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ZARDとアニメ『名探偵コナン』の深いつながりとは
2016.05.20 20:00
1996年の放送開始から今日まで、たくさんの人々に愛され続けているアニメ『名探偵コナン』。レギュラー放送20周年を迎えた2016年は、歴代テーマ曲のカバーや記念コンサートなど多方面でお祝いの催しが行われ、盛り上がりをみせています。
また、2016年はコナンの主題歌を数多く担当してきたZARDも25周年を迎えます。今回は、歴代コナン主題歌のなかから、ZARDのあの楽曲にスポットを当てていきたいと思います。
コナンを語るうえで欠かせない、ZARDの名曲「運命のルーレット廻して」
https://www.youtube.com/watch?v=5jslGvSrGGA
「歴代コナンの主題歌で何が好き?」
この問いかけにはさまざまな答えが返ってくると思いますが、コナンを語るうえで絶対に欠かすことのできないアーティストとして、やはりZARDの楽曲は押さえておきたいところです。
ボーカル坂井泉水さんが亡くなった2007年以降も、残された音源によるアルバム制作や、フィルムコンサートが精力的に行われるなど、コナンと同じように多くのファンに愛され続けているZARD。そんなZARDの楽曲で2016年に話題になったコナンの主題歌といえば、「運命のルーレット廻して」。
ZARDが所属するビーイングの後輩であるLa PomPonが『名探偵コナン』の放送20周年記念企画として、同曲をカバー。50代目のエンディングテーマに起用されたことから、ふたたび注目が集まりました。放送直後はTwitterを中心に「懐かしい」といった声も多く聞こえてきましたね。当時はまだ幼かった子どもたちも、今ではもうほとんどが社会人になっています。当時から放送を見ていたファンにとっては懐かしく、今の子どもたちにとっては新鮮に聞こえる楽曲なのかもしれません。
コナン原作者・プロデューサーをも強く惹きつけたZARDの名曲
「運命のルーレット廻して」は、もともとコナン4代目のオープニングとして1998年4月13日の第97話から、同年11月9日の第123話まで起用されました。コナンを語るうえでZARDは絶対に欠かせないのはもちろん、ZARDを語るうえでも、この「運命のルーレット廻して」は欠かせない楽曲となっています。
売上枚数は25万枚弱と多くはないものの、オリコンが2007年に実施した「ZARDの好きなシングルベスト10」でも、第4位にランクイン。チャリティーマラソンの合唱でおなじみの「負けないで」、ポカリスエットのCMとして親しまれた「揺れる想い」、アニメ『スラムダンク』のエンディングに起用された「マイフレンド」といったミリオンヒット作品に次ぐ結果となりました。
また、コナンファンのあいだで行われている投票の結果を見ても、同曲が上位にランクインしているケースが多く見られます。原作者である青山剛昌やアニメプロデューサーの諏訪道彦も、雑誌「名探偵コナン&金田一少年の事件簿 第7号」(2008年)のなかで、同曲を「歴代主題歌の中でも特に印象の強い楽曲の1つ」として挙げていて、ファンだけでなく、原作者やプロデューサーなどにも印象深い楽曲であることがうかがえます。
ZARDにとっては、同曲が『名探偵コナン』初タイアップとなりましたが、これ以降、何度も主題歌を担当していることからも、「運命のルーレット廻して」という曲が、「コナンといえばZARD」というイメージを強く植えつけたといえるかもしれません。
ZARD「運命のルーレット廻して」には、さまざまなバージョンが!
La PomPonがカバーしたことによって、ふたたび注目されるようになった「運命のルーレット廻して」。本家ZARDと聴き比べてみるのもおもしろいですが、ZARDの歌う「運命のルーレット廻して」だけでもさまざまなバージョンが存在することを知っていますか?
ボーカルの坂井さんが「ZARDの曲の中ではアレンジテイクがもっとも多い」と生前に語っているように、アニメのオープニングだけを見ても、第97話~115話に使われている楽曲と、第116話以降に使われている楽曲ではちがったアレンジになっていることがわかります。また、アニメで使用されたバージョンは、シングル・アルバムバージョンよりもテンポが速くなっているため、聴き比べてみるとそれぞれ印象が変わってきます。
切っても切れない、コナンとZARDの関係
坂井泉水さんが70年代の映画『時計じかけのオレンジ』のビデオをチェックし、「一か八かの賭けみたいな、人生どうなっていくのか、そういう危うさをこめた」と語るこだわりの歌詞、そして何度もアレンジテイクを重ねたこだわりのメロディは、名探偵コナンとのコンビネーションも抜群です。
コナンに起用されているZARDの楽曲には、それぞれのファンへ向けた坂井さんのさまざまな想いがつまっています。あらためてZARDの楽曲にふれ、コナンの世界を何十倍も何百倍も楽しいものにしてみてはいかがでしょうか。
ZARD25周年記念ライブ開催!
そんな名曲を生み出したZARDの、25周年記念のライブ「What a beautiful memory ~25th Anniversary~」が開催されます。
2016年5月21日(土)大阪・オリックス劇場
2016年5月26日(木)、27日(金)東京・TOKYO DOME CITY HALL
どの曲が演奏されるかはわかりませんが、歴史あるコナン曲も聴けるのではないでしょうか?25周年だからこそのスペシャルライブはこの3日間しか味わえない特別なものです。ボーカル坂井さんの歌声と生バンドの演奏で、ZARDにもう一度あいにいきましょう!
