滝口です。遅くなりました。「第9報」をお送りします。
――――――――「第9報」(10/1)――――――――
●9月30日、現地での都市機構との調査・話し合いのまとめです。(全体で20名ほどのため、また雑木林内は広いので、いくつかにバラけて動いていました。したがって、下記以外の情報や感想などが当然あるかと思います。ぜひ、お寄せください。)
*参加者:環境会議・大栗川を楽しむ会・地球ウェーブの計11名。機構は、維持管理(植栽)工事担当4名、業務第一部(今回の計画案を出した部署)2名、造園業者2名
*名目(先方の位置付け):「タマノカンアオイ立ち合い調査」
*全員で雑木林内に入り、1時間ほど、タマノカンアオイ探しと植生観察(初めて林内に入った人も数人いたので)と作業の進み具合確認
*ところどころにタマノカンアオイの株があったが、あるはずの群生はなかったり、葉っぱが刈られていたり。
*すでに8割がた、下草刈りは進んでいた。
*「間伐工事」に関しては、基本的に中止。ただし、小田急線との境でオーバーハング状態のところ、それとトゲのある太いタラノキなどは伐採します、と。また、残りの下草刈りは、タマノカンアオイに十分注意して行ないたい、と。
*こちらサイドは、タマノカンアオイが無造作に刈られていることに「ひどい!」とか言いつつ、下草(ほぼ「アズマネザサ」)の群生も、ウグイスのためにいくらかは残してほしい、これだけ大きなシラカシ(だったか?)は市の記念物級だ、とか、ともかく手入れをしつつ、このまま丸ごと残してほしい、市に移管してほしいという主張はした。それに対して先方(「業務第一部」の人間)は、3月までにとにかく売却のメドをつけねばならない、多摩市さんが買ってくれるのに越したことはない、それが無理ならば他に売却せざるを得ない、と。また、9月8日付けの計画案は、いくつかある案のうちの1つであるような言い方をしていた。また、グリナードからハイツへの歩道橋の途中右側の階段を、「維持管理のため」とかで、1~2ヶ月のうちにつくり直す、と言っていた。
とりあえず、こんなところです。(当日参集されたみなさん、おつかれさまでした。)
●9/30発行の「けせらん・ぱさらん」(第78号)の表紙に載せてもらったものを転載します。(尚、本誌はベルブ永山のチラシコーナーで入手できます。)
―――――――――――
永山ハイツの手前、こんもりと茂る約11,000㎡の「永山駅前雑木林」。今そこに「21階建て高層住宅+3階建て商業施設」の開発計画が、突然持ちあがっています。都内でこれだけの緑がすぐ目の前に広がる「駅前」はあるでしょうか?永山駅を利用する住民の疲れを癒し、四季折々の景観を楽しませてくれる、また訪れた人々が「多摩市は緑が豊かでいいですね」と語ってくれる、多摩市の誇り、その緑のシンボルとさえ言えます。
計画案に基づき民間デベロッパーへの土地処分を企てる「都市機構」(旧住宅公団)は、市との確約をかなぐり捨ててしまいました。また、タマノカンアオイなど貴重植物も刈り取リはじめています。もはや、一歩も後へは引けません。「緑を残したい」と告げる市政といっしょになって、ここはなんとしても「市に譲渡し、そっくり丸ごと保全を」の声をあげたい! こどもたちが見ている。 たぬきも? <た>
●10月3日(月)夕方4時から、ベルブ永山・科学室にて会合を持ちます。事態が逼迫していますので、単なる情報・意見交換の場ではなく、状況把握とその共有化、そして「市に譲渡し、丸ごと保全を!」の声をあげる活動に向けた「作戦会議
」です。「知恵と力と熱き想い」を持ち寄りましょう。
●「環境フェスタ」のお知らせ・・・・・・・
・いよいよ明日2日(日)まで、パルテノンにて
・環境関連団体・学校・企業の展示会(10時~15時30分)
・シンポジウム(13時~15時30分)
・・・・多摩市における2年に一度の「環境」イベント
連絡先 滝口 t_nahoyuki@yahoo.co.jp
