ZARDのデビュー30周年記念企画が発表 最初で最後の全国ツアー劇場上映など

2019-12-17 23:36:48 | ZARD
https://www.iza.ne.jp/smp/kiji/entertainments/news/191217/ent19121700080001-s1.html

ZARDのデビュー30周年記念企画が発表 最初で最後の全国ツアー劇場上映など
2019.12.17

 2007年に他界したシンガー・ソングライター、坂井泉水さん(享年40)の音楽ユニット、ZARDが来年2月10日にデビュー30周年を迎えるにあたり、3つの記念企画を所属事務所のビーイングが16日、発表した。.

 1つは、1990年代に主流だった8センチシングルの「負けないで」「揺れる想い」「マイ フレンド」など30タイトルを、全て12センチのマキシシングルにして2月10日に再発売される。「8センチシングルが再生できない」「CDショップで置きにくい」という声が多く、30タイトルあったことから30周年記念企画として実現した。音をよりクリアにしたデジタルリマスタリング処理も行われる。

 2つ目は、2004年に行われた最初で最後の全国ツアーのDVD映像を最新技術でフルHD(高精細度ビデオ)化され、2月10日から4月まで47都道府県の映画館で順次上映される。上映される映画館や日程、チケットの販売情報は20日正午に発表予定。

 3つ目は、1991年のデビュー以来初となるZARDのシンフォニックコンサートが開催される。5月2、3日に東京・上野の東京文化会館、6月13日に兵庫・西宮市の兵庫県立芸術文化センターで。生前の坂井さんの歌声と日本センチュリー交響楽団の演奏による美しいハーモニーが聴けそうだ。

 また、2月10日にはZARDのトリビュートバンド、SARD UNDERGROUNDが、坂井さんの未発表詞による新曲「少しづつ 少しづつ」をファーストシングルとして発売。同曲は1月4日から日本テレビ系アニメ「名探偵コナン」(土曜後6・0)の新エンディングテーマ曲としてオンエアされる。


“コピーライティング力”凄かったZARDの坂井泉水さん 「メロディーを最大限に生かす言葉を見つけてくれる人」 =織田哲郎 あれからこれから=

2019-12-17 22:44:17 | ZARD
https://www.zakzak.co.jp/ent/news/191216/enn1912160002-n1.html

“コピーライティング力”凄かったZARDの坂井泉水さん 「メロディーを最大限に生かす言葉を見つけてくれる人」 織田哲郎 あれからこれから
2019.12.16

 1996年1月、アニメ『スラムダンク』のエンディングテーマに使用されたZARDの「マイフレンド」がリリース。3月にはアニメ『ドラゴンボールGT』のオープニングテーマ曲となったフィールド・オブ・ビューの「DAN DAN心魅かれてく」がリリースされました。どちらもZARDの坂井泉水さんとのコンビでの作詞作曲です。

 今回は少し作詞というものについて話をしたいと思いますが、私は作詞には3つの要素が必要だと思っています。

 (1)コピーライティング力。ポップスはパッと聴いただけでメロディーと一緒に言葉が耳に残ることが大事です。

 (2)純粋に“詩”として人のイメージを喚起できる言葉力。

 (3)ストーリーテラーとして、数分間の歌の中で感情を揺さぶるストーリーを伝えられる構築力。

 優れた作詞家はみなそれぞれのバランスでこの3つの要素を持っています。ただ昭和の時代は(3)のストーリーテラーとしての要素がとても重要でしたが、最近は具体的なストーリーが見え過ぎること自体が古臭く感じられる傾向で、(1)と(2)が重要視されるようになっています。

 坂井さんとはいろいろな作品を一緒に作りましたが、彼女は特に“コピーライティング力”が素晴らしかったと思います。たとえば「負けないで」という曲のサビの頭の部分は、今となっては「負けないで」という言葉のためのメロディーだったとしか思えません。「DAN DAN心魅かれてく」もやはり一度聞いただけで歌詞がアタマにこびりつきます。インパクトを出すために奇をてらうのではなく、メロディーを最大限に生かす言葉を見つけてくれる人でした。