ZARDとアニメ『名探偵コナン』の深いつながりとは
2016.05.20 20:00
1996年の放送開始から今日まで、たくさんの人々に愛され続けているアニメ『名探偵コナン』。レギュラー放送20周年を迎えた2016年は、歴代テーマ曲のカバーや記念コンサートなど多方面でお祝いの催しが行われ、盛り上がりをみせています。
また、2016年はコナンの主題歌を数多く担当してきたZARDも25周年を迎えます。今回は、歴代コナン主題歌のなかから、ZARDのあの楽曲にスポットを当てていきたいと思います。
コナンを語るうえで欠かせない、ZARDの名曲「運命のルーレット廻して」
https://www.youtube.com/watch?v=5jslGvSrGGA
「歴代コナンの主題歌で何が好き?」
この問いかけにはさまざまな答えが返ってくると思いますが、コナンを語るうえで絶対に欠かすことのできないアーティストとして、やはりZARDの楽曲は押さえておきたいところです。
ボーカル坂井泉水さんが亡くなった2007年以降も、残された音源によるアルバム制作や、フィルムコンサートが精力的に行われるなど、コナンと同じように多くのファンに愛され続けているZARD。そんなZARDの楽曲で2016年に話題になったコナンの主題歌といえば、「運命のルーレット廻して」。
ZARDが所属するビーイングの後輩であるLa PomPonが『名探偵コナン』の放送20周年記念企画として、同曲をカバー。50代目のエンディングテーマに起用されたことから、ふたたび注目が集まりました。放送直後はTwitterを中心に「懐かしい」といった声も多く聞こえてきましたね。当時はまだ幼かった子どもたちも、今ではもうほとんどが社会人になっています。当時から放送を見ていたファンにとっては懐かしく、今の子どもたちにとっては新鮮に聞こえる楽曲なのかもしれません。
コナン原作者・プロデューサーをも強く惹きつけたZARDの名曲
「運命のルーレット廻して」は、もともとコナン4代目のオープニングとして1998年4月13日の第97話から、同年11月9日の第123話まで起用されました。コナンを語るうえでZARDは絶対に欠かせないのはもちろん、ZARDを語るうえでも、この「運命のルーレット廻して」は欠かせない楽曲となっています。
売上枚数は25万枚弱と多くはないものの、オリコンが2007年に実施した「ZARDの好きなシングルベスト10」でも、第4位にランクイン。チャリティーマラソンの合唱でおなじみの「負けないで」、ポカリスエットのCMとして親しまれた「揺れる想い」、アニメ『スラムダンク』のエンディングに起用された「マイフレンド」といったミリオンヒット作品に次ぐ結果となりました。
また、コナンファンのあいだで行われている投票の結果を見ても、同曲が上位にランクインしているケースが多く見られます。原作者である青山剛昌やアニメプロデューサーの諏訪道彦も、雑誌「名探偵コナン&金田一少年の事件簿 第7号」(2008年)のなかで、同曲を「歴代主題歌の中でも特に印象の強い楽曲の1つ」として挙げていて、ファンだけでなく、原作者やプロデューサーなどにも印象深い楽曲であることがうかがえます。
ZARDにとっては、同曲が『名探偵コナン』初タイアップとなりましたが、これ以降、何度も主題歌を担当していることからも、「運命のルーレット廻して」という曲が、「コナンといえばZARD」というイメージを強く植えつけたといえるかもしれません。
ZARD「運命のルーレット廻して」には、さまざまなバージョンが!
La PomPonがカバーしたことによって、ふたたび注目されるようになった「運命のルーレット廻して」。本家ZARDと聴き比べてみるのもおもしろいですが、ZARDの歌う「運命のルーレット廻して」だけでもさまざまなバージョンが存在することを知っていますか?
ボーカルの坂井さんが「ZARDの曲の中ではアレンジテイクがもっとも多い」と生前に語っているように、アニメのオープニングだけを見ても、第97話~115話に使われている楽曲と、第116話以降に使われている楽曲ではちがったアレンジになっていることがわかります。また、アニメで使用されたバージョンは、シングル・アルバムバージョンよりもテンポが速くなっているため、聴き比べてみるとそれぞれ印象が変わってきます。
切っても切れない、コナンとZARDの関係
坂井泉水さんが70年代の映画『時計じかけのオレンジ』のビデオをチェックし、「一か八かの賭けみたいな、人生どうなっていくのか、そういう危うさをこめた」と語るこだわりの歌詞、そして何度もアレンジテイクを重ねたこだわりのメロディは、名探偵コナンとのコンビネーションも抜群です。
コナンに起用されているZARDの楽曲には、それぞれのファンへ向けた坂井さんのさまざまな想いがつまっています。あらためてZARDの楽曲にふれ、コナンの世界を何十倍も何百倍も楽しいものにしてみてはいかがでしょうか。
ZARD25周年記念ライブ開催!
そんな名曲を生み出したZARDの、25周年記念のライブ「What a beautiful memory ~25th Anniversary~」が開催されます。
2016年5月21日(土)大阪・オリックス劇場
2016年5月26日(木)、27日(金)東京・TOKYO DOME CITY HALL
どの曲が演奏されるかはわかりませんが、歴史あるコナン曲も聴けるのではないでしょうか?25周年だからこそのスペシャルライブはこの3日間しか味わえない特別なものです。ボーカル坂井さんの歌声と生バンドの演奏で、ZARDにもう一度あいにいきましょう!
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