J友さんから情報をいただきました。有難うございます(^-^) ONE OK ROCK・Takaがファンを「批判」し「天狗」の声。 賛否両論の嵐も、あの「有名歌手」は直接批判した? http://biz-journal.jp/gj/2017/01/post_2407.html
先日、見覚えのない名前のメールが届いた。知らん、怪しいメール・・ もしかして?と気が付いた、図書館からだ。え?何か頼んでいた??とポチってみれば・・・
「少年の名はジルベール」竹宮惠子
ジュリーの名前があると、コメ欄で教えていただき図書館に申し込んで、あれから何か月たった??確か夏頃だった。 ようやく来たのか・・・ でも、もう読んじゃったのよ!
なかなか順番が来ないと愚痴っていたら、秋頃に親切な竹宮ファンのJ友さんが貸して下さったのだ! だからすでに読了済み、しかしせっかく廻ってきたんだから もう一回読み直しましょうと、また借りた。でも、ジュリーのLIVEの時期と重なったもんだから、読む時間がなくて返却期間ギリギリで、今日ようやく返してきた。(もうすでに読んでるからね)
少年愛、今はBL(ボーイズラヴ)と言い換えられる。
「少年の名はジルベール」は竹宮さんの半生記で、意外に「風と樹」発表以降の記述は少なかった。ジュリーの名前は本の終わりごろ、1974年 竹宮さんが「風と樹の詩」を連載できる場所を探している時期に出てきました。 自分が本当に書きたいもの、それは少年たちの愛。
そのころのヒット曲の中に沢田研二の「危険なふたり」とフィンガー5が私にとって味方になった。
漫画の表現は今では大きく広がってはいるけど、70年代は少年愛なんて考えられないものだったのだ。主人公は女子と決まっているし、裸はご法度。ビーチクなんてとんでもない!そんな、狭い表現の中に閉じ込められて、それこそが当たり前の時代だったんだなと いまや感慨深い。
本は大泉サロンという有名な女性漫画家たちの共同生活の成り立ちや、増山法恵という有能なプロデューサーについての詳しい記述や、創作の苛酷さに多くを割いている。竹宮さんは萩尾望都さんと一時は一緒に住んで切磋琢磨していたが、萩尾望都さんを尊敬しつつ、もちろんライバルでもあった。いつも落ち着いて、淡々とすごい作品を描き続けている萩尾望都さん。その姿に羨望し嫉妬し、大きな焦燥感を覚え次第に耐えられなくなってゆく自分の姿を、客観的にえぐるように描いていて、読むこちらの心までがヒリつくような切実さを感じた。なんて正直な人だろうか。
漫画家が描き続ける、創作し続ける大変さ、立ち止まれない。立ち止まれば即座に忘れ去られることを意味するという仕事は、ある種 かつてのジュリーたちのような流行歌手とも似ているといえよう。
ジュリーが華やかに着飾り化粧し、両性具有的な美しさを誇るように歌う時代に突入して行った70年代。竹宮さんのそれまでになかった少年愛の作品も、長い曲折と多くの闘いを経て 発表の場をようやく与えられた。自由な表現を許されていく時代になりつつあった1976年、少女達もそれを喜んで受け入れていく。これほどの作者の葛藤と情熱をもって描かれた作品だとは知らなかったのだ、私は。
私にとって初の「少年愛」というジャンルは「日出る処の天子」。たまたま、友人のコミックを見せてもらってはまった。皇子の冷たい美しさに、読んで即座に虜になっってしまい、こういうジャンルがあるのね、と知った。
「風と樹の詩」を読んだのは、発表されてすでに高い評価を得ていた1980年代も半ばになっていた。コミックファンの同僚が、私が「日出る処の天子」が好きだと知ると、い~っぱい手持ちのコミックを貸してくれたのだ。その中に「風と樹」があって、もちろん有名な作品と最初から知っていたが、やっぱり私も彼ら少年たちの魅力にはまった。私はジルベールよりも混血のセルジュ派です。妖しくも装飾的で官能的なアールヌーボーのモチーフに彩られた甘美な絵柄も、ため息がでるように美しかった。読むと甘やかで切ない気分に満たされてしまう、ため息。。。 こういう気分にさせてくれたのは、ジュリーとコミックだけです!間違いなく(笑) 連載時にリアルタイムで見ていたなら、
薄っぺらい紙に細い線で書かれただけの漫画という表現は、なんて容易く人の心を捕えてしまうのだろうか。多くの少女達がコミック本を抱きしめて眠りたい!と願ったに違いない。
明日は私に70年代からのコミックを貸してくれた元同僚と、久し振りに待ち合わせる。彼女はこの本を読んだのだろうか?
「バーのカウンターに竹宮さんのポスター」
そうでしたね!栗本薫さんはジュリーのファンであると広言していましたが
竹宮さんのファンでもあると知ったのは、ジュリー目当てで買ったJUNEでした。
私はJUNEで、竹宮さんの連載など読んで、ここで色々と学びました(^-^)
>「前にも書いたような?」いえ、初耳だと思います。
それよりも、この夏も来年の新年もすでにセットリストは決定しています。
ジュリーのMCで『50周年は夏から来年のお正月まで、タイガース時代からのA面曲を
50曲選び、ワンコーラスのみ歌う』そう話していました。
その後は、古稀のライブに突入して行きます。楽しみですね!(^-^)