 WANDSの上杉昇くんとも「世界が終わるまでは」「このまま君だけを奪い去りたい」などを一緒に作りましたが、彼は素晴らしい“詩人”だと思います。

 話はそれますが、私はポップスやロックの世界でシンガーが“アーティスト”と呼ばれることに自分を含め違和感があります。基本的にポップスにおけるシンガーは“エンターテイナー”で、ポップスを作る人は“職人”だと思うのです。アーティストというのは、例えば草間弥生さんのような人のことではないのかと思ってしまうのです。これは別にどちらが上とか下とかという話ではありません。ただ、ジャンルの違いです。


 最近、上杉くんと一緒に演奏する機会がよくあります。彼は素晴らしいシンガーでもありますが、私は彼の本質はアーティスト寄りの“詩人”なのではないかと感じています。

 ■織田哲郎(おだ・てつろう) シンガーソングライター、作曲家、プロデューサー。1958年3月11日生まれ。東京都出身。現在「オダテツ3分トーキング」をYouTubeで配信中(毎週土曜日更新)。12月21日(土)に『クリスマススペシャルライブ』をモーション・ブルー・ヨコハマで開催。弦カルテットとの共演による『幻奏夜IV』は20年2月16日(日)=東京・丸の内コットンクラブ▽23日(日)=名古屋ブルーノート▽同24日(月・祝)=ビルボード大阪-で開催。一般予約を受付中。詳しくは公式サイトt-oda.jpへ。

ZARD、30周年記念企画でシングル30タイトルをマキシ化 ライブツアー映像の映画館上映&シンフォニックコンサート開催も

2019-12-17 01:57:07 | ZARD
https://headlines.yahoo.co.jp/article?a=20191216-00010045-realsound-ent

ZARD、30周年記念企画でシングル30タイトルをマキシ化 ライブツアー映像の映画館上映&シンフォニックコンサート開催も
2019/12/16(月) 18:05

 ZARDが、2021年2月10日のデビュー30周年を前に来年2020年から“ZARD 30周年YEAR”をスタート。8cmシングル30タイトルを12cmマキシ化はじめ、様々な記念企画を行う。


 同企画では、『負けないで』『揺れる想い』『マイ フレンド』といった8cmシングルで発表されていたシングルが12cmマキシシングルとして登場。デビュー日である2月10日に、30タイトルを一挙にリリースする。マキシシングルには最新デジタルリマスタリングが施され、ジャケットもマキシサイズ化される。

 また、2004年に行ったZARD初にして唯一の全国ライブツアー『What a beautiful moment Tour』のDVD映像を、最新技術でフルHD化し、ライブ映像を、2月10日から4月にかけて、47都道府県の映画館で順次上映する。なお、上映映画館、上映日程、チケット販売等の詳細情報は12月20日正午発表を予定している。

 さらに、1991年のデビュー以来初となるシンフォニックコンサートが、数々のアーティストのシンフォニックコンサートを手掛けるbillboard classics(主催:ビルボード・ジャパン)により、5月2日、3日に上野・東京文化会館、6月13日に西宮兵庫県立芸術文化センターで開催される。同コンサートでは、坂井泉水のボーカルと日本センチュリー交響楽団が共演。今年10月の『名探偵コナンコンサート』で、名探偵コナンのテーマソングとなった3曲(「少女の頃に戻ったみたいに」「夏を待つセイル(帆)のように」「翼を広げて」)がシンフォニックアレンジで披露されているが、ZARD単独初となる今回のシンフォニックコンサートでは、「負けないで」「揺れる想い」といった楽曲もシンフォニックアレンジされる。開演時間、チケット販売等の詳細情報は2020年1月中旬に発表する予定だ。

 そして、2020年2月10日には、坂井泉水の未公開詞による新曲「少しづつ 少しづつ」を新世代・ZARDトリビュートバンドSARD UNDERGROUNDが1stシングルとしてリリース。同曲は1月4日からアニメ『名探偵コナン』(日本テレビ系)新エンディングテーマとしてオンエアされる。リリース記念イベントも、すでに各地で開催中だ。

 なお、今回発表された企画以外にも、デビュー30周年YEARを記念した企画が予定されている。
.
リアルサウンド編集部