中田真秀(なかたまほ)のブログ

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ODPGという謎の団体:OpenOffice.org日本語プロジェクトへの「支援」という謎(vii)

2010-10-02 21:37:27 | 日記
ということで、謎が残った。

OpenOffice.org日本語プロジェクト*3の活動を支援・強化するべく、新たな貢献者ボランティアの公募プログラムの立上げをODPGが支援することになりました。

ODPGの支援って何?

調べて分かったのは、
* 金ではない。
* 人ではない。
* 物でもない。

ということだ。答えは...わからない。

まあ、支援するといいながら、プロジェクトリードに何を支援したらいいか、などの相談、コンタクトが無い時点で、終わってます。なんでこんなこと調べたかというと、プレスリリースと、jaでやるインターンに矛盾があったからです。資金の提供があるのは素晴らしいことで、実際にはあるのですが、ODPGから、というわけではないのですな。でも、そこに期待したのもあると思います。ただ、イチイチこちらが詮索しなければならないというのは、本当は支援したくないんだろうな、会いたくないんだろうなと空気読んでしまいます(私も生粋の日本人なんで)。

近衛文麿ではないが、「爾後ODPGヲマトモニ對手トセズ」ということになります。まぁ実際は逆でODPGに我々が全く相手にされてない、というだけなんですけどね...

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ODPGという謎の団体:OpenOffice.org日本語プロジェクトへの「支援」という謎(vi)

2010-10-02 21:34:09 | 日記
さて、ODPGの行動が今一謎(web pageもないし)だった。

一年待つのは構わない。ならばODPGとグッデイのインターン、どういう関係なの???

ここが核心だ。

で、グッデイの高澤さんに問い合わせたら...驚愕の答えが返ってきた。

* インターンは資金的にサポートされる。
* しかしODPGでなく、別組織からだ。その組織名は言えない。

おおーーい、一体何なんだ?
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ODPGという謎の団体: OpenOffice.org日本語プロジェクトへの「支援」という謎(v)

2010-10-02 21:26:37 | 日記
さて、2010/9/14にODPGは成立した。
ところが、「関係者のコメント」を寄せた後、一切ODPG側からコンタクトはない。しかも同時期にインターンはやるとグッデイからはくる。ODPGはこのインターンを支持している(らしい)

ところが、ODPG側の説明は全くわからない。NTTコムウェアの小林さんは「まずは一年間の活動を通じて見ていきたいと思っていますので、来年度に入ってから何らかの結果が公開されるかと期待します。」

といってきた。おいおいインターンはいったいなんなんだ?

流石に失礼だと思って、

jaにも協力する、ならば普通なにがしか挨拶くらい、あっても
いいのではないですか。失礼ではありませんか。

とメールした。

ここらへんで、もうODPGは何がなんだかさっぱり分からなくなった。

* jaへの支援とはなにか。
* 一年待つのは構わない。ならばODPGとグッデイのインターン、どういう関係なの???

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ODPGという謎の団体: OpenOffice.org日本語プロジェクトへの「支援」という謎(iv)

2010-10-02 21:18:22 | 日記
さて、ここで私は完全に勘違いしたのだ。ODPGはグッデイに対して資金提供をするのかと思ったのだ。実際はODPGの支援は金銭的なものではなかった。

事実は

* ODPGは「OpenOffice.org日本語プロジェクト*3の活動を支援・強化するべく、新たな貢献者ボランティアの公募プログラムの立上げをODPGが支援することになりました。」

* グッデイが「インターンをする」という水面下の交渉が始まった(直しても、催促しても、全然アップデートなりが出てこないので、少々辟易とした。これじゃ間に合わんとおもい、何度か催促した)。

* 2010/9/14の朝、ODPGの成立の当日、jaの平野さんから朝電話があり、「グッデイから、ODPGの設立と同じくしてインターンのアナウンスをしたい」「ODPGはグッデイのインターン支援を記者会見で発表する」ということを伝えられた。私はグッデイの高澤さんに電話し、じゃあ事務局設置に合意しようということで、急いで、実際に合意したのだった。

* 資金の流れはあると、グッデイからは説明を受けていた。

ということで、ODPGはグッデイに対してインターンとして資金提供をするのかと思ったのだ。

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ODPGという謎の団体:OpenOffice.org日本語プロジェクトへの「支援」という謎(III)

2010-10-02 21:13:26 | 日記
OpenOffice.org日本語プロジェクトは、支援について、プレスリリース以上の情報を一切持っていない。少なくともプロジェクトリードは一切知らされてなかった。ODPG側からは、「メッセージを寄せろ」「懇親会に出ろ」の二つの要求が出た。

その上で、インターンをするということは、ODPGではなく、グッデイから聞かされていた。ただし、それは、日本語プロジェクトとしてやるかどうかもはっきりしない状況であったのだ。ってか勝手にグッデイがやるのかなと思っていた。榎さんは比較的色々やる気があるからだ。

この時点で不信感が爆発。

次に、私は記者会見の後の懇親会に呼ばれたが、支援対象のプロジェクトのプロジェクトリードを会見にも呼ばないということは、本末転倒だ、と思った。

怒髪天を突くとはまさにこのことであった。

ここでブッチャケると、心の中で「ああ、ODPGは貢献してますよ、というポーズを取るだけだろうな」と思っていた。これまでいろんな企業の人と話してきたが、まぁそんな感じの所ばかりなので。

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