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ショーケンの描くジュリー

2015年01月29日 | ショーケン

今朝、J友様が「こんなツイッターがありますよ」とメールをくださいました。
2008年に出版された、ショーケンの本の中で描かれたジュリー。
ただひたすら、本に書かれたジュリーがカッコイイです。

         
             ツイッターはこちらで↓

http://ju1ie526o.blog.fc2.com/blog-date-201501.html


以下、抜粋

ショーケンのジュリー 2008.11
大阪でのGS大会後、全員ヤクザに拉致され クラブで歌えと脅された時ぼくは黙ってた。泣きそうな顔をしているのもいれば、「歌っちゃおうよ」と言ってるのもいたけれど、キッパリと断ったのが沢田です。ヤクザに、面と向かってこう言った。「歌えないよ」 偉い。こいつ、度胸あるなあ、と思った。 ファンに絶対手を出さなかったのは沢田とぼくだけ PYGをやっていて、改めて気づかされたことがひとつあります。歌に関しては、ぼくは沢田研二と張り合えない、ということ。 客が入らなくても、ファン同士がケンカをしても、沢田はいつも一生懸命歌っていた。 「歌が命だ」 沢田研二は、はっきりそう言った。

ブラック・レイン最初は松田優作の役がショーケン、高倉健の刑事が勝新、若山の親分が藤山寛美!だった。ある時は原田芳雄に入れ込み、次はショーケンに入れ込んだ松田優作。「探偵物語」の服装は熱狂雷舞のオレをマネしてるよね、ブラック・レインの優作の目は「おれが『影武者』でやった武田勝頼の目だ」etcてな話のあとに おれ自身は、優作をライバルだと思ったことはない。ライバルだったと言えるとすれば、沢田研二です。しかし、優作は明らかにおれをライバルだと思っていた。 生きているころは、あの野郎、と思っていたけれど、あれほど必死になってぼくのあとを追いかけてきた役者もほかにいない。


改めて読んで、こんなにカッコイイ人が 他にいるだろうかと思いました。

私はこの本が出た時に、図書館で借りました。上の文章は要約で、GS大会で拉致された ほかのメンバーの名前も本には書いてあります。当時の映画やTV番組、有名俳優や大監督の実名も出てきて、裏話など読み応えはあります。

ジュリーはまだ、二十歳やそこらの若さです。もしかしたら、身が危ういかも知れないのに、それでも反権力には屈しない。確固とした精神を持っているからこそできる、毅然とした態度。権力者にも反権力にも、誰に対しても媚びない、自分を曲げない、屈しない。損得では動かない、昔からそうでした。
誰にも真似のできない、ジュリーの精神の強さを改めて知ることができる、ショーケンが描くジュリーの姿でした。 

天性の美貌と歌声という、世の人の誰もが持たないものを いっぱい持って生まれてきた、まさに選ばれた特別な人。誠に希有な幸運な人だというのに、実はジュリーの真の凄さは、この何者にも屈しないという精神力こそだったんじゃないのかと思います。産まれ持った天性の物も、自らの努力と精神の強さがなければ 磨かれることもなく、一時の輝きもいつかは失われる。この強さがあったからこそ、今もジュリーは私が仰ぎ見、憧れる対象なのです。つまらない周囲の騒動も、ジュリーを信じていれば、大したことがないことだと思えてきます。
「歌が命だ」そう語る、ジュリーの歌が聴きたい。これからも、ただそれだけです。                      
 

ショーケンは、役者さんとしては大変カッコイイ人だと思います。
GS時代の歌声も、ハスキーで魅力的だった。
他には代えがたいものがあった・・・けど、こういう どうしようもなくズブズブと自ら沈んでゆく破滅型タイプは、私は苦手。私は保守的な女。役の上で破滅的なのは魅力があっても、ほんとに人生破滅してたらどうするの。


誰にも真似のできない、ジュリーの精神の強さを改めて知ることができる、ショーケンが描くジュリーの姿でした。

天性の美貌と歌声という、世の人の誰もが持たないものを いっぱい持って生まれてきた
、まさに選ばれた特別な人。誠に希有な幸運な人だというのに、実はジュリーの真の凄さは、この何者にも屈しないという精神力こそだったんじゃないのかと思います。

産まれ持った天性の物も、自らの努力と精神の強さがなければ 磨かれることもなく、一時の輝きもいつかは失われる。この強さがあったからこそ、今もジュリーは私が仰ぎ見、憧れる対象です。つまらない周囲の騒動も、ジュリーを信じていれば、大したことがないことだと思えてきます。
「歌が命だ」そう語る、ジュリーの歌が聴きたい。これからも ただそれだけ。

ショーケンを愛する女性たちは、いずれも 強く一人でも生きていけそうなひとばっかり。 こういう女性には、子供っぽいショーケンは庇護してあげたい、かまってあげたいと思う対象なのでしょう。とにかく、色々事件や問題を起こすのは、どこか弱いところがあるのだわ。恐喝・・・まず人間としてどうか?

せっかく才能があっても、自らが役者生命を絶っているようなもの。ジュリーの「歌が命だ」というほどの覚悟が、ショーケンにはないのだろう、と思われても仕方がない。 今も変わらない体型程度のことなど、役者生命の支えにはなりそうもない。

前に貼った画像ですが、若いふたりを再び・・





それから、松田優作との「ブラックレイン」の役のことなど、祐也さんが書いた
本にも、その部分が取り上げられていますが、2人の言い分が違う・・・
ショーケンは、自分に都合よく書いている部分があるのかも?と思いました。
とにかく、こういうものは、自分が言ったもん勝ちです。本は残る。

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