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①GS I LOVE YOU 〜あの時君はすごかった!!

2020年12月29日 | タイガース・GS

J友さんから教えていただきました。こちら⇒文春のアンケート

『「紅白で本当に聴きたい歌手」ベスト20』で、ジュリーが11位です。ジュリーの画像が素敵!



今夜の『GS I LOVE YOU 〜あの時君はすごかった!!』

(出演)「ザ・ワイルドワンズ」の鳥塚しげき、植田芳暁、島英二
ミッキー吉野、加瀬邦彦の次男の加瀬友貴が出演。等
さらにゲストで、「ザ・タイガース」の加橋かつみ

他にはブルーコメッツの三原綱木さん達、パープルシャドーズの今井さん。コメンテーターに、元GSのマネージャーだった宇崎竜童さんら。

曲目はまさにこれぞGS!!という名曲ばかり・・もちろん、出演者に大いに忖度した曲目です。トッポはゲストの扱いだけど、ザ・タイガースを脱退したのにね~。他のメンバーは誰も出ないのに、こういう時はメンバー代表なのね、と、つい昔のことを思い出してしまう。

亜麻色の髪の乙女
夕陽がないている
エメラルドの伝説
君にあいたい
愛するアニタ
青空のある限り
思いでのなぎさ
青い瞳
北国の二人
ブルーシャトー
花の首飾り
廃墟の鳩
シーサイドバウンド
長い髪の少女
愛する君に
あの時君は若かった


出演者のGSメンバーの誰もかれもが70歳代以上で、あの熱気のあった1960年代の頃の若さはとうになく、声も昔のようには出ていない。けど、今も現役でやっているという誇りと矜持が、ギターを弾くそれぞれの指から見えた気がした。

嬉しいのはワイルドワンズの一員の、加瀬さんジュニアの存在です。加瀬さんの遺志を継ぐ、真面目そうで育ちのよさそうなジュニアの姿に、昔は少女のおばさんは、ついつい肩入れをしたくなるのだ。ええ息子さんがいはって、加瀬さんは幸せやね~

番組では、GSブームとはなんだったのか、何故 短命に終わったのかも考えてみようというのは、今までにない切り口です。

「GS時代のエピソード」の数々は、それを体感した本人たちが自分で語るので、とても面白かったです。

w・ワンズの島さん「それは凄かった。空港についたら、ワーワー我々の名前を呼ぶ、デビューしてちょっとしかたってないのに。人気というものを知りました。三か月くらいで、人気を感じる暇もないほど忙しく、マネージャーと四国のある街に泊まったら、乗る予定の飛行機が動き出している。マネージャーが飛行機の前で仁王立ちして、飛行機を止めた。ありえない、乗客に白い目で見られた。」「GSとは加山雄三さんが名付けた。」

ミッキー吉野「ゴールデンカップスは、なんてとこに入ったのかと思った。」綱木さん「ヒットパレードは生放送、G・カップスは、TVにサンダルで短パンで着て、着替えずに本番に出ていて驚いた。」

ザ・タイガースはモンスターバンドで、加橋さん(トッポ)はボーカル兼、ギターという紹介に、ちょっとひっかかるも、ジュリー自身が「皆が歌っていた」と話していたので、まあ いいか。人気のエピソードは?と聞かれて「寝る暇がなかった」という、アッサリしたトッポの答えでした。

「GSのファッションは喜んで着ていたのですか?」に、植田さんが「長髪グループと短髪グループに分かれていたが、同じ事務所のタイガースとは、衣装を張り合っていた。」「ミリタリールックは短髪のブルコメも着た。」「夏の冷房のない体育館で3回ステージ、中のシャツはべトベト。冷房が無いので、体育館に氷柱を立て扇風機を回した」「地方の体育館で大きな音を立てたら、何度もヒューズが飛んで、演奏が中断した」とも話していました。いかにも、60年代のエピソードですな。

ミッキー吉野「コシノジュンコ・デザインの衣装を作ってもらったのに、ハサミで切りまくり、ジャケット撮影時にはデザインが変わっていた」ミッキー「メンバー全員が放送で揃っていない時はよくあって、あちこちのTV局で出禁になった。」ジュンコさんは、あらゆるGSのユニホームをデザインしたそうです。

