kmの直角三角形を描いてみるとわかりやすいが、高度100kmの場合、底辺は300kmになる。これはロケット発射地点から海岸線ぐらいまでの距離だ。つまり計算上は北朝鮮の海岸線あたりで宇宙に出てしまっている。いったん宇宙に出てしまうと、無重力状態の中で物体は地球の周囲を回り続けるから、事故で我国に落下すると煽るのは誤情報(デマ)だ。

④仮にエンジン故障を起こして地上に落下するとすれば、宇宙に出る前だから、北朝鮮領内か日本海の北朝鮮側に墜ちると思われるが、いかがか…

⑤日本に向けて打ち上げたと騒いでいるが、二次元的方向は襟裳岬でも、三次元的には高度が宇宙に到達している。警報を出すのは茶番以外の何者でもない。

⑥墜ちたと事故みたいに言っているが、宇宙空間からそう簡単に大気圏内には戻れない。速度調整をして大気圏再突入をさせたのは北朝鮮側の技術者の操作によるものであるから、彼らが意図的に公海上に落下させた…。予告なしだから北朝鮮側は国際的批難に値するが、明らかに日本攻撃の意図はない。第一、宣戦布告も行っていないではないか。

⑦大気圏内の最下層(対流圏)10,000m(=10km)を飛んでくるB29だったら当然空襲警報の対象になる。だが、500kmとか550kmの宇宙を飛んでいるロケットが警報の対象となるものだろうか。そんなものが仮に落下するなら、落下地点は北海道なんかとっくのとうに飛び越えてしまっている。つまり今回、北朝鮮のミサイル(単なるロケット)が、日本に落下する可能性は限りなくゼロに近いのである。騒ぐのはバカみたいなのである。
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戦後すぐから日本は核武装を考えていた (院長)
2017-09-05 02:58:08
シナモンさんご意見ありがとう。
ロケット(ミサイル)はエネルギーが強すぎると宇宙へ去る。弱いと落下する。最適にエネルギーを制御できると、予定地点に落下させられる。北朝鮮はその技術を得たのかもしれない。(だから怖い)。
宣戦布告は形式論。戦争は勝ったもの勝ち。やれば核を思いどおりのところに落とせるというのが恐ろしいところ。
僕はICBMより潜水艦発射のほうが怖い。北はすでにそれができる。それと核魚雷ね。
誤解を恐れずに言えば、僕は日本の核武装に賛成。そのためのロケット開発と原子力発電だったのです。
野党による原子力船「むつ」の廃船は反日的もいいところ。
小惑星探査を歓呼して、原子炉反対は自己矛盾。戦後、ロケットと原子炉開発は再武装を前提として行われてきたことは、覚醒した人はみんな知っています。下記の本に詳しいです。

http://blog.goo.ne.jp/nakazato-hitoshi/e/3addad5b208a13f2456bcc7fb81c23d7
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