中田真秀(なかたまほ)のブログ

研究について、日常について、その他。

銀行が売買するとどのていど相場が動くか? (3)

2015-01-07 11:55:47 | 日記
Morgan Stanley – USD/JPY
Morgan Stanley entered on January 6, 2015
T/P @ 124
S/L @ 118
Category: Macro
Short-Term
Trade History
January 06, 02:41 PM – Morgan Stanley entered USD/JPY Long via filling a limit order at 119 (Short-Term)
となっているが、

2015/1/6 14:40では
Open: 118.935
High: 118.938
Low: 118.717
Close: 118.768

2015/1/6 14:45では
Open: 118.768
High: 118.779
Low: 118.652
Close: 118.728

となっている。

あれ? longなのに10-30pips程度下がってる。周辺の注文を飲み込んだのだろうか。
これもボリュームを100ロット位とすると、まぁそれくらい動くのかもしれない。
また500pipsなんで5000万円くらい目標らしいわw

銀行が売買するとどのていど相場が動くか? (2)

2015-01-07 11:38:55 | 日記
昨日、Danskeの
January 07, 01:27 AM – Danske entered NZD/USD Short via filling a limit order at 0.7795 (Short-Term)
というのがあった。

これはだいたい分かった。
昨日の1:30AMの足をみると
Open 0.77964, High 0.77969, Low 0.77808, Close 0.77828
ということで14~16pips位動いていた。

他の値動きなども考えれば、12-13pips位売り下がったということだろう。

銀行が売買するとどのていど相場が動くか?

2015-01-06 13:21:30 | 日記
efx+によると、Credit Agricole がGBP/CHFをロングしている。
Currently: 1.5351 as of January 06, 2015 01:20:42 PM
Credit Agricole entered on September 18, 2014
Long from 1.514 (+211 pips)
T/P @ 1.58
S/L @ 1.47
ということらしい。スコットランドの投票、EURCHFの1.2ペッグがつづくなどという見通しらしい。

ここで、
Position size being USD10m
という情報がある(これがついてるのは結構珍しい)
これは、10m = 10,000,000 = 1000万ドル=10億円
のポジションだと考えられる。普通の10万通貨=1Lotとすると、
1000万通貨、100ロットというわけである(1pips動くと10万円くらい変化する)

ということで、2014/9/18のGBPCHFをみてみると...そんなレートねえょ!とか思うわけですが、
1.514付近は2014/9/16から17にかけてつけている。

9/16に1.514付近から買い進んでいって、1.51740付近で9/17に止まった。この動きを
一つこれによる買い上げとみなしてみると、30pips位動いたということなんだろうか。
そうすると、オーダーの状況に激しく依存するが、その程度ということになる。
マイナーなペアだし、この程度動くのかね。

100ロットというとOANDAやSBI FXとかもやってるようだ。

ちなみに700pipsがターゲットということは7000万円位の利益を目論んでいるらしい。すげ~

青色発光ダイオード、モヤモヤ: サンヨーのことも、親父のことも思い出してやってくれ

2015-01-06 11:59:09 | 日記
Newton 2015年1月号 p.78
ノーベル賞特別インタビュー
中村「青色は暗いものすらなかった」それはないやろ。


2014年12月号 日経サイエンス
p.19 実は米3MによるZnSeの青色EDの実現は1991年で、GaNの青色LEDより約5年早い。
だが、それは極低温でしか動作せず、寿命は極めて短い短時間で実用化には程遠いものだった。
それはないやろ。下に書いといた。

同上 p.21 中村氏へのインタビュー
すでにpn接合青色LEDができていて、製品化も間近だった。
...しかし...輝度は低く、10mcd前後だった。
ここは正しい。

日経サイエンスのp.21のが一番正しいね。
白色ランプを実用化したのはサンヨーがSiCで世界最初、1989年。

サンヨーのことも、親父のことも思い出してやってくれよ~。

銀行の為替取引ポジション eFXPlus

2015-01-02 21:59:47 | 日記
為替取引の情報収集していると、この銀行がこんなポジションもったとか、
推奨ポジションは、とか、為替のレート見通しはどうか、とか情報が流れてくる。

大口顧客には色々教えてくれるみたいなのだが...一次情報はわからない。となると
情報としてはあんまり価値がない...が、下々の者としては知りたい情報の一つではある。

その情報を包括的に出してくれるサイト、
eFX Plusというのができた
"Major Banks' FX Trade Positions at a Glance An advanced sell-side research service from eFXnews
Real-Time Market Data in Partnership with OANDA API"

ということで、主要な銀行の保有ポジション(Danske, Credit Suisse, BNP Paribas, Citi, JP Morgan, Nomura...etc) 、売買情報、レート予想がリアルタイムにわかるようになっている。売りサイドからの情報を包括的に出そうとしている点はとても重要。
どこまで正しいかわからんですが、とりあえずわかるようになっている。

登録必要で、情報は有料である。ただし初めの一月は無料。

さて、ちょっとみてみたが、Danskeのトレードがとにかく下手w ここ3ヶ月で-1000pips超えている。ポジション乱れ打ちするし、ロットはわからんが、多分初心者トレーダーにとりあえず打たせてるのかね?銀行のトレーダーも色々あるようで、パフォーマンスがぜんぜん違う。ちなみにMorgan Stanleyがここ3ヶ月で1600pipsでtopとなっていた。

さらにポジション持ってからそれがでるまでに10-20pips値が動いていて、scalpingには向いてないかなと思います、というか
そのポジション持つときにそれくらい、動いてるのかなぁとか思いを馳せてみます。

参考程度です。