
カレイを知ってヒラメを思い知る。

フランク三浦を知ってフランクミュラーを思い知る。

島谷ひとみを知ってジャネット・ジャクソンを思い知る。
そう、まがい物に触れて本物の凄さを思い知るコトってままあります。
本日、同じ現象が起きました。

豪腕
最近魚を食ってないね、との話になりましてネット上で人気のこちらへやって参りました。

まずはビールで乾杯。

お通しはサラダというスタイルです。野菜をパリパリやりながら気になった品を注文いたします。んで、まずやってきたのは

車えびの踊り喰い
名物とのコトのこちらのお品。進撃の巨人の一話よろしく胴体をポッキリ折られた海老ちゃんは虫の息です。んで早速いただいてみますと

ブリンブリンのパッツンパッツン!!★★★☆☆
勝手に鮮度の良いと身はふんわりしているものと思っていましたが、どっこい真逆で弾力が物凄く、表現を間違えると「身が堅い」と言えちゃうくらいです。そんな身は甘くて美味しいのですが、何せ小さいのでなんとなーく不完全燃焼。

しかし、そんな客の機微はお店も見逃さないらしく頭を唐揚げにしてくれます。コレが美味い★★★★☆ ちっぽりの身をせせって食うならコレをバケツいっぱい食べたいです。

そうそうにお酒にシフト。二合から竹酒で出てきます。

揚げそら豆
「茹で」でも「焼き」でもない揚げたそら豆。まだ走りの時期にそら豆をいただけるのは嬉しいですが、その分身が小さくまたもや不完全燃焼。揚げるという調理法も特に効果を認められず、それどころか手が油でベトベトになってしまいます。。★★☆☆☆ 救いは付属の粗塩をこの後のお刺身に使えたトコですかね。。

おまかせ刺身6点盛
「6点盛」って言っておきながら、魚金みたいに数が合わないんでしょ?なんてニヤニヤしながら注文したら、アジャパー。。定数通りの6点盛り。。いや、悪くはないんですけどね。。。

気を取り直していただいたのは寒ブリ。かなり大きく切られておりまして、これまでとは一転して食べでがあります。ふつーに美味しいです★★★☆☆

こちらはそら豆の塩を使っていただきました鯛。コリコリとした食感で、また塩が鯛の甘みを引き立てます★★★★☆

反面、鰹は駄目ですね。水っぽくて何食ってるんだか分かりません★☆☆☆☆

炙り〆鯖
目の前でバーナーの炎で表面をこんがり。

美味しいには美味しいですが、鯖自体の脂の乗りがそこまでではないので、炙ったコトによって気が抜けてしまった感があります★★★☆☆ コレなら炙らずそのまま食べた方が良かったかなー。

生カキ
でっかいです。出てきた瞬間から身体の全細胞が狂気してます。早速いただきますと

生カキには文句をつけられないっ!!!★★★★★
ぷりぷりの生カキは甘くって磯の香りが芳しくて最高。お口いっぱいに生カキを頬張るこの幸せったらないです。

あじ
先程の盛合せでご不在でしたので個別訪問していただきました。

コレも鮮度が良く身がピンと立っています★★★★☆ 脂の乗りも適度でよろしいです。

何とかとタコのオムレツ(料理名失念)
タコをオムレツにとな⁈と気になり注文しましたら、何のコトはありませんで豚平焼きタコバージョン、いや、生地の代わりに卵を用いたただのたこ焼きでした★★☆☆☆

お勘定をお願いするとあら汁を出して下さいました。あったまります。

うーん、良いんですけどね、良いんですけどどーしてもこの手の業態だと魚金と比べてしまうのです。こちらのお店には罪は全くありません、この場合罪があるのは魚金の方です。。やっぱり魚金はスゲーや。

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