カルチャーに影響を与えたGSは、音楽業界を変えた。日本の音楽業界を根底から変えたのは、専属作家制度。という話に、これはまさに朝ドラ「エール」で、主人公が専属作曲家になっていたな、と思い出した。志村けんさん演じる大作曲家が、主人公と専属契約を結ぶようにと推薦したのだった。そういう制度は、自作自演のGSが変えていった。

放送作家の阿久悠さん、放送局のプロデューサーのすぎやまこういちさん、シャンソンの作詞家のなかにし礼さん、音楽ディレクターの筒美京平さんと、色々な人が詞や曲を書くようになった。ジャパニーズ・ポップスの始まりはGSです。詞がありそれにメロディーをつけていたのが、曲が先になっていった。

 

「悪貨は良貨を駆逐する」

これって単なるGSの噂にすぎないのかと思っていたけど、本当にそうだったらしい・・・

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2 コメント

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Unknown (澤ノ井謙)
2020-12-30 04:02:06
Saoさん、毎度真夜中に、お晩です。GS特番放送レポート拝読しました。小生本日夜勤の為、オンタイム視聴かなわず、でもしっかり予約録画してますので夜勤明け帰ってから芋焼酎呑みながら観るつもりです。トッポがタイガース代表という事に若干ご不満なご様子が文の端々から感じ取れますが、ま、ええやないですかー他のGSは主力メンバーが鬼籍に入られた方が多いー井上忠夫さん、ジャッキーさん、加瀬さん、チャッピー、ディヴ平尾さん、マモルマヌー、大口ヒロシさん、ショーケン、岡本信さん、アイ高野さん、ヒロミツさん、そしてシロー氏ーシロー氏はいないけどタイガースオリジナルメンバーは全員健在!物理的に今回のような企画に参加できないGSが多い中で全員健在のグループの代表として参加してるわけですからタイガースファンは幸せと思いましょう!確かに途中脱退したけどヒューマンルネッサンスを始めとしてタイガースのヒストリーに大きな足跡と記憶とインパクト残してくれた事は間違いないわけですから!それにしても、当時の想い出は「寝る暇がなかった」って、-ー確か同窓会活動の時もタイガースメモリアルクラブバンド活動の時も同じ事言ってましたよね、あの「世界は僕らを待っている」の芦ノ湖へのバスの中のシーンでトッポだけはどう見ても完全に寝てるよなあ!!という伝説のシーン有名なエピソードあるくらいですからほんまに毎日睡眠不足やったんでしょうなぁ、
そういう小生も夜勤の休憩仮眠時間が間もなく終了ー後残り五時間頑張って早く帰って録画した番組見て歌い笑い😄、そして焼酎の酔いが回って、きっと泣くんだろぉなあ😢今年もあと44時間足らずー年末は大寒波で九州もどえらい天気になりそうです。Saoさんのご近辺は大丈夫ですか?どうかお体ご自愛の上、良い新年をお迎えください!そして来年も素敵なタイガースネタ、ジュリーネタ、ーあーついでに阪神タイガースネタも、の書き込みレポート楽しみにしてます!ほな!!
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Unknown (sao)
2020-12-30 14:15:14
>澤ノ井謙さん、コメントどうも有難うございます。お仕事、お疲れさまです。
>『トッポがタイガース代表という事に若干ご不満なご様子が文の端々から感じ取れますが』
元々、ジュリーの次はトッポのファンでした。あの高い澄んだ声は聴いたことのないものに思われて、子供の私は魅了されました。ジュリーとは違う魅力は、ザ・タイガースの人気をさらに高めたと思います。今でも、あの頃のトッポの歌声を聴くと素晴らしいと思います。
だからトッポが脱退したときはショックでした。それで今でもヒッカカリは消えず、思わず皮肉をいいたくなるのです(^^ゞ
今年は多くのGSのプリンスたちが鬼籍に入りました。番組後半では、亡くなった方々の名前が紹介されています。まだまだ若い、まだまだ活躍できるはずだったと、残念でなりません。
番組では、GSの代表的な曲がたっぷり歌われています。お帰りになれば、番組をゆっくりご覧になって下さい。
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