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再放送「世界サブカルチャー史 欲望の系譜 シーズン3 日本 逆説の60-90s 第2回 70年代編」

2023年12月08日 | TV・ラジオ・CM・映画

ジュリー主演の「太陽を盗んだ男」が紹介された、「世界サブカルチャー史 欲望の系譜 シーズン3 日本 逆説の60-90s 第2回 70年代編」が、12月11日(月) NHKBSで再放送されるそうです。PM11:30

シーズン3 第2回 70年代作品情報 - 世界サブカルチャー史 欲望の系譜

世界サブカルチャー史70年代で「太陽を盗んだ男」 - Saoの猫日和

世界サブカルチャー史70年代で「太陽を盗んだ男」 - Saoの猫日和

「世界サブカルチャー史欲望の系譜シーズン3日本逆説の60-90s第2回70年代編」明日、再放送があります。9月19日(火)午後2:30〜午後3:00シーズン3(6)日本逆説の60-90s70年...

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ブログにたっぷり、画像を貼っています。

 



 

島崎 今日子さんの本を他にも読んでみようと「この国で女であるということ」図書館で借りて読んでいます。ただ、インタビューの内容が1990年代末であるので、今読んでも時代が違うかな・・と思いながら読みました。

ですが、さすがにトップランナー達、どの女性たちのインタビューも面白い! すでに亡くなった女性もごく数人いますが、令和の今でも彼女たちは変わらず走り続けています。才能だけではない、バイタリティーと自己プロデュースにたけ、諦めない女性たち。そして勝気! 私はその一つも持ち合わせてないなぁ(^^;

そんな女性たちのエピソードに、もっと彼女たちの詳しい話が知りたい、もっと一人一人に長いページを割いて欲しいと思いました。インタビューの名手と呼ばれている島崎さんは、遠慮のない質問もぶつけて、当時50代のエステの女王、たかの由梨さんに「いずれ整形するか?」と聞きます。さすがに憮然とされたそうですが、それでも質問に答えてくれたのは、島崎さんが同じ女性だからではないか、と思いました。

筑摩書房 この国で女であるということ / 島崎 今日子 著

 

ちくま文庫 この国で女であるということ

インタビューの技は業界一と定評のある著者が『アエラ』の“現代の肖像”で掘り下げて聞いた傑作選20人。両親・友人・恩師・夫・仕事仲間などにも綿密な周辺取材を行うため...

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そんな折に、今夜の午後7時半からの関西ローカルで「あるタカラジェンヌの死」宝塚歌劇団で何が? を放送していました。団員の多くは口を閉ざして語りません。それは宝塚内部の事は決して話してはいけない、というタブーがあるからだそうです。

 

あるタカラジェンヌの死 宝塚歌劇団で何が... - かんさい熱視線

9月、宝塚歌劇団の劇団員が亡くなった。遺族側は過重労働やパワハラが原因だとして、歌劇団に謝罪と賠償を求めている。タカラヅカで何が起きていたのか。独自取材で迫る。...

あるタカラジェンヌの死 宝塚歌劇団で何が...

 

ところが、本の中でそのタブーに敢然と立ち向かっていたの女性がいました。それは天海祐希さん。インタビューは宝塚トップスター時代の1993年頃。

全く休みの無いスケジュールに「劇団は休ませてくれない、みんな段々痩せていく」それを書いていいのか、と聞く島崎さんに「書いてください、周りは止めたけど、誰かが言わなきゃいけない」

宝塚の数多のトップスターの中でも、特別な大スターだった天海祐希さんが、宝塚100周年記念式典に全く姿を現さなかったのは、劇団との確執、あるいは宝塚歌劇団という体質が嫌いなんだろうと、宝塚に詳しくない自分でもそう思っていました。インタビューの中で「宝塚で改革したいことはいっぱいある、あとに続く仲間のために」と語っていました。しかし天海さんの思うようにはならなかったので、今回のことが起こってしまったようです。

 

『この国で女であるということ 島崎 今日子【著】』には、今問題になっている、日大理事長で作家の林真理子さんの記事も有りました。自分の欲望に忠実で、欲しいものは手に入れる。実際に欲しいと願ったものを全部、若くして手に入れてきた林さん。私は小気味良いと思いましたが、同じ女性からの反発は多い事でしょう。男たちにとって、間違いなく面白くない目障りな存在であったことは、想像に難くないです。

世界サブカルチャー史80年代の放送回で、まだ世に出る前の林真理子さんが、糸井重里さんの事務所にいた時の自分の体験談を語っているのを、ブログに貼っています。

「ジュリーから電話がかかってきた。」

ジュリーから電話がかかってきた「サブカルチャー史欲望の系譜80年代①」 - Saoの猫日和

ジュリーから電話がかかってきた「サブカルチャー史欲望の系譜80年代①」 - Saoの猫日和

昨日はEテレ「世界サブカルチャー史、欲望の系譜3」、日本は70年代から80年代へ①もうジュリーの登場はないのかな、80年代半ばまでまだまだ大きな影響力を持っていたんだけ...

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今の日大問題は、林さんが あえて火中の栗を拾いにいったと思いますが、あまりに畑が違いすぎて、全く問題の収拾がついていない感じです。もっと、素人の林さんに周りのサポート体制があるべきだと思います。

島崎 今日子さんの「この国で女であるということ」は、登場する女性は20名の多さ、年代的には90年代はすでに古いと思いながら読んでいました。が、今 話題の人物が二人も出てきたので、さらに面白く読めました。

他には、坂東玉三郎、一条ゆかり、桃井かおり、北川悦吏子など・・。まだ全部読みきってはおらず、中島みゆきと、大竹しのぶは、これから読みます。先日、TVで「脱走兵」を披露した大竹しのぶさんが、文庫本の中で愛らしい笑顔をこちらに向けています。90年代末の彼女、読むのが楽しみです。

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