中田真秀(なかたまほ)のブログ

研究について、日常について、その他。

F全集第二期購入

2010-10-09 15:15:34 | 日記
F全集、第二期の購入。かなり迷った。高価だし...
でもFのおもしろさというのはかけがえがないから、惜しくは無いんよね。

というわけで、購入。ああ。

電子コミックというのもあるんだな、と実感。公式サイトで
ちょっと「立ち読み」ができた。他に有名なサイトでは、ブラックジャックによろしくも
あるんだけど、全然ok。こりゃええわ、というかんじ。

中国の数学書、哲学書を読みたいならば:中國哲學書電子化計劃

2010-10-09 06:53:27 | 日記
中國哲學書電子化計劃 Chinese Text Project
を見れば良い。

線形代数についての原著も当たれる。つまり、

九章算術
孫子算經もあるということだ。
Wikipediaによると、紀元前1世紀から紀元後2世紀

九章算術「盈不足」
ここは鶴亀算(だそうだ)。
九章算術「方程」
ここが、ガウスの消去法を使っている所である(そうだ)。

孫子算經の、有名な雉兔同籠もある。
これは鶴亀算の源流とのこと。
「今有雉、兔同籠,上有三十五頭,下九十四足。問雉、兔各幾何?」
「答曰:雉二十三。兔一十二。」
「術曰:上置三十五頭,下置九十四足。半其足,得四十七。以少減多,再命之,上三除下三,上五除下五。下有一除上一,下有二除上二,即得。」
「又術曰:上置頭,下置足。半其足,以頭除足,以足除頭,即得。」

「キジとウサギが同じカゴの中にいる。頭は35で、足は94。では、キジとウサギは何匹ずついるか」
「答えは、キジが23で、ウサギが12」
「(略:結構難しい)」
「もう一つの解法は、(xをキジの数、yを亀の数として)上を頭とし(x+y=35で)、下を足とする(2x+4y=94)。足を半分にして(x+2y=47) 足からを頭引く(x+2y=47 - x+y=35)。で、12(足)。次に頭(x+y=35)から足(12)を引く。23。これで答えが得られた。」

二つ目の解法は、ガウスの消去法である。一つ目第23回 中国の数学教育事情-その4に解説があった。むつかし~