中流階級の食寝言 ~それでも上流階級の夢をみる~

普段、人様は何を召し上がっているのか気になりませんか?自分は物凄い気になる。。。

揚州商人@大和田 ★★☆☆☆

2018-04-03 08:40:26 | 中華料理
上方で商売を始めようと考えた江戸商人と近江商人がおりましたが、それぞれが上方の入口で立ち寄った一軒の茶屋でのお話です。



水をもらって、ひと息ついて、歩き出そうとする2人に茶屋の婆さんが慌てて「旅のお方、六文払っておくれ」と言ってきました。



江戸商人は驚き、「上方では、水まで金を取るのか。そんなあこぎな人間のいるところで商売はできない」と考え、江戸に帰ってしまいました。



一方、近江商人は、「上方じゃ、水まで売り物になるのか。これは、何でも売れそうだ」。儲かる見込みがあると考え、急ぎ足で上方に向かいました。



この様に同じ商売をしている人間でも、モノごとの捉え方が違うだけで、まったく違う結論になってしまうのです。



では、本日のこちらの商人はどうでしょうか。




揚州商人
酸辣湯麺が絶品、と唆されてやってまいりました。




そしたら店も酸辣湯麺推し。素直に従います。




何と夢ごこちとな??キャッチが気になり思わず注文。こちらの商人、中々商売上手です。



んで、待つコトしばし




夢ごこち小籠包
む、夢にも思いませんでしたが機械作りの様相を呈しております。




ま、美味けりゃいいか。いただきます。




まー、こんなもんか★★☆☆☆
食べてみて確信する機械メイド。大箱の店なので大量生産するには人工が足りませんもんね。。冷食の小籠包並みの当たり障りのないお味です。


うーん、と唸っておりますところに



スーラータンメン
なーんか、メニューのお写真よりお顔が寂しい感じもしますが、どれどれ






コレもなんだかなー★★☆☆☆
中途半端な辛さ、酸っぱさで思い切りがありません。顔色を伺った用心しいしいなお味。麺もぼやっとしていてハッキリせい!と言いたくなる感じです。



一見すると本場っぽい体裁を整えていますが、中身は幸楽苑・日高屋レベル。かなりの食わせ者です。大阪商人よりも近江商人よりも商売人の揚州商人です。


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