ラストアイドル超豪華バトル 1・13から第2シーズン

2017-12-28 00:00:00 | Weblog
http://www.chunichi.co.jp/chuspo/article/entertainment/news/CK2017122402000177.html

ラストアイドル超豪華バトル 1・13から第2シーズン
2017年12月24日


 テレビ朝日系オーディション番組「ラストアイドル」(土曜深夜0時5分)のセカンドシーズンが来年1月13日からスタートする。

 同番組は8月12日にスタート。毎回登場する挑戦者1人が暫定メンバーの中から1人を指名しパフォーマンスで対決。挑戦者が勝てば即メンバー入れ替えという過酷な闘いの末、今月16日の放送で究極のアイドルグループ「ラストアイドル」の最終メンバー7人が決定した。

 また、敗退した暫定メンバーや挑戦者らによって4つのセカンドユニット「Good Tears」「シュークリームロケッツ」「Someday Somewhere」「Love Cocchi」も誕生した。

 秋元康さん(59)のプロデュースのもと、ラストアイドルは20日にデビューシングル「バンドワゴン」を発売。秋元さんはカップリング曲となる各セカンドユニットのオリジナル楽曲も手掛けた。

 ところが、セカンドシーズンでは2枚目シングルの表題曲を歌う権利をめぐってラストアイドルファミリーが火花を散らすことになった。各グループに日本を代表する超豪華なプロデューサーがひとりずつ就任。それぞれが楽曲、ダンス、衣装までを担当した上で総当たりのバトルを行う。

 そのプロデューサー陣は秋元さん、小室哲哉(59)、織田哲郎(59)、つんく♂(49)、HKT48の指原莉乃(25)の5人。誰がどのグループを担当するかは抽選で決まる。

 ラストアイドルのセンター、阿部菜々実(15)は「5名のプロデューサーの方々は皆さん本当にすごすぎて、この企画はアイドル界に革命を起こすのではないかと思っています」と今後の展開に期待を寄せた。

   ◇

<秋元康(あきもと・やすし)> ラストアイドルのほか、AKB48グループと乃木坂46ら坂道シリーズの総合プロデューサー。「5人のプロデューサーがそれぞれの信じるやり方で彼女たちを料理して競い合うのが、この第2シーズンです。勝ち負けよりも楽しみたいという気持ち」

<小室哲哉(こむろ・てつや)> 90年代に安室奈美恵、TRF、globeらを手掛け、ミリオンセールスを連発。楽曲の総売り上げは1億7000万枚以上。「全員『WIN』、誰も負けないほうが良いんじゃないですかね(笑)。みんな勝ちたいと思うので…」

<織田哲郎(おだ・てつろう)> TUBE、WANDS、ZARD、DEENらに数々のヒット曲を提供。プロデューサーとしては相川七瀬をブレークさせた。「『相変わらず秋元さんはえげつないことをするなぁ』と思いましたが、面白さを感じチャレンジしてみようと思いました」

<つんく♂> 元シャ乱Qのボーカルで、モーニング娘。を中心とするアイドル集団「ハロー!プロジェクト」のプロデューサー。「楽しみ30、不安70かな。まだ未完成のチームを完成形に近づけていく作業。これは僕ら作り手にとっては最高の場面なんで、それはとても楽しみです」

<指原莉乃(さしはら・りの)> HKT48の現役メンバー。芸能界屈指の女性アイドルオタクで、12人組グループ「=LOVE」をプロデュース。「プロデューサーとして自分がいちばん新人であり実績もないのは一目瞭然なので、なんとか頑張って食らいついていかなければ…」

廃炉の前進実感 第1原発3号機に福島民友新聞社の記者

2017-12-27 23:42:28 | Weblog
http://www.minyu-net.com/news/news/FM20171221-229870.php

廃炉の前進実感 第1原発3号機に福島民友新聞社の記者
2017年12月21日 09時57分

 東日本大震災による津波で炉心溶融(メルトダウン)と水素爆発を起こした東京電力福島第1原発3号機に、福島民友新聞社の取材班が20日、入った。

 3号機原子炉建屋近くの装備所で半面マスクや手袋を付けて防護服を着込み、徒歩で3号機建屋に向かった。建屋や付随する施設の鉄骨は爆発でひしゃげた姿を残しており、爆発の威力の大きさを改めて感じさせた。

 作業員用の外付けエレベーターに揺られ、建屋最上部にたどり着く。鉄板や鉄骨で組み立てられ、真新しい雰囲気だ。線量は比較的低い西側で毎時約60マイクロシーベルト。高さ約18メートル、幅約23メートルのかまぼこ形のカバーの内部に入り、その大きさを実感した。フロア東側、床から6メートル下には使用済み燃料のプールが広がる。プールは青みがかった水面で、端っこにはがれきが浮いている。中をうかがい知ることはできなかったが、中には核燃料集合体計566本が残されている。

 プールのそばに近づくと、空間線量は毎時600~700マイクロシーベルトまで跳ね上がり、胸ポケットに収めた線量計のアラームが鳴り始める。東電の担当者によると、20マイクロシーベルトごとに鳴る仕組みだ。この日、取材班の積算線量は50~60マイクロシーベルトで、内部被ばくはなかった。

 最上部の北側に移動し、眼下に1、2号機の原子炉建屋と1~3号機のタービン建屋を見た。自分の立つ数十メートル下には3号機の原子炉がある。あの事故を起こした原子炉に近づいたことを認識し、これまでの作業員の努力に思いをはせた。

 東電の担当者は「建屋に入って作業を進められるようになったのは大きな一歩です」としみじみ語った。作業員用のエレベーターが昇降する間、内部にはZARDの曲「負けないで」のメロディーが流れていた。核燃料集合体の安全な取り出しに向け、廃炉への闘いは静かに、着実に進んでいると感じた。




二つの現場

2017-12-26 23:38:15 | Weblog
http://www.kahoku.co.jp/column/desk/20171221_01.html

二つの現場
2017年12月21日木曜日

 なかなか足を踏み入れることができない二つの現場を訪れる機会があった。
 一つは福島市と米沢市の境にある「二ツ小屋隧道(ずいどう)(384メートル)」。明治初期に開通した「万世大路(ばんせいたいろ)」の一部。11月半ば、安全性を確保した上で観光資源としての活用を模索する地元の旅館組合関係者の視察に歩いて同行させてもらった。
 石積みが残るつづら折りの廃道を30分。トンネル内部は所々が崩れ、地下水が流れ落ちる。巨大氷柱ができるという厳冬期に再び足を運んでみたいと思った。
 もう1カ所は12月上旬に訪れた東京電力福島第1原発3号機。遮蔽(しゃへい)材などで空間放射線量が下がり、最上階の取材が可能になった。使用済み核燃料の搬出に向けたドーム屋根やクレーンの設置工事が着々と進む。
 使用済み燃料の取り出しは廃炉の入り口にすぎない。その後に待ち受ける溶融燃料(燃料デブリ)の取り出しは難易度が格段に高い。政府や東電が掲げる30~40年での廃炉が可能か。疑念もまた残った。
 ちなみに、最上階に向かうエレベーターが上り下りする際に流れる音楽はなぜかZARDのヒット曲「負けないで」だった。(福島総局副総局長 大友庸一)