――――――――「第9報」(10/1)――――――――
●9月30日、現地での都市機構との調査・話し合いのまとめです。(全体で20名ほどのため、また雑木林内は広いので、いくつかにバラけて動いていました。したがって、下記以外の情報や感想などが当然あるかと思います。ぜひ、お寄せください。)
*参加者:環境会議・大栗川を楽しむ会・地球ウェーブの計11名。機構は、維持管理(植栽)工事担当4名、業務第一部(今回の計画案を出した部署)2名、造園業者2名
*名目(先方の位置付け):「タマノカンアオイ立ち合い調査」
*全員で雑木林内に入り、1時間ほど、タマノカンアオイ探しと植生観察(初めて林内に入った人も数人いたので)と作業の進み具合確認
*ところどころにタマノカンアオイの株があったが、あるはずの群生はなかったり、葉っぱが刈られていたり。
*すでに8割がた、下草刈りは進んでいた。
*「間伐工事」に関しては、基本的に中止。ただし、小田急線との境でオーバーハング状態のところ、それとトゲのある太いタラノキなどは伐採します、と。また、残りの下草刈りは、タマノカンアオイに十分注意して行ないたい、と。
*こちらサイドは、タマノカンアオイが無造作に刈られていることに「ひどい!」とか言いつつ、下草(ほぼ「アズマネザサ」)の群生も、ウグイスのためにいくらかは残してほしい、これだけ大きなシラカシ(だったか?)は市の記念物級だ、とか、ともかく手入れをしつつ、このまま丸ごと残してほしい、市に移管してほしいという主張はした。それに対して先方(「業務第一部」の人間)は、3月までにとにかく売却のメドをつけねばならない、多摩市さんが買ってくれるのに越したことはない、それが無理ならば他に売却せざるを得ない、と。また、9月8日付けの計画案は、いくつかある案のうちの1つであるような言い方をしていた。また、グリナードからハイツへの歩道橋の途中右側の階段を、「維持管理のため」とかで、1~2ヶ月のうちにつくり直す、と言っていた。
とりあえず、こんなところです。(当日参集されたみなさん、おつかれさまでした。)
●9/30発行の「けせらん・ぱさらん」(第78号)の表紙に載せてもらったものを転載します。(尚、本誌はベルブ永山のチラシコーナーで入手できます。)
―――――――――――
永山ハイツの手前、こんもりと茂る約11,000㎡の「永山駅前雑木林」。今そこに「21階建て高層住宅+3階建て商業施設」の開発計画が、突然持ちあがっています。都内でこれだけの緑がすぐ目の前に広がる「駅前」はあるでしょうか?永山駅を利用する住民の疲れを癒し、四季折々の景観を楽しませてくれる、また訪れた人々が「多摩市は緑が豊かでいいですね」と語ってくれる、多摩市の誇り、その緑のシンボルとさえ言えます。
計画案に基づき民間デベロッパーへの土地処分を企てる「都市機構」(旧住宅公団)は、市との確約をかなぐり捨ててしまいました。また、タマノカンアオイなど貴重植物も刈り取リはじめています。もはや、一歩も後へは引けません。「緑を残したい」と告げる市政といっしょになって、ここはなんとしても「市に譲渡し、そっくり丸ごと保全を」の声をあげたい! こどもたちが見ている。 たぬきも? <た>
●10月3日(月)夕方4時から、ベルブ永山・科学室にて会合を持ちます。事態が逼迫していますので、単なる情報・意見交換の場ではなく、状況把握とその共有化、そして「市に譲渡し、丸ごと保全を!」の声をあげる活動に向けた「作戦会議
」です。「知恵と力と熱き想い」を持ち寄りましょう。
●「環境フェスタ」のお知らせ・・・・・・・
・いよいよ明日2日(日)まで、パルテノンにて
・環境関連団体・学校・企業の展示会(10時~15時30分)
・シンポジウム(13時~15時30分)
・・・・多摩市における2年に一度の「環境」イベント
連絡先 滝口 t_nahoyuki@yahoo.co